「東京で一番高い山で、星空を見ながらテント泊してみたい」
そう思って検索したあなた、きっとワクワクしながら準備を始めているところですよね。
でも実際に計画を立てようとすると、予約って必要なの?水場はどこにあるの?装備は何を持っていけば安心?と、疑問が次々に湧いてくるはず。
この記事では、2026年シーズンに雲取山テント泊を計画している方に向けて、最新の予約事情から実践的な装備リスト、初心者でも無理なく歩けるモデルコースまで、リアルな情報をぎゅっとまとめました。
山頂で迎える朝日も、満天の星空も、しっかり準備すれば必ずあなたの宝物になりますよ。
雲取山テント泊の魅力とは?東京最高峰で過ごす特別な一夜
雲取山は標高2,017m。東京都で一番高い山でありながら、奥多摩の深い森と秩父の山並みに囲まれた、まさに都心から行ける別世界です。
テント泊の最大の魅力は、なんといっても山頂付近で迎える夕陽と朝陽。
昼間に日帰り登山客で賑わう山頂も、夕方から早朝はテント泊組だけの静かな空間になります。空気が澄んでいれば、東京の夜景と満天の星空を同時に楽しめる贅沢なロケーションです。
「テント泊ってハードルが高いんでしょ?」と思うかもしれませんが、雲取山は山小屋が近くにあるため、万が一のときも安心。山小屋で提供される食事や宿泊と組み合わせれば、テントに慣れていない方でもリスクを減らせます。
初めてのソロテント泊にも、仲間同士の山行にも、雲取山はぴったりの山なんです。
2026年の雲取山テント場事情をチェック!予約必須の「五十人平」と選択肢
雲取山には主に3つのテント泊スポットがあります。2026年シーズンの最新情報を確認しておきましょう。
五十人平野営場(要予約・4月29日~11月30日)
山頂まで徒歩約20分の場所にある、雲取山テント泊の定番スポットです。
2026年シーズンは4月29日から11月30日まで営業。完全事前予約制で、利用協力金は大人(中学生以上)1人1泊2,000円です。
予約は1か月前の同日からスタート。たとえば4月29日〜5月31日分の予約は、4月22日午前9時から受付開始でした。週末や連休はすぐに埋まってしまうので、予約開始日をカレンダーにメモしておくのがおすすめです。
標高約1,900mに位置し、トイレは比較的きれいに管理されています。テントを張れる平地は意外と少なめなので、早めに到着して場所を確保したいところです。
雲取山荘テント場(通年・予約不要)
山頂直下、標高1,950m付近にある雲取山荘のテント場も人気です。五十人平よりさらに山頂に近く、朝日を見に山頂へ飛び出しやすいのが魅力。
2026年4月時点でテント場は利用可能。山荘での受付が必要で、売店もあるので食料や飲み物の補給ができて心強い存在です。避難小屋としての役割も持ち、天候急変時の逃げ場がある安心感はテント泊初心者にありがたいポイントです。
七ツ石小屋キャンプ指定地(通年・要予約)
標高1,597mに位置する七ツ石小屋にもキャンプ指定地があります。365日営業していますが、こちらも事前予約が必要です。
山頂からは離れていますが、そのぶん静かで落ち着いた時間を過ごせます。「人混みを避けてゆっくりしたい」という方におすすめです。
テント場選びのポイント早わかり
- 五十人平:山頂に近く景色良好、予約必須、4月下旬〜11月末
- 雲取山荘横:山頂直下、通年利用可、山小屋の安心感あり
- 七ツ石小屋:標高低めで静か、通年営業、予約制
雲取山テント泊のモデルコース【初心者向け・1泊2日】
初めての雲取山テント泊にぴったりな、「鴨沢(かもさわ)ルート」を使った1泊2日のモデルコースを紹介します。
1日目:鴨沢バス停から七ツ石山を経由してテント場へ
JR奥多摩駅からバスで約35分、「鴨沢」バス停で下車。ここが登山口です。
鴨沢から小袖乗越(こそでじょうごし)までは舗装路を40分ほど歩きます。ここから本格的な登山道。ブナの森を抜けながら七ツ石山を巻くルートで、ゆっくり登って約5〜6時間でテント場に到着します。
早めにテントを設営したら、明るいうちに山頂へ下見がてら散策しておくのがおすすめ。夕陽の時間を見計らって再訪すれば、刻々と変わる空の色を独り占めできます。
2日目:山頂でご来光を見て下山
早朝、ヘッドランプを点けて山頂へ。雲取山山頂からのご来光は、富士山や南アルプスのシルエットを染め上げる絶景です。
