九州のアウトドア好きにとって、聖地とも言える場所が福岡の天神にあります。以前は大名エリアに店舗を構えていた「パタゴニア 福岡」ですが、現在は天神ビッグバンの象徴的なビルへと移転し、さらにパワーアップしているのをご存知でしょうか。
「場所が変わってからまだ行けていない」「会社帰りに行きたいけれど営業時間がわからない」という方のために、新しくなったパタゴニア福岡の魅力を徹底的に深掘りします。単なるショップの枠を超えた、この場所ならではの体験についてお伝えしていきます。
天神のど真ん中へ!パタゴニア福岡の新しい場所とアクセス
かつて大名の路地裏で親しまれていたパタゴニアが、2022年3月に現在の「天神ビジネスセンター」1階へと移転しました。明治通りに面した開放感のある路面店となり、視認性は抜群です。
地下鉄空港線「天神駅」から向かう場合は、13番出口を目指してください。駅直結のビル内にあるため、雨の日でも濡れることなくお店にたどり着けるのが最大のメリットです。福岡市内はもちろん、北九州や佐賀、熊本方面から高速バスや電車で天神に来る方にとっても、非常に立ち寄りやすい立地になりました。
車でアクセスする場合は、専用の提携駐車場がない点に注意が必要です。天神エリアのコインパーキングは料金が高めに設定されていることが多いので、ゆっくり買い物を楽しみたいなら公共交通機関の利用が一番スマートかもしれません。もし車で行くなら、少し離れた比較的安価な駐車場に停めて、天神の街を散策しながら店舗へ向かうのも楽しいですよ。
営業時間に注意!平日と週末で閉まる時間が違います
パタゴニア福岡へ足を運ぶ際に、最も気をつけてほしいのが「営業時間」です。一般的な商業施設やセレクトショップとは少し異なる時間設定になっています。
- 月曜日〜金曜日:12:00 〜 19:00
- 土曜日・日曜日・祝日:11:00 〜 18:00
平日はお昼からのオープン。そして、週末は閉店時間が18時とかなり早めです。「仕事が終わってからゆっくり……」と思っていると、到着した頃には閉まっていた、なんていう悲劇も起こりかねません。特に遠方から来られる方は、まず時計を確認してから動くのが鉄則です。
また、毎月第3水曜日が定休日(祝日の場合は変動あり)となっている点も要注意。せっかく天神まで出向いたのにシャッターが閉まっていたらショックですよね。事前のチェックを忘れずに行いましょう。
九州の文化と融合した唯一無二の店舗デザイン
新しい店舗に一歩足を踏み入れると、そこにはパタゴニアらしい温かみと、九州ならではのエッセンスが融合した空間が広がっています。
特に注目してほしいのが、レジカウンター周りのデザインです。ここには佐賀県有田町の「トンバイ塀」をモチーフにした、窯の廃材レンガが使用されています。地域の歴史や伝統を大切にするパタゴニアの姿勢が、こうした内装の細部にも宿っているのです。
売り場面積は約104坪と広く、以前の大名店のような多層階ではなくワンフロアの構成になりました。これによって、キッズコーナーからテクニカルウェアまで、店内のどこに何があるかが見渡しやすくなっています。ベビーカーを利用しているパパやママも、段差を気にせずゆったりと買い物を楽しめるのは嬉しいポイントですね。
修理(リペア)サービスの相談がもっと身近に
パタゴニアを愛用する最大の理由として「長く着られること」を挙げる人は多いでしょう。天神の店舗では、この「長く着るため」のリペア相談に非常に力を入れています。
お気に入りのダウンジャケットを枝に引っ掛けて穴を開けてしまった、長年愛用しているシェルのジッパーが動かなくなった。そんな時、すぐに買い換えるのではなく、まずは店舗へ持ち込んでみてください。専門の知識を持ったスタッフが、修理が可能かどうか、どのような方法があるかを丁寧に診断してくれます。
現在は、店舗でスタッフと一緒に簡単なリペアを体験できるワークショップが開催されることもあります。「直して使う」という文化を肌で感じられるのは、直営店であるパタゴニア福岡ならではの体験です。
フィールドに精通したスタッフによるアドバイス
