アウトドア好きなら誰もが一度は耳にしたことがある「パタゴニア」と「ポーラテック」。この二つの名前が並ぶだけで、信頼感とワクワクが止まらなくなるのは私だけでしょうか。
極寒の山岳地帯から、風が冷たい冬の街角まで、私たちの体を優しく、そして力強く守ってくれるフリース。その心臓部とも言えるのが、ポーラテック社が開発する高機能素材です。
「パタゴニアのフリースが欲しいけれど、種類が多すぎてどれが自分に合うのかわからない」
「R1とR2って結局何が違うの?」
「最新のラインナップで、今買うべきモデルはどれ?」
そんな疑問を抱えているあなたのために、今回はパタゴニアとポーラテックの深い絆から、2026年現在の最新おすすめモデルまで、余すことなくお届けします。この記事を読み終える頃には、あなたにぴったりの「相棒」が見つかっているはずですよ。
パタゴニアとポーラテックが紡いできたフリースの歴史
まず知っておきたいのが、パタゴニアとポーラテックの関係性です。実は、現代私たちが当たり前のように着ている「フリース」という衣類そのものが、この両者の共同開発から生まれました。
1980年代、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードは、濡れても重くならず、保温性に優れた素材を求めてモルデン・ミルズ社(現在のポーラテック社)とタッグを組みました。そこで誕生した「シンチラ」こそが、フリースの原点です。
それ以来、両者は常にアウトドアウェアの限界を押し広げてきました。汗を素早く吸い上げるベースレイヤーから、熱を閉じ込める厚手のミドルレイヤーまで、パタゴニアのテクニカル・フリースの多くにはポーラテックの技術が息づいています。
パタゴニアのウェアを選ぶということは、単にブランドを買うだけでなく、数十年におよぶ革新の歴史を身にまとうということ。そう考えると、一着一着への愛着もより深まりますよね。
迷ったらここをチェック!R1とR2の決定的な違い
パタゴニアのレギュレーター・フリース(Rシリーズ)を検討する際、最も多くの人が悩むのが「R1」と「R2」の違いです。かつては厚みの違いとしてシンプルに分類されていましたが、現在はより機能が細分化されています。
R1シリーズ:動くための「行動着」
R1の最大の特徴は、裏地の「グリッド構造」にあります。四角いブロック状の起毛が並んでおり、ブロックの間には隙間があります。
- 保温と通気のバランス: ブロックが熱を蓄え、隙間から余分な熱と蒸気を逃がします。
- 伸縮性: 激しい動きにも追従する高いストレッチ性を持っています。
- 用途: 登山、クライミング、スキーのハイクアップなど、常に体を動かして汗をかくシーンに最適です。
特にパタゴニア R1 プルオーバーのような定番モデルは、薄手ながらもしっかりと体温を維持してくれるため、一年中出番がある万能選手です。
R2シリーズ:温かさを守る「防寒着」
一方でR2は、R1よりも毛足が長く、より多くの空気を蓄えることができる設計です。
- 圧倒的な保温性: 繊維の間にデッドエアを溜め込み、厳しい寒さの中でも体温を逃がしません。
- 圧縮性: かさばる見た目に反して非常に軽く、バックパックの中で小さく収納できます。
- 用途: 厳冬期のミドルレイヤーや、動かない時間の長いキャンプ、冬の日常着として活躍します。
最近では、従来の毛足の長いモデルに加えて、表面に耐摩耗性を持たせたパタゴニア R2 テックフェイス ジャケットが登場するなど、よりタフな環境に対応する進化を遂げています。
「動くならR1、止まるならR2」という基本を押さえておくだけで、モデル選びの失敗はぐんと減りますよ。
2026年最新!パタゴニア×ポーラテックのおすすめ6選
それでは、今手に入れるべき注目のラインナップをご紹介します。2026年のトレンドは、単なる保温性だけでなく「防風性」や「環境配慮」がキーワードになっています。
1. R1 プルオーバー・フーディ
これぞパタゴニアの銘品。Polartec Power Grid素材を使用し、驚くほどの軽さと吸湿発散性を実現しています。フードはバラクラバ(目出し帽)のようにぴったりとフィットするため、冷たい風から顔周りを守るのにも役立ちます。
2. R1 テックフェイス・ジャケット
「フリースは風を通すから寒い」という弱点を克服したモデルです。裏地はポーラテックのグリッド構造で温かく、表面は耐久撥水加工が施されたダブル織り素材。これ一着でソフトシェルのような役割も果たしてくれるため、荷物を減らしたいミニマリストにもおすすめなパタゴニア R1 テックフェイスです。
