アウトドアで仕事ができたら最高だと思いませんか?
キャンプ場の澄んだ空気の中でパソコンを開く。川のせせらぎを聞きながら企画書を仕上げる。想像するだけでワクワクしてくる光景です。
でも現実はなかなか厳しい。風で書類が飛ぶ、テーブルが傾いてマウスが使えない、そもそも椅子が安定しなくて集中できない。
そうした悩みを根本から解決してくれるのが、今回紹介するHelinox フィールドオフィスです。
半年間みっちり使ってわかった本音を、良いところも微妙なところも包み隠さずお伝えします。購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
そもそもヘリノックスフィールドオフィスって何?
まずは基本情報から整理しましょう。
ヘリノックスは韓国発のアウトドアブランドで、超軽量チェアで一躍有名になりました。その代名詞ともいえるのが、高強度アルミニウムポール「DACポール」を使った製品群です。
フィールドオフィスは、そのヘリノックスが提案する「外で働くためのシステム」です。単なるテーブルやチェアではなく、複数のギアを組み合わせて屋外ワークスペースを構築するコンセプトモデルなんですね。
具体的には以下のアイテムで構成されています。
- フィールドオフィステーブル:高さ調節可能なアルミ製デスク
- チェア:長時間座っても疲れにくい設計
- ライトポールや物干しロープなどの拡張アクセサリー
- 専用キャリーバッグ
すべてのパーツがシステムとして設計されているから、バラバラに買い揃えるより圧倒的に使い勝手がいい。ここが他のアウトドアテーブルと一線を画すポイントです。
設営してみて驚いた。組み立ては想像以上にラク
アウトドアギアで最もストレスを感じるのって、設営と撤収だったりしませんか?
週末の限られた時間。早くビールを開けたいのにテントと格闘。こういう経験、キャンパーなら誰しもあるはず。
その点フィールドオフィスは驚くほど簡単でした。
テーブルは脚を広げて天板をパチンとはめ込むだけ。説明書を読まなくても直感的に組み立てられます。初回でも5分かかりません。慣れれば2〜3分で完了します。
チェアも同様です。フレームにシートを通して差し込む方式で、女性の力でも問題なく設営可能。DACポールの精度が高いから、ガタつきなくスムーズに組み上がります。
撤収も各パーツを畳んでバッグに放り込むだけ。ストレスフリーな設計に、細部まで考え抜かれているなと感心しました。
実際に外で仕事してみた使用感レビュー
ここからが本題です。実際にキャンプ場で半日ほど仕事してみた感想をお伝えします。
デスクとしての安定感は折り紙つき
最初に感動したのはその安定感です。
普通のキャンプ用テーブルって、どうしても多少のぐらつきがあります。ノートパソコンを置いてタイピングすると、カタカタ揺れて地味にストレス。
でもフィールドオフィステーブルは脚の構造がしっかりしていて、タイピングしてもほぼ揺れません。地面が多少デコボコしていても、脚の長さを個別調整できるので水平が出せます。
モニタースタンドを使って外部ディスプレイを置いてみましたが、不安定さはまったく感じませんでした。これなら丸一日仕事しても大丈夫そうです。
チェアの座り心地はさすがのヘリノックス
椅子に8時間座り続けるとなると、クッション性より姿勢のサポートが重要になります。
ヘリノックスのチェアは、骨盤をしっかり支えてくれる設計です。深く腰掛けても沈み込みすぎず、背筋が自然に伸びる角度に仕上がっています。
実際5時間ほど連続で作業しましたが、腰の痛みはゼロでした。自宅のオフィスチェアより快適かもしれない。そう思えるレベルです。
小物収納の工夫が素晴らしい
仕事道具の置き場に困らないのも高評価ポイントです。
テーブルの天板下にはメッシュの収納トレーが付いていて、スマホやモバイルバッテリー、ペンなどの小物をまとめられます。
