キャンプやアウトドアで大人気のヘリノックスチェア。「軽くて丈夫」がウリだけど、長く使っているとどうしても「壊れた」って声を耳にしますよね。実は僕も先日、お気に入りのHelinox チェアワンのフレームがポキッといってしまい、かなりショックを受けました。
でも大丈夫。壊れ方によっては自分で直せるし、たとえ重症でもメーカー修理という心強い味方がいるんです。この記事では、ヘリノックスが壊れたときの具体的な対処法と、そもそも壊れにくくする使い方のコツまで、実体験を交えながらお話ししていきます。
ヘリノックスが壊れたらまずやること
「あ、やばい」と思った瞬間、ついパニックになって無理やり引っ張ったり、瞬間接着剤でくっつけようとしたりしませんか?ちょっと待ってください。まずは落ち着いて、壊れた箇所をじっくり観察するところからスタートです。
確認すべきポイントはこの3つ。
- どのパーツが壊れたのか(フレーム・ハブ・ショックコード・シート生地など)
- 購入時期と保証の有無
- 破損の原因に心当たりはあるか
特に大事なのが1つ目の「壊れた箇所」の特定。これによって修理の難易度やかかる費用がまったく変わってきます。では、パーツ別に具体的な修理方法を見ていきましょう。
パーツ別・壊れたときの修理方法と費用の目安
1. ショックコード(ゴム紐)が切れた・伸びきったケース
これはヘリノックスあるあるのNo.1かもしれませんね。フレームの中を通っているゴム紐が、経年劣化で切れたり伸びきったりすると、ポールがバラバラになって組み立てられなくなります。
自分で修理する場合
実はショックコードの交換はDIYで十分可能です。必要なものは以下のとおり。
- 交換用のショックコード(太さ3mm前後が一般的)
- ハサミ
- ライター(切り口のほつれ止め用)
手順は簡単。古いコードを引き抜いて、新しいコードをポールに通し、端を結んでライターで焼いてほつれを止めるだけ。慣れれば10分もかかりません。ショックコードはアウトドア ショックコード 3mmあたりで数百円で手に入ります。
メーカー修理を利用する場合
公式の修理サービスでは、ショックコード交換は1本あたり1,000〜2,000円程度(税別)が目安。送料は別途かかりますが、仕上がりはさすがのクオリティです。
2. フレーム(ポール)が折れた・曲がったケース
これが一番ショックが大きい壊れ方ですよね。アルミ製のポールは強い衝撃や想定外の方向への負荷でポキッといくことがあります。
自分で修理できるか?
結論から言うと、フレームの破損は基本的にDIY修理はおすすめしません。無理に接着しても強度が保てず、座った拍子に再破損してケガをする危険があります。
メーカー修理を利用する
ヘリノックス正規輸入代理店であるHelinox 正規品のアウトドアプロダクツジャパンでは、有償でのパーツ交換を受け付けています。ポール1本あたりの交換費用は3,000〜5,000円程度が目安。購入から1年以内の初期不良であれば無償対応になるケースもあるので、まずは保証書を確認してみてください。
3. ハブ(中心の継ぎ手パーツ)が割れたケース
あまり多い故障ではありませんが、無理な力をかけると樹脂製のハブが割れることがあります。
こちらもフレーム同様、自分で直すのは難しいのでメーカー修理が基本。ハブ交換は2,000〜3,000円ほどで対応してもらえるケースが多いようです。
4. シート生地が破れた・ほつれたケース
ポールが刺さるコーナーポケット部分に負荷がかかって破れたり、うっかり焚き火の火の粉で穴を開けてしまったり。
小さい穴なら、アウトドア用のリペアシートやテント補修テープで応急処置が可能です。テント補修テープ ギアエイドなどを使うと、かなりしっかり塞げます。ただし見た目はどうしても気になるもの。きれいに直したいならメーカー修理でシート交換(5,000円〜)という選択肢もあります。
壊れたときの自力修理、どこまでやっていいの?