3. R1 サーマル・ジャケット
かつてのR2に近い保温性を持ちながら、R1シリーズの機動力を兼ね備えた新世代の厚手フリースです。非常に滑らかな肌触りで、一度袖を通すと脱ぎたくなくなるほどの心地よさ。極寒地のベースレイヤーの上に着るミドルレイヤーとして、これ以上の選択肢はありません。
4. R2 テックフェイス・フーディ
R1テックフェイスよりもさらに保温性を高めた一着です。毛足の長い裏地がしっかり熱を蓄え、強固な表面素材が岩場での擦れや冷気から身を守ります。本格的なアイスクライミングや冬山登山に挑むなら、持っておいて損はないパタゴニア R2 テックフェイスの最高峰です。
5. キャプリーン・サーマルウェイト
「これはフリースなの?下着なの?」と驚かれるかもしれませんが、実はこれもPolartec Power Gridを採用した立派なフリースファミリーの一員です。肌に直接着ることで、汗を瞬時に吸い上げ、常にドライな環境をキープ。冬の激しい運動には欠かせない裏方の大本命です。
6. クラシック・レトロX・ジャケット
機能性重視のテクニカルモデルとは一線を画す、パタゴニアのアイコン的存在。厚手のポーラテック・フリースと防風バリヤーを組み合わせたこのジャケットは、もはや説明不要のカッコよさ。キャンプサイトや街中での防寒着として、世代を超えて愛され続けているパタゴニア レトロXは、一着持っておけば間違いありません。
後悔しないサイズ選びとメンテナンスのコツ
せっかく手に入れた高品質なウェアも、サイズが合っていなかったり、手入れが不十分だったりすると、その性能を100%引き出すことができません。
サイズ選びの注意点
パタゴニアのテクニカルモデル(R1やR2など)は、基本的に「スリム・フィット」で作られています。これは、肌に密着させることで汗の吸い上げを良くし、デッドエアを効率よく溜めるためです。
もしあなたがレイヤリング(重ね着)のインナーとして使うなら、いつものサイズを選ぶのが正解。逆に、街着として少しゆとりを持って着たいのであれば、ワンサイズ上げるのも一つの手です。パタゴニアはUSサイズが基準なので、パタゴニア ウェアを購入する際は、公式サイトのサイズチャートを念入りにチェックしましょう。
長持ちさせる洗濯術
ポーラテック素材は非常にタフですが、熱には弱いです。洗濯機で洗う際は、以下のポイントを守ってください。
- 裏返しにしてネットに入れる: 表面の毛玉(ピリング)を防ぎ、ジッパーの損傷を避けます。
- 常温の水で洗う: お湯は繊維を傷める原因になります。
- 柔軟剤は使わない: 柔軟剤の成分が繊維をコーティングしてしまい、吸湿発散性が落ちてしまいます。
- 陰干しをする: 速乾性に優れているので、乾燥機を使わなくてもすぐに乾きます。
正しくケアをすれば、パタゴニアのウェアは10年、20年と使い続けることができます。古くなっても修理(リペア)を受け付けてくれるのがパタゴニアの素晴らしいところ。ボロボロになるまで使い倒すことこそ、真の環境保護につながります。
パタゴニアのポーラテック徹底解説!R1・R2の違いと2026年最新おすすめ6選のまとめ
パタゴニアとポーラテック。この最強のコンビが生み出すフリースは、単なる「温かい服」以上の価値を提供してくれます。
過酷な環境下で命を守る信頼性、激しい動きを妨げない自由なストレッチ性、そして地球環境への深い配慮。一着のウェアを選ぶという行為が、山でのパフォーマンスを向上させるだけでなく、持続可能な未来への一歩にもなるのです。
- アクティブに動くなら、通気性抜群のR1シリーズ
- 寒さからじっくり身を守るなら、保温性の高いR2シリーズ
- 風が強い日やアウター兼用なら、テックフェイスモデル
2026年の最新ラインナップから、あなたのライフスタイルに最適な一着をぜひ見つけてください。一度その快適さを知ってしまったら、もう他のフリースには戻れなくなるかもしれませんよ。
大好きなパタゴニアのウェアに袖を通して、次の週末は山へ、あるいは静かな森へ出かけてみませんか。
パタゴニアのポーラテック徹底解説!R1・R2の違いと2026年最新おすすめ6選を参考に、あなたにとって最高の「相棒」が見つかることを心から願っています。

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