テントに戻って朝食をとったら、荷物をまとめて下山開始。余裕があれば七ツ石山山頂に寄り道するのもいいですね。七ツ石神社の狼像や、運が良ければ富士山の眺めも楽しめます。
下山後は「もえぎの湯」で汗を流すのが定番。奥多摩駅前の温泉で、バスで奥多摩駅に戻る途中に立ち寄れます。
雲取山テント泊で失敗しない装備リスト
「テント泊って何を持っていけばいいの?」という声をよく聞きます。必須装備からあると便利なアイテムまで、2026年春の実際のテント泊体験をもとに整理しました。
必ず持っていくべき基本装備
- テント(3シーズン用でOK、自立式が設営しやすい)
- シュラフ(標高1,900mの夜は冷えるので快適温度0℃以下が安心)
- マット(地面からの冷気を遮断するために必須)
- ヘッドランプ(予備電池も忘れずに)
- ガスバーナーとクッカー(山荘の売店に頼らない自炊スタイルなら)
- 防寒着(ダウンジャケットはもちろん、ダウンパンツもあると朝晩の冷え込みに強い)
- レインウェア(突然の雨や風よけにも使える)
- 水(テント場に水場はないので、鴨沢でたっぷり補給。目安は1人2〜3リットル)
- 行動食・非常食
2026年春の体験談からわかった「あると助かる」アイテム
実際に2026年4月に雲取山でテント泊した方の声を拾ってみると、いくつかリアルなアドバイスが見つかりました。
「3シーズン用シュラフでも夜間は肌寒かった」。思ったより冷え込むので、シュラフカバーや湯たんぽ代わりのナルゲンボトルがあると快適です。
「虫が思ったより多かった」。標高が高くても春先は虫が出ます。虫除けスプレーやネットを用意しておくと、テント内でのんびり過ごせます。
「五十人平はトイレがきれいで助かった」。紙は備え付けがありますが、念のため携帯トイレ用の袋やティッシュを持参すると安心です。
あると山時間がもっと楽しくなる快適アイテム
- モバイルバッテリー(山頂は電波が入ることもあり、写真を撮るとバッテリー消費が早い)
- 山専用ボトル(温かい飲み物を保温できて夜明け前の山頂で大活躍)
- イヤープラグ(夜風でテントがバタつく音が気になる方に)
- 軽量チェア(テント前でのんびりコーヒーを飲む時間が格別)
雲取山テント泊でよくある質問と注意点
水場はあるの?
テント場に水場はありません。鴨沢ルートの場合、鴨沢バス停近くの水場か、小袖乗越の水場(涸れていることもあるので要確認)で補給しておく必要があります。
雲取山荘で水や飲み物を購入できることもありますが、営業時間外や品切れの可能性もあるため、基本的には担ぎ上げる計画でいきましょう。
トイレ事情は?
五十人平野営場にはバイオトイレが設置されており、比較的きれいに管理されています。トイレットペーパーも備え付けあり。
雲取山荘にもトイレがあります。七ツ石小屋にもありますが、数が限られているので混雑時は時間に余裕を持って。
テント場の混雑状況は?
五十人平は予約制になったことで以前より緩和されましたが、それでも連休や紅葉シーズンは混み合います。テントを張れる平地が限られているため、到着が遅くなると傾斜地に設営することになるかも。
金曜泊や平日泊を選べると、よりゆったり過ごせます。
初心者が気をつけるべきことは?
- 標高差約1,500mあるので、普段から登山に慣れておくこと
- 天気予報は直前までチェック(山の天気は変わりやすい)
- 単独行の場合は家族や知人に登山計画を共有しておく
- 体調不良や天候悪化のときは無理せず山荘に泊まる判断も大切
【まとめ】雲取山テント泊で東京の一番高い場所から最高の朝を迎えよう
雲取山テント泊は、しっかり準備すれば初心者でも十分楽しめる山行です。
2026年シーズンは五十人平野営場が4月29日から予約制でオープン。人気の週末は早めに埋まるので、カレンダーを見ながら計画を立ててみてください。
テントを張って、夕陽を眺めて、星空の下でゆっくり過ごす時間は、日帰り登山では味わえない贅沢。
標高2,017mの東京最高峰で迎える朝日が、あなたの忘れられない思い出になりますように。
安全登山で、素敵な雲取山テント泊を楽しんできてくださいね。

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