パタゴニア福岡のスタッフの方々は、自身も熱心なサーファーであったり、トレイルランナーであったり、登山家であったりと、実際にフィールドで製品を使い込んでいるプロフェッショナルばかりです。
例えば、冬の九重連山に登るためのベースレイヤーを探しているなら、具体的な気温や風の状況を想定したレイヤリング(重ね着)の提案をしてくれます。カタログスペック上の説明だけでなく、「実際に使ってみてどうだったか」という生の声を聞けるのは、ネットショッピングでは得られない大きな価値です。
また、サイズ感についても相談は必須。パタゴニアの製品はグローバルサイズのため、モデルによってフィット感が大きく異なります。スリムフィットなのか、リラックスフィットなのか。試着をしながらスタッフのアドバイスを受けることで、パタゴニア フリースのような定番アイテムも、自分にぴったりの一着を見つけることができます。
九州の環境保護活動のハブとしての役割
店舗の一角には、地域の環境保護活動やイベント情報を発信している掲示板があります。パタゴニアは「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というミッションを掲げており、この福岡の店舗も九州各地で活動する市民団体を支援する拠点としての役割を担っています。
球磨川の水害復興や環境保全、奄美大島の自然を守る活動など、九州という土地が抱える課題に対して、私たちが消費を通じてどう関わっていけるのか。そうした「気づき」を与えてくれる場所でもあります。買い物をするだけでなく、今この地域で何が起きているのかを知るために立ち寄る価値が、ここにはあります。
食品ライン「パタゴニア プロビジョンズ」も充実
ウェアのイメージが強いパタゴニアですが、実は「食」の分野でも革命を起こしています。天神店では、環境に配慮した農法で作られたスープや、多年生穀物を使ったビールなど、パタゴニア プロビジョンズの製品も豊富に揃っています。
アウトドアでの調理に便利なのはもちろんですが、パッケージが非常におしゃれなので、ギフトとしても大人気です。お世話になった方へのちょっとした手土産に、地球に優しいオーガニック食品を選ぶ。そんな選択ができるのも、この店舗の魅力の一つです。
キッズ&ベビー用品の品揃えも九州随一
パタゴニア福岡は、家族連れのユーザーからも高い支持を得ています。キッズ・ベビー用品のコーナーが充実しており、出産祝いや誕生日のプレゼントを探しに来る方も多く見かけます。
子供服こそ、すぐにサイズアウトしてしまうからこそ丈夫なものを。そして、役目を終えたら次の世代へ引き継げるものを。パタゴニアの思想が詰まったウェアは、ギフトとして贈っても非常に喜ばれます。店内の通路が広いので、お子様連れでも気兼ねなく選べるのが良いですね。
不要な製品を次に繋ぐ「Worn Wear」
もし、クローゼットに眠っているパタゴニアの製品があるなら、店舗に持ち込んでみてください。パタゴニアでは「Worn Wear」というプログラムを通じて、不要になった製品の回収を行っています。
回収されたウェアは、リサイクルされたり、場合によってはリペアされて再び誰かの元へ届けられたりします。単なる「ゴミ」として捨てるのではなく、資源として循環させる。天神のど真ん中に、こうしたサステナブルな循環の入り口があることは、都会で暮らす私たちにとって大切な意味を持っています。
パタゴニア福岡(天神)完全ガイド!移転後のアクセス・営業時間や修理サービスを解説のまとめ
新しくなったパタゴニア福岡は、単に服を買う場所ではありません。地下鉄天神駅から直結という最高のアクセスを誇りながら、九州の豊かな自然と私たちを繋いでくれる「窓口」のような場所です。
平日は19時まで、週末は18時までという営業時間をしっかり把握して、ぜひ余裕を持って訪れてみてください。お気に入りのウェアを修理に出したり、フィールドの話をスタッフと楽しんだり、環境保護の取り組みに触れたり。
そこで手に入れたパタゴニア ジャケットやパタゴニア バッグは、きっとあなたのアウトドアライフをより豊かに、そして長く支えてくれるパートナーになるはずです。次の週末は、新しくなった天神の店舗へ、これからの相棒を探しに出かけてみませんか。

コメント