サイドにはドリンクホルダーも装着可能。缶コーヒーを倒してパソコンが水没、なんて悲劇を防げます。
ケーブル類をまとめるギアストラップも地味に便利。配線が絡まらず、見た目もスッキリします。
あえて言う。ここは微妙だったポイント
良いところばかり書くのはフェアじゃないので、気になった点も正直に挙げておきます。
重さはそれなりにある
軽量で有名なヘリノックスですが、システム全体となるとそれなりの重量になります。テーブル単体で約3.3kg。チェアを含めると5kgを超えます。
ソロキャンプで徒歩移動するようなスタイルだと少し厳しいかもしれません。車移動が前提と考えておいたほうが無難です。
価格は正直安くない
Helinox フィールドオフィスの価格帯は、一般的なキャンプ用テーブルの2〜3倍。コスパだけで見れば割高です。
ただ、これは投資と考えるべきだと個人的には思います。毎日使う仕事道具なら、安物買いの銭失いになるよりずっといい。快適さは生産性に直結しますから。
風が強い日は紙が飛ぶ
当たり前ですが屋外なので、突風が吹けば書類は飛びます。文鎮やクリップは必須です。これは製品の問題ではなく自然相手の宿命ですね。
どんな人にフィールドオフィスは向いているか
半年間使ってみて、この製品が特に刺さるのは以下のような方だと感じました。
- リモートワークがメインで気分転換に外で仕事したい
- キャンプと仕事を融合させたワークキャンプに興味がある
- 自宅の書斎より開放的な環境でクリエイティブ作業をしたい
- 道具は良いものを長く使いたいと考えている
逆に、たまにしかアウトドアに行かない方や、とにかく軽さ重視という方にはオーバースペックかもしれません。その場合はヘリノックスの通常テーブルや、他社の軽量モデルを検討したほうがいいでしょう。
周辺アクセサリーでさらに快適に
フィールドオフィスの魅力は拡張性です。以下のアクセサリーを揃えると仕事効率がさらに上がります。
サンシェード
直射日光を遮るタープがあると、画面の見やすさが段違いです。ヘリノックス純正のタープポールを使えば、テーブルと一体化したシェードを構築できます。
ポータブルバッテリー
電源サイトなら問題ありませんが、フリーサイトで作業するなら大容量バッテリーは必須。ノートパソコン2〜3回分は充電できるモデルを選びましょう。
モバイルWi-Fiルーター
キャンプ場の電波状況は場所によって大きく変わります。安定した通信環境のために、キャリア別に複数の選択肢を持っておくと安心です。
競合製品とも比べてみた
スノーピークやDODなど、他ブランドのフィールドテーブルとも比較してみました。
スノーピークのスノーピーク フィールドテーブルは木製天板で質感が高く、焚き火を囲むような用途に最適です。ただし重量があり、仕事向きの機能はフィールドオフィスほど充実していません。
DODのDOD キャンプテーブルはコスパに優れ、カジュアルなキャンプにぴったり。ただ長時間のパソコン作業にはやや剛性不足を感じました。
結果的に、ガチで外仕事をするならヘリノックスフィールドオフィスが最もバランスが取れているというのが率直な感想です。
ヘリノックスフィールドオフィスはこんな未来を叶えてくれる
最後にあらためて伝えたいのは、これは単なるキャンプ用品ではないということです。
ワークスタイルに自由をもたらすツール。そう表現するのが一番しっくりきます。
朝一番の陽光を浴びながらメールチェックする。お昼は川のそばでサンドイッチをかじりつつウェブ会議。夕方になったらパソコンを閉じて、そのまま焚き火の時間に突入する。
そんな一日を、フィールドオフィスは実現可能にしてくれます。
デスクに縛られない生き方に興味がある方にとって、これほど心強い相棒はないでしょう。
アウトドアと仕事の境界線を溶かしたい方、ぜひ一度Helinox フィールドオフィスをチェックしてみてください。あなたの働き方が変わるかもしれません。

コメント