「公式修理って時間かかりそうだし、自分で何とかしたい」という気持ち、よくわかります。僕もそうです。でも、安全に使うための線引きはしっかりしておきたいところ。
DIY修理OKなケース
- ショックコードの交換
- シート生地の小さな穴の補修
- ポール先端のキャップ(小さな樹脂パーツ)の紛失→代用品で対応可能
プロに任せるべきケース
- ポール本体の破損・変形
- ハブの破損
- 荷重がかかる部分の大きな破損
「たかがチェア」と思うかもしれませんが、壊れたまま無理に使って転倒→骨折なんてことになったら洒落になりませんからね。
そもそも壊れないために。今日からできる長持ちのコツ
壊れてから慌てるより、壊れない使い方を知っておくのが一番です。ヘリノックスユーザー歴5年の僕が実践しているコツをお伝えします。
設営時の「グッ」をやりすぎない
ポールをハブに差し込むとき、つい力任せにグイッとやりたくなりますが、これがフレームとハブ両方にじわじわダメージを与えます。差し込みが硬いときは、角度を微調整しながらゆっくり差し込むのが正解。
地面はなるべく平らに
傾斜地で使うと4本の脚に均等に体重がかからず、特定のポールだけに負荷が集中します。どうしても傾斜地で使うなら、脚の下に石や板をかまして水平をとってあげてください。
砂や泥がついたら拭き取る
細かい砂がポールの継ぎ目に入ると、摩擦で少しずつ削れていきます。特に海辺で使ったあとは、真水でさっと流して乾かす習慣をつけると長持ちします。
収納はゆるく
収納ケースに無理やり押し込むと、ショックコードが常に引っ張られた状態になって劣化が早まります。余裕を持って収納しましょう。
焚き火の近くは要注意
座面がメッシュタイプのモデルは、飛んできた火の粉で小さな穴が開きやすいです。風向きを考えて距離をとるか、火の粉ガードになる前垂れ的な布をかけると安心です。
壊れたヘリノックスを修理に出すときの流れ
「やっぱりプロに任せよう」と決めたら、ここからの流れをチェック。
- まずは正規輸入代理店「アウトドアプロダクツジャパン」の公式サイトで修理受付状況を確認
- 問い合わせフォームか電話で症状を伝え、見積もりを依頼
- 了承したら製品を発送(元の箱がなくても大丈夫、プチプチでしっかり包めばOK)
- 修理完了まで2〜4週間程度待つ(繁忙期はもう少しかかることも)
並行輸入品や中古で買った場合でも、有償修理には応じてくれるケースがほとんどなので、まずはダメ元で相談してみてください。あと、購入時期を証明できるレシートや保証書は大切に保管しておきましょう。
どうしても直らない・修理費が高いと感じたら買い替えという選択も
ポールが複数本折れて修理代が1万円を超えそうなケースや、何年も使い込んでシートもフレームも全体的にくたびれてきた場合は、新品への買い替えを検討するタイミングかもしれません。
最新モデルはフレームの強度が改良されていたり、座り心地がアップしていたりします。今お使いのモデルが廃盤になっているなら、Helinox チェアワンやHelinox サバンナチェアなど、定番モデルをチェックしてみてはいかがでしょうか。
部品取りとして古いチェアを保管しておくのも手です。ショックコードやポールキャップなど、無事なパーツは後々役立つことがありますよ。
まとめ:ヘリノックスが壊れたときは慌てず、壊れ方に合った対処を
ヘリノックスが壊れたと感じたときの対処法をまとめると:
- ショックコード切れなら自分で交換できる(数百円で解決)
- フレームやハブの破損は無理せずメーカー修理へ(3,000〜5,000円が目安)
- 小さな生地破れは補修テープで応急処置OK
- 日頃のメンテナンスと丁寧な扱いで壊れにくくなる
せっかくのいいチェア、ちょっと壊れたくらいで諦めるのはもったいないですからね。状態を見極めて、最適な方法で復活させてあげてください。キャンプ場であの座り心地をまた味わえる日を楽しみに!

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