「自宅の庭でサウナに入れたら最高なのに」
「キャンプついでに本格ロウリュを楽しみたい」
そんな思いからテントサウナに興味を持ったあなた。でも実際に買おうとすると、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷いますよね。
私も最初はそうでした。薪ストーブと電気ストーブの違いすらよくわからず、ネットの情報を何時間も見比べたものです。
そこで今回は、実際に購入して後悔しないためのポイントを、タイプ別の特徴からメーカー比較まで、がっつりお伝えしていきます。
テントサウナとは?まずは基本をおさえよう
テントサウナって簡単に言うと「耐熱仕様のテントの中にストーブを入れてサウナにする」というもの。キャンプ道具の延長線上にあるアウトドアギアです。
でも普通のキャンプ用テントとはまったくの別物。耐熱温度や換気構造がまったく違うんです。一般的なテントにストーブを入れたら、最悪の場合は溶けたり火災の原因になったりするので絶対にやめてくださいね。
テントサウナ専用のテントは、高温に耐えられる素材でできていて、かつ煙突用の開口部が設けられています。さらに換気口もちゃんと設計されているので、安全にロウリュも楽しめるわけです。
タイプ別でわかる!ドーム型・キューブ型・カマボコ型の違い
テントサウナ選びで最初に悩むのが「形」です。ドーム型とキューブ型、どっちがいいんだろう?ってなりませんか。実はここが一番大事な選択ポイントなんです。
ドーム型テントの特徴
ドーム型は、天井がアーチ状になっているタイプ。この形状のおかげで空間容積が小さく、とにかく熱くなりやすいのが最大のメリットです。
ロウリュをしたときの蒸気の回り方も理想的で、天井に沿って上昇した蒸気が自然に降りてくる感覚はまさに本格派。MORZHやSAVOTTAといった海外の老舗メーカーがこの形を採用しているのも納得です。
設営はポールを通す必要があるので15分から30分くらいかかりますが、そのぶん風に強く安定感があります。本格的な熱さを求めるならドーム型一択でしょう。
キューブ型テントの特徴
一方で「設営が面倒くさいのはちょっと…」という方に大人気なのがキューブ型です。折りたたみ傘みたいにパッと広げるポップアップ式が主流で、設営はわずか1分。
AMBERやSUNGAといった国産ブランドが得意としている形状で、初心者でも気軽に始められるのが魅力です。内部も広々としていて圧迫感がないので、サウナ初心者や家族で楽しみたい方に向いています。
ただし空間が広いぶん、ドーム型に比べると温度上昇はややマイルド。でも80度から90度くらいまでは十分に上がるので、ゆったり楽しみたいならこっちで全然アリです。
カマボコ型テントの特徴
「仲間とワイワイ大人数で楽しみたい!」という方にはカマボコ型がおすすめ。トンネル状の大型テントで、6人から12人くらいまで入れるモデルもあります。
内部をカーテンで仕切れば前室を着替えスペースにできたりと使い勝手も抜群。ただし重量があるので持ち運びは車必須、設営も2人以上いないと厳しい場合が多いです。
薪ストーブと電気ストーブ、どっちを選ぶべきか
テントの形が決まったら次は熱源選び。これによってサウナ体験の質がガラリと変わります。
薪ストーブの魅力と注意点
薪ストーブの最大の魅力は、なんといっても圧倒的な高温体験です。うまく焚けば100度以上も余裕で到達します。
炎のゆらぎを眺めながら入るサウナは、ただ温まるだけじゃない贅沢な時間。薪がパチパチと燃える音や、ほのかに香る木の匂いも格別です。まさに五感で楽しむサウナ体験ですね。
ただし、薪の調達から火起こし、煙突の設置まで準備に手間がかかるのは事実。キャンプ慣れしていない方には少しハードルが高いかもしれません。価格帯も一次燃焼タイプで5万円前後から、二次・三次燃焼の高性能モデルだと10万円以上します。
電気ストーブならではの手軽さ
「とにかく手軽に楽しみたい」「火を使うのはちょっと怖い」という方には電気ストーブがおすすめ。コンセントに繋ぐだけですぐに使えて、煙も出ないから火気厳禁のキャンプ場でもOK。
ただ現実的な話、1500Wクラスの家庭用コンセントでは出力に限界があって、温度は80度から95度くらいが上限です。本格派の高温サウナを求めるとちょっと物足りないかも。
それと電気ストーブに対応しているテントは基本的に1人用サイズが多いので、複数人で楽しみたいなら薪ストーブ一択になります。
忘れちゃいけないロウリュ対応の確認
ストーブ選びで見落としがちなのが「ロウリュ対応かどうか」です。サウナストーンを載せるスペースがないストーブだと、せっかくの水かけができません。
「ロウリュしてこそサウナでしょ!」という方は、必ずストーブ上部にストーンをセットできるタイプを選んでくださいね。
人気メーカーを徹底比較!特徴を知って賢く選ぼう
実際に買うとなると、やっぱり気になるのは「どのメーカーがいいの?」というところですよね。それぞれ特徴が全然違うので、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。
MORZH(モルジュ)の特徴
