焚き火を囲んでのんびり過ごす時間って、キャンプの醍醐味ですよね。でも、せっかく買ったお気に入りのヘリノックスチェアに火の粉で穴が開いたら……想像するだけで悲しくなりませんか?
実は僕も一度やらかしたことがあります。買ったばかりのHelinox チェアワンに小さな穴がポツポツと。あのショックといったらもう。
というわけで今回は、焚き火シーズンに絶対知っておきたいヘリノックスチェアの守り方から、穴が開いちゃったときの補修テク、さらには焚き火との相性がいいモデル選びまで、まるっとお伝えしていきます。
なぜヘリノックスチェアは焚き火で穴が開きやすいのか
まずは「なんで?」という根本の話から。ヘリノックスチェアの座面には、軽量で丈夫なポリエステルやナイロン素材が使われています。これ、強度は申し分ないんですが、熱にはめっぽう弱い。
焚き火から飛んでくる火の粉の温度って、実は600℃以上あるんです。一瞬で繊維が溶けて、小さな穴がポツッと。これが積み重なると、見た目が悪くなるだけでなく、強度にも影響してくるんですよね。
さらに厄介なのが、チェアが軽すぎること。ちょっとした風で倒れて、焚き火に突っ込んだら……もう取り返しがつきません。実際にSNSでも「風でチェアが倒れて燃えた」なんて悲痛な投稿をちょくちょく見かけます。
焚き火におすすめのヘリノックスチェア3選
火の粉対策の前に、まずは焚き火シーンに合うモデルを選んでおきたいところ。僕が実際に使ってみて「これいいな」と思った3つを紹介します。
グラウンドチェア
座面が地面スレスレの高さだから、薪をくべるときにかがまなくていいんです。足を伸ばして焚き火を眺められるのも最高。風で倒れにくい低重心設計なのも、地味に重要なポイントです。
サンセットチェア
ハイバックで頭までしっかり預けられるから、焚き火を見上げながらのんびりできる。テーブルとの高さの相性も良くて、飲み物を置いてくつろぐのにぴったり。座面高があるぶん、立ち座りもラクです。
チェアツーホーム
背もたれが長めで、体をすっぽり包み込んでくれる感覚。焚き火の揺らぎをぼーっと眺める時間が、さらに贅沢になります。ただ少し重めなので、オートキャンプ向きかもしれません。
火の粉からチェアを守る必須アクセサリー
さて本題。大事なチェアを火の粉から守るには、専用カバーがやっぱり頼りになります。いくつか使ってみた中から、本気でおすすめできるものをピックアップしました。
テンマクデザイン コットンチェアカバー
これ、めちゃくちゃ優秀です。コットン素材で火の粉がついてもサッと落とせるし、ズレにくい設計だからストレスフリー。毛羽立ちや毛の付着も気にならないので、黒いウェアを着て座っても安心です。値段はやや張りますが、買って損はないです。
オレゴニアンキャンパー 難燃ファイヤープルーフ コンパクトチェアカバー
マイヤー毛布と同じ素材でできていて、難燃性がウリ。厚手だから火の粉が貫通しにくいんですよね。お値段も比較的手頃で、コスパ重視ならこれ一択。ただし毛が少し抜けやすいので、そこだけ要注意です。
チェアアンカー
意外と見落としがちなのが、風で倒れるのを防ぐアイテム。Helinox チェアアンカーを地面に差しておけば、突風が吹いても安心。焚き火に突っ込む大惨事を防げます。数千円でチェア1脚を守れると思えば、むしろ安い買い物です。
もし穴が開いたら?補修方法を徹底解説
「やっちまった……」そんなときのために、補修テクも知っておきましょう。僕も何度か助けられました。
ギアエイド テネシアステープ ギアパッチ
アウトドアギアの補修用に開発された専用テープです。防水性と伸縮性があって、布にしっかり密着する。貼ってしまえば剥がれる心配はほぼなく、見た目もそこまで気になりません。チェアの内側から貼ればさらに目立たなくなります。
ナイロン補修シート
100均でも手に入る手軽さが魅力。応急処置には十分使えます。ただ、長期間の使用だと剥がれてくることもあるので、あくまで一時しのぎと考えておいたほうが無難です。キャンプの最中に穴が開いて「とりあえずどうにかしたい!」という場面には重宝します。
補修するときは、まず穴の周りをきれいに拭いて、シートやパッチを穴より一回り大きくカット。あとはしっかり圧着するだけ。これでまだまだ戦えます。
失敗談から学ぶ、焚き火とヘリノックスチェアのリアル
ここでちょっと、僕の恥ずかしい失敗談をひとつ。火の粉が飛んできた直後に慌てて立ち上がったら、今度はチェアが倒れて火のすぐそばに……。もうパニックです。
そこから学んだのは、「火の粉を見つけても焦らない」こと。落ち着いて手で払えば防げたはずでした。あと、焚き火からは最低でも1.5メートルは離れて座ること。この距離感、意外と大事です。
メッシュタイプのチェアは特に火の粉に弱いので、焚き火のときは使わないと決めています。どうしても使いたいなら、必ずカバーをかけてからにしてください。
仲間内では「焚き火専用チェア」と「普段使い用」で分けている人もいます。そこまでできるなら理想ですが、まずはカバーとアンカーで対策するのが現実的ですね。
焚き火で使うヘリノックスチェア、結局どうすればいいのか
長々とお伝えしてきましたが、結論はシンプルです。
まずは焚き火シーンに合ったモデルを選ぶ。低めのグラウンドチェアか、ゆったり座れるサンセットやツーホームがおすすめ。そして火の粉対策には、コットン素材の専用カバーが最も確実。風対策のチェアアンカーも忘れずにセットする。
それでも穴が開いたら、ギアエイドのパッチでしっかり補修。たったこれだけのことで、お気に入りのヘリノックスチェアを何年も焚き火と一緒に楽しめるようになります。
キャンプの夜、炎のゆらめきを眺めながら、お気に入りの一脚に身を預ける時間は何にも代えがたいですからね。大事なチェアと焚き火、どちらも諦めずに両立させていきましょう。

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