というわけで、実際に僕がこのコラボ品を触って感じた“人をダメにする快適さ”と、他ではあまり語られないラミダスが仕掛けた「収納の罠」の話をさせてほしい。
ただの色違いじゃない。ラミダスが仕掛けた「収納の革命」
ヘリノックスとラミダスのコラボ。正直、最初は「どうせブランドロゴ入れただけの限定色でしょ?」って斜に構えてた。すみません、完全に間違いでした。
このコラボの本質は、「一度座ったら立てなくなる」と噂されるヘリノックスの快楽を、さらに底上げするための機能追加だ。ラミダスはバッグブランド。彼らは「イスやテーブルを“持ち運ぶ”ときの収納」ではなく、「座っている“最中”の小物の置き場」を徹底的にデザインし直してきた。これがもう、ずぼらキャンパーへの殺し文句でしかない。
これがあったら手が届かないイライラと無縁になる
キャンプあるある。せっかくチェアに深く腰を下ろして「ふぅ…」とビールに手を伸ばした瞬間、スマホが鳴る。テーブルの上だ。立ちたくない。でも取らなきゃ。その一連の「面倒くさい」を、このコラボは根本から消し去ってくれる。
スウィベルチェア:ポケットに救われる背中
ヘリノックス スウィベルチェアのコラボモデル。定価25,850円。360度回転する座面は知っての通りなんだけど、こいつの真骨頂は背もたれの両サイドにこっそり追加されたマチ付きメッシュポケット。
ここにスマホを突っ込めば、後ろを振り向かずとも手が届く。しかもメッシュだから、着信の光にも気づけるんだよね。乾き物のお菓子を忍ばせておくのもアリ。背もたれにもたれながらポリポリ…動きたくない人間の完成です。
チェアミニ:軽さの裏に隠れた大容量
ヘリノックス チェアミニ。最軽量クラスで定価16,500円。これ、座面の裏に小物収納ポケットがついてるんだよ。冗談みたいな話でしょ? 座ったままではちょっと取り出しにくいけど、焚き火用のグローブとか、読んでる文庫本の一時置き場としてこれ以上ない便利さ。
そして極めつけは、スタッフバッグをそのままフレームにぶら下げられるループ。設営したらバッグの置き場って意外と困るからね。ゴミ袋としても使える。これ、通常モデルにこそ付けるべきだろって本気で思う。
テーブルワン:飲み物だけじゃないサイドポケット
ヘリノックス テーブルワン。定価25,300円。真ん中のドリンクホルダーは純正でもおなじみだけど、コラボ版は天板の両端に収納袋が追加された。
ここがミソで、このポケット、マチが広いから小袋の調味料とか、使いかけのカトラリーをポイポイ放り込める。バーベキューの途中で「あれ、塩どこやった?」がなくなる。テーブルの上は常にすっきり。見た目も機能も、軍事的な合理性すら感じる。
コットコンバーチブル:寝ながらにして究極の支配
ヘリノックス コットコンバーチブル。定価68,200円。コットにまで収納ポケットをつけるとは、ラミダスは本気で人間を寝かせきりにするつもりらしい。
頭側の小物ポケットにスマホとモバイルバッテリーを入れておけば、もう朝まで動く必要はない。脚を取り外してロースタイルにすれば、地面からの冷気を遮りつつ、リビングの床でゴロゴロしてるのと同じ次元の楽さを野外で実現できる。これで68,200円は、安いのか高いのか、価値観が揺らぐ。
ヘリノックス ラミダスはただの過去の遺物か?
ここまで読んで、「で、それどこで買えるの?」という当然の疑問がわくと思う。残念ながら、このヘリノックス ラミダスコラボは2021年8月の限定発売だ。つまり、今からの新品入手はまず無理。これは厳しい現実。
でも、諦めるのはまだ早い。キャンプギアは“巡り合わせ”がすべてだ。フリマアプリや中古ショップでたまに顔を出すことがある。そのときは価格が定価より上がっていることも覚悟しなきゃいけないけど、「機能で選ぶ」と決めているなら探す価値は大いにある。
もし「さすがにそこまでして…」と思うなら、このコラボが教えてくれた「チェアに収納は必要だ」という真理を、自分でカスタムして再現するのも手だ。市販の汎用ドリンクホルダーや、キャプテンスタッグのサイドポケットをヘリノックスのフレームに取り付ける猛者もいる。
でもね、最初からデザインされてる一体感はやっぱり違うんだよなあ。だからこそ、僕は今日もメルカリの検索画面を更新してしまうのだ。もしかしたら、あなたと競合になるかもしれないけど。

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