ロシア発のMORZHは、テントサウナ界のトップランナー的存在。最大の特徴は3層構造による圧倒的な断熱性能です。氷点下20度の極寒地でも使えるというから驚きですよね。
実際に使ってみると、外気温が低くてもテント内はしっかり熱がキープされていて、ロウリュの蒸気も長持ちします。冬キャンプでもガンガンサウナを楽しみたいヘビーユーザーにおすすめです。
価格帯はテント単体で19万円前後からと少々お高めですが、その価値は十分にあります。ちなみに製品名はMORZH テントサウナでチェックできますよ。
AMBER(アンバー)の特徴
「とにかく設営が楽なのがいい」という初心者さんに圧倒的な支持を得ているのが国産ブランドのAMBERです。ポップアップ式で1分もあれば設営完了。女性ひとりでも余裕で扱えます。
スターターキットも充実していて、テント・ストーブ・ストーンが全部揃ったセットもあるから「何を買えばいいかわからない」という状態からでも安心して始められます。価格帯も7万円台からと比較的手頃です。
製品詳細はAMBER テントサウナで確認してみてください。
SAVOTTA(サヴォッタ)の特徴
フィンランド生まれのSAVOTTAは、本場の雰囲気を味わいたい方にぴったり。軍隊でも採用されるほどの高い耐久性が自慢で、生地は厚手でしっかりしています。
デザインも無骨でかっこよく、設営しているだけで「通」な感じが出ますね。ドーム型特有の熱の回り方も秀逸で、ロウリュしたときの蒸気の降り方はさすが本場フィンランドといったところ。
SAVOTTA テントサウナで価格やレビューをチェックできます。
SUNGA(スンガ)の特徴
大阪発のSUNGAは、コストパフォーマンスの高さが魅力。キューブ型のポップアップ式で、AMBERとよく比較されるブランドです。
実際のユーザーレビューを見ると90度近くまで温度が上がったという声も多く、価格の割に性能がしっかりしている印象です。「まずはお試しで始めてみたい」という方にうってつけのブランドと言えるでしょう。
SUNGA テントサウナで詳細を見てみてください。
Mobiba(モビバ)の特徴
「サウナを背負って旅に出たい」そんなアウトドアガチ勢に刺さるのがMobibaです。ドーム型テントがリュックのように背負えるという画期的なデザインで、機動力を最重視する方に支持されています。
とはいえMORZH同様に本格的な3層構造で断熱性もバッチリ。価格は18万円台からと安くはないですが、「どこでもサウナ」を実現したい方には最高の相棒になるはずです。
製品はMobiba テントサウナで探してみてください。
購入前に必ずチェックしたい5つのポイント
「よし、買うぞ!」と決める前に、最後に確認しておきたい重要なポイントをまとめました。
1. 付属品はどこまで含まれているか
セット販売されている商品でも、実は温度計や一酸化炭素チェッカーが別売りだったりします。特に一酸化炭素チェッカーは安全面で絶対に必要なアイテムなので、付属していなければ必ず別途購入しましょう。
薪ストーブを使う場合は換気を怠ると一酸化炭素中毒のリスクがあります。自己責任とはいえ、これはケチってはいけない部分です。
2. 収納時のサイズと重量
車に積んで運ぶことを考えると、収納サイズと重量は意外と大事です。特にドーム型はポールが長くなるので、軽自動車だと積み方に工夫が必要な場合も。
キューブ型は折りたたみ傘のようにコンパクトになるので、収納スペースが限られている方におすすめです。
3. 耐熱温度と素材の品質
安価な海外製テントの中には、耐熱温度が低くてすぐに劣化してしまうものもあります。口コミやレビューで「数回使ったら穴が開いた」といった報告がないか、購入前にチェックしておくと安心です。
4. 煙突の取り回しやすさ
薪ストーブを使う場合、煙突の設置がスムーズにできるかどうかも重要なポイント。テントの煙突穴の位置や大きさ、付属の断熱カバーの品質によって使い勝手が大きく変わります。
5. アフターサポートの有無
テントサウナは消耗品です。長く使っているとテント生地が傷んだり、ストーブの部品が劣化したりします。国内に正規代理店があるブランドなら、補修パーツの取り寄せや修理相談がしやすいので安心です。
初めてのテントサウナ購入で失敗しないために
ここまで読んでいただいて、自分に合ったテントサウナのイメージは湧いてきましたか?
最後に私から一言アドバイスさせてください。
テントサウナ選びで一番大事なのは「どんなシチュエーションで使いたいか」を明確にすることです。
ソロキャンプでじっくり熱さを追求したいのか、家族や友人とワイワイ楽しみたいのか。自宅の庭で気軽に使いたいのか、車に積んであちこち遠征したいのか。
この目的がはっきりしていれば、おのずとドーム型かキューブ型か、薪ストーブか電気ストーブかの答えは出てくるはずです。
そしてもうひとつ。安全に楽しむための備えだけは絶対に忘れないでくださいね。一酸化炭素チェッカーと温度計は必須アイテムです。
それでは、あなたのテントサウナライフが最高のものになりますように。よいサウナを!

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