キャンプを始めたいけど、どんなテントを選べばいいかわからない。そんな悩みを抱えているなら、まずは「Soomloomテント」という選択肢を知ってほしいんです。
聞き慣れない名前かもしれませんが、実はキャンプ上級者の間でじわじわと人気が広がっている隠れた名品ブランド。特に「ミリタリーテント」というジャンルで、驚くほどのコストパフォーマンスを発揮しているんですよ。
今回はこのSoomloomテントについて、実際に使ってみてわかった「ガチな使い心地」から、初心者が迷いやすいサイズ選び、そして誰でも簡単にできる設営のコツまで、余すところなくお話ししていきます。
そもそもSoomloom(スームルーム)ってどんなブランド?
「Soomloomって初めて聞いたけど、どこの国のブランド?」
多くの人がそう思うはずです。Soomloomは主に韓国発のアウトドアブランドで、日本ではまだ大手アウトドアショップの店頭にズラリと並んでいるわけではありません。
じゃあ、どこで買うの?というと、主戦場はAmazonや楽天といったオンラインショップ。だからこそ、店舗経費や中間マージンが削られて、この「圧倒的な価格」が実現しているわけです。
特徴をざっくりまとめると、こんな感じ。
- とにかく頑丈:分厚いポリコットン素材(TC素材)を採用しているモデルが多く、焚き火の火の粉にも強い。
- ミリタリーデザイン:無骨で男心をくすぐるデザイン。ベージュやカーキ、ブラックといった色展開が渋い。
- コスパ最強:有名ブランドの半額以下で、同等のスペックを持つモデルもザラ。
なぜSoomloomテントは「コスパ最強」と呼ばれるのか?素材と機能をチェック
「安いってことは、すぐ壊れるんじゃないの?」という不安、当然ありますよね。その疑問を解消するために、Soomloomテントの中核をなす「素材」にフォーカスしてみましょう。
多くのモデルに採用されているのは、ポリエステル65%、コットン35%の混紡素材「TCテクノロジー」。
これがめちゃくちゃ優秀なんです。
- 結露しにくい:ナイロンテントの大敵である「朝の水滴ポタポタ」が格段に少ない。これだけでストレスが激減します。
- 通気性が良い:コットンが呼吸しているので、夏は涼しく、冬は暖かい。オールシーズン使えます。
- 遮光性が高い:朝日で「まぶしくて寝ていられない!」というキャンプあるあるを防いでくれます。テント内が暗く保たれるので、朝までぐっすり。
これらの機能が、有名ブランドの「ポリコットンテント」だと10万円コースなのに、Soomloomテントなら3万円台から手に入ってしまう。これが「コスパ最強」と言われる最大の理由です。
【サイズ別】失敗しないためのSoomloomテントおすすめモデル紹介
ここが一番気になるところですよね。Soomloomにはいくつかのモデルがありますが、「これ買っとけば間違いない」という代表格をサイズ感別にご紹介します。
ソロキャンパーに最適!「Soomloom ウォールテント ベルテント」
一人でじっくり焚き火を眺めたい人には、このベルテントタイプがドンピシャです。
Soomloom ベルテント
コンパクトに畳めるのに、中は思ったより広々。センターポール1本で立ち上がるので、設営が本当にラク。ポリコットン素材のおかげで、ストーブを入れても結露知らずです。
デュオ・ファミリーに人気「Soomloom パップテント」
「ソロには広すぎるけど、ファミリーには狭い」という絶妙なサイズ感がクセになるパップテント。
Soomloom パップテント
前室が広く取られているので、急な雨でも荷物が濡れず、タープなしでもなんとかなっちゃう万能選手です。設営に少しコツがいるので、このあとの設営のコツをしっかり読んでから挑戦してくださいね。
見た目重視派へ「Soomloom オールドスクール TC ワンタッチテント」
「とにかく設営が面倒くさい!」という方には、まさかのワンタッチモデルもあります。
Soomloom ワンタッチテント
一瞬で立ち上がるのに、生地はちゃんとしたTC素材。見た目もオールドスクールなランタン型で、サイト映え間違いなし。初心者ファミリーの最初の一張りにもおすすめです。
Soomloomテントの設営のコツ。ポールを通す順番が命!
ここだけは正直にお伝えします。
Soomloomテントは、素材がしっかりしている分、「重い」です。
そして、取扱説明書が驚くほどシンプル(悪く言えば不親切)な場合があります。
しかし、いくつかのコツさえ掴めば、設営は驚くほどスムーズになります。
- コツ1:必ず「風上」に入口を向けるな
ミリタリーテントは風を受ける面が大きい。設営中に風で煽られてポールが折れたら悲劇です。風向きを読んで、背面から風を受けるように設置しましょう。 - コツ2:ポールは「引く」な、「押し込む」な
太いスリーブにポールを通すとき、無理に引っ張ると摩擦で布を傷めます。通す側の布を手繰り寄せて、ポールを「押し込む」ようにすると驚くほどスルッと入ります。 - コツ3:ペグダウンは最後の最後
まずはポールを立てて、テントを起こす。その後、出入り口のジッパーがスムーズに動く位置を探しながら、徐々にペグダウンしていくのが正解です。最初に四隅をガチガチに固定してしまうと、ジッパーが閉まらなくなることがよくあります。
Soomloomテントを買う前に知っておきたい、正直なデメリット
いいところばかり書いても信用されないので、リアルなデメリットもお伝えしておきます。
- 重い:コンパクトカーのトランクだと、他のギアを積むのに一苦労する重さです。軽量登山には絶対に向きません。
- 防水スプレーは必須:TC素材は新品状態だと完全防水ではありません。雨に濡れると繊維が膨らんで水を弾くようになるのですが、初張り前に必ず「撥水スプレー」でメンテナンスすることを強くおすすめします。
- 初期臭:新品時、独特の綿と染料の匂いがします。こればかりは「ミリタリー感」と割り切るか、一度陰干しして匂いを飛ばしましょう。
まとめ:Soomloomテントは「育てる楽しみ」がある相棒
Soomloomテントは、買ってすぐに完璧な快適さを保証してくれる「ホテル」のような存在ではありません。
むしろ、ちょっと手がかかるけど、使えば使うほど自分の身体に馴染んでくる「革靴」や「デニム」のような存在です。
- 結露に悩まされている人
- デザイン重視でサイトをカッコよく決めたい人
- そして、初期投資を抑えて本格キャンプを始めたい人
そんなあなたにとって、このSoomloomテントはきっと頼もしいキャンプの相棒になってくれるはずです。設営のコツさえ掴んでしまえば、もう他の薄っぺらいテントには戻れなくなるかもしれませんよ。

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