キャンプやアウトドアフェスで大人気のHelinox Bench One。コンパクトに収納できて、座面も広い。でも買ったあとにふと思うんですよね。「あれ、背もたれってなくても大丈夫なのかな?」「後から付けられるのかな?」って。
実はこの悩み、かなり多くの人が通る道です。というわけで今日は、ヘリノックスベンチの背もたれ問題に終止符を打ちましょう。つけた場合の快適さはもちろん、気になる安定性や互換性、さらには「買わない」という選択肢も含めて、本音で話していきます。
なぜヘリノックスベンチに背もたれが欲しくなるのか
まず根本的な疑問から。ヘリノックスのベンチって座面が広くて、あぐらをかいたり足を伸ばしたりと自由度が高いのが魅力ですよね。焚き火を囲んでゆったり過ごすには最高です。
でも、人間って正直なもので、30分もすると背中が恋しくなる。特にソロキャンプで読書したり、ただボーッと空を見上げたりする時間って、実は結構長いんです。
Helinox Bench Backrestを検討する人の多くは、こんなシーンを想像しているはず。
- 焚き火の前で、深くもたれて火のゆらめきを眺めたい
- 食事のあと、コーヒーを飲みながら背中を預けたい
- ローチェアの低さが苦手で、目線の高さはキープしたいけどリラックスもしたい
この「ちょっとした贅沢」を叶えてくれるのが、後付け用の背もたれというわけです。
純正背もたれの実力と「隠れた注意点」
純正の背もたれは、さすがのひと言。装着はワンタッチで、フレームにカチッとはめ込むだけ。メーカーが設計しているだけあって、角度や高さも絶妙です。
体感的には、背中全体を支えるというより、腰から背中上部までをふんわりホールドしてくれるイメージ。完全に脱力すると、上半身がゆるやかに傾いて、自然と空が見える体勢になります。これはローチェアにはない、ベンチならではの視界の広さです。
ただ、ここでひとつ立ち止まって考えたいのが「安定性」と「地面」の関係です。純正品といえども、椅子そのものの重心が後ろ寄りになるのは物理の法則。河原の砂利や傾斜のあるサイトでは、勢いよくもたれると後ろにひっくり返る可能性があります。実際にユーザーレビューでも、柔らかい地面での不安定さを指摘する声は少なくありません。背もたれに体重を預けるときは、後ろ足の位置をしっかり確認する習慣をつけましょう。
あなたのベンチに本当に付けられるの?型番の落とし穴
ここが一番ややこしいところです。ヘリノックスのベンチにはいくつかの世代とモデルがあります。
現在販売されているHelinox Bench OneやHelinox Bench Twoには基本的に対応していますが、ごく初期のモデルや限定カラーによっては、ジョイント部分の形状が合わないケースもあるようです。
購入前には、必ずお手持ちのベンチのフレーム根元にあるロゴや刻印をチェック。メーカーの公式対応表を確認するのが確実です。また、サードパーティから販売されている汎用アダプターも存在しますが、無理に取り付けてフレームを傷めるとメーカー保証の対象外になるリスクも。安物買いの銭失いにならないよう、ここは慎重にいきましょう。
「背もたれ」という概念をちょっと広げてみる
実はヘリノックスベンチの悩みは、必ずしも純正パーツだけが解決してくれるわけではありません。視点を変えると、もっと自由なアウトドアスタイルが見えてきます。
たとえば、背もたれ兼荷物受けとして使うという発想。背もたれ部分にブランケットを掛けておけば、風よけにもなるし、なにより荷物が土で汚れません。ちょっとしたテーブルがわりにマグカップをちょこんと置いている人もいます。アクションカメラの固定台として使う猛者まで。
また、「いっそ別の椅子を持つ」という選択もアリです。背もたれ付きのベンチは、ロゴスのコンパクトキャンプベンチやDODのグッドラックベンチなど、他社からも続々と登場しています。これらは最初から背もたれが一体化していて、収納時のサイズと安定性のバランスが非常によく考えられています。
もしあなたが、「ベンチはあくまでみんなで座る用」と割り切れるなら、一人用のHelinox Chair Oneを追加購入するのもひとつの手。リラックス性能は圧倒的にチェアに軍配が上がります。
結局、背もたれはアリかナシか
答えはあなたのキャンプスタイル次第です。
「荷物を少しでも減らしたい」というミニマリストには、不要かもしれません。でも、「ベンチの上で究極のダラダラタイムを過ごしたい」という人には、間違いなく価値があります。とくに車でのオートキャンプが中心なら、重さや収納サイズのデメリットはほとんど気にならないはずです。
Helinox Bench Backrestは決して安い買い物ではありませんが、それを補って余りあるほどの「動くリビング感」をサイトにもたらしてくれますよ。
少しためらっているなら、まずは店頭で実物を触ってみること。そして買ったあとは、最高の景色のなかで思う存分背中を預けてください。それこそが、この背もたれの正しい使い方ですから。


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