キャンプやイベントで活躍してきたお気に入りのテント。気づけば色あせてしまって「もう寿命かな…」なんて思っていませんか?実はそれ、買い替えずに自分で塗り直せるんです。しかも専用の塗料を使えば、折りたたんでもひび割れない、べたつかない、本格的な仕上がりが期待できます。
今回は、テントの色あせやリメイクに特化した専用塗料「大同塗料のテントカラー」について、実際の使い方から評判まで、まるっとお話ししていきますね。
大同塗料のテントカラーってどんな塗料?
「テントに普通のペンキを塗ったら、乾いたときにパリパリ割れちゃった…」という失敗談、意外と聞くんです。テントは折りたたんだり引っ張ったりするものだから、一般的な塗料だと塗膜が硬すぎて追従できないんですね。
大同塗料のテントカラーは、そんな悩みを解決するために開発された塩化ビニル樹脂系の油性塗料です。
最大の特徴は、乾燥後も塗膜が柔らかく、折り曲げてもひび割れしにくいこと。さらに、重ねて収納してもべたつかない処理がされているので、キャンプから帰ってきてテントを開けたら「くっついてて悲惨…」なんてことにもなりません。
カラーバリエーションは全13色。単なる補修だけでなく、ワンポイントでロゴを描いたり、大胆に色を変えてオリジナルテントを作ったりと、DIYの幅がぐんと広がりますよ。
自分のテントに塗れる?対応素材をチェック
「良さそうな塗料だけど、うちのテントの素材に合うのかな?」
ここはすごく大事なポイントです。使えない素材に塗ってしまうと、密着しなかったり、最悪の場合素材そのものを傷めてしまったりします。
使える素材(塗装OK)
- ナイロン
- テトロン
- ビニロン
- ビニール系のテントやシート
- アクリル板
- 塩ビ板
一般的なキャンプ用テントの多くは、これらの素材で作られています。
使えない素材(塗装NG)
- ポリエチレン製のシートや成型品
- ポリプロピレン製のシートや成型品
いわゆる「ブルーシート」として売られているものはポリエチレン製が多いんです。あれには残念ながら密着しません。もし手元のテントの素材がわからないときは、まず説明書きを確認してみてくださいね。
実際に塗ってみよう!テントカラーの使い方とコツ
「テントカラーを使ってみたいけど、塗り方がわからない」という方のために、基本的な流れと、きれいに仕上げるためのちょっとしたコツをお伝えします。
用意するもの
- 大同塗料 テントカラー(必要な色と量)
- ラッカーシンナー(希釈と道具の洗浄用)※塩ビ用シンナーでも代用可
- 刷毛 または ローラー(ローラーのほうがムラになりにくいです)
- マスキングテープ
- ウエス(ボロ布)
- 使い捨て手袋
塗装の手順と注意点
1. 下地処理(ここが一番大事!)
テントの表面には、製造工程で使われた離型剤や、長年の使用による油汚れが付いています。これを落とさないと、塗料がうまく乗りません。
ウエスにラッカーシンナーを含ませて、塗装面をしっかりと脱脂してください。新品のテントは特に念入りに。
2. 試し塗りをする
「え、面倒くさい」と思うかもしれませんが、これが失敗を防ぐ鉄則です。
目立たない端の部分に少しだけ塗ってみて、密着するか、変質しないかを必ずチェックしましょう。これをやらずに全面塗って「剥がれた…」となると、泣くに泣けません。
3. 希釈する
テントカラーは原液のままだと少し粘度が高いので、ラッカーシンナーで20〜30%ほど薄めます。
ここで注意!うすめ液(ペイントうすめ液)を使うと分離してしまうことがあります。必ずラッカーシンナー(または塩ビ用シンナー)を使ってくださいね。これは実際にレビューで「分離しちゃった」という声があったポイントなので、覚えておくと良いですよ。
4. 塗装する
刷毛でも塗れますが、広い面はローラーを使うと断然ムラなく仕上がります。
一度に厚塗りしようとせず、薄く2〜3回に分けて重ね塗りするのがコツです。乾燥時間は20℃で約2時間が目安。気温が低いと乾きにくくなるので、様子を見ながら進めてください。
5. 完全乾燥させる
触ってみてべたつかなくても、塗膜が完全に硬化するまでは少し時間がかかります。できれば一晩くらいは広げたまま乾燥させてから収納すると安心です。
実際どうなの?テントカラーの評判と口コミ
ネット上の口コミやレビューをチェックしてみると、ポジティブな声と一緒に、いくつかの「なるほど」と思う声も見つかりました。
良かった点(ポジティブな評判)
- 「20年前のテントが見違えた。買い替えを考えていたけど、これでまだまだ使える」
- 「テントの張り替えに比べたらコストが圧倒的に安い。DIY初心者でも思ったより簡単だった」
- 「塗った後も柔らかくて、ちゃんと折りたためるのがすごい。ベタつきがないのも快適」
- 「色あせた部分だけでなく、気分転換に全体の色を変えたら新しいテントを買った気分になれた」
気になる点・注意したい口コミ
- 「色を混ぜて使おうと思ったけど、思った色にならなかった。できるだけ完成色に近いものを選んだほうがいい」
- 「刷毛で塗ったら筋が目立った。広い面はローラーが必須だと感じた」
- 「独特のシンナー臭があるので、換気の良い場所でやらないと大変」
匂いについては油性塗料なので仕方ない部分もあります。集合住宅のベランダなどで作業する場合は、周囲への配慮も忘れずに。
テントカラーはどこで買える?容量と価格の目安
「さっそく試してみたい!」という方のために、購入方法と価格の目安もご紹介しておきますね。
テントカラーはホームセンターで見かけることは少なく、主にAmazonや楽天などの通販サイト、または大同塗料の公式オンラインショップでの取り扱いが中心です。
- 500ml缶:約5,200円〜6,500円(色によって価格が異なります)
- 3L缶:大型テントの全面塗装など、まとまった量が必要な方向け
- 16L缶:業務用レベルの大容量
500mlで約2〜3平米を2回塗りできる計算なので、例えばツールームテントの目立つ部分だけを補修したいなら500mlで十分。全面塗り替えなら、テントのサイズを見ながら必要な量を計算してみてください。
買い足しや希釈に必要なもの
塗装を始めてから「あ、これもいるじゃん!」とならないように、一緒に揃えておくとスムーズですよ。
まとめ:テントカラーで愛着のある一品をもう一度
色あせてしまったテントは、決してゴミではありません。ちょっとした手間と専用の塗料があれば、思い出の詰まった一張りをよみがえらせることができるんです。
大同塗料のテントカラーは、テントという特殊な素材に特化した、ほかにはない頼もしい塗料です。
「新しく買うのは予算が…」「愛着があって捨てられない」そんなときは、ぜひDIYでの塗り替えに挑戦してみてください。きれいに生まれ変わったテントと過ごす次のキャンプは、また格別な時間になるはずですよ。

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