「パタゴニアのフリースを古着で探しているけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「古着屋で見つけたパタゴニア、これって一体いつの時代のもの?」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか。アウトドアブランドの王者として君臨するパタゴニアのフリースは、新品はもちろん、古着市場でも絶大な人気を誇ります。丈夫で長持ちし、流行に左右されないデザインは、まさに一生モノ。
しかし、いざ古着屋へ行くと、タグのデザインが違ったり、見た目は似ているのに値段が大きく違ったりして戸惑うことも多いはずです。実はパタゴニアの古着には、製造年代を見分ける明確な「サイン」が隠されています。
この記事では、パタゴニアの古着フリースの年代判別法から、絶対に失敗しない人気モデルの選び方、そして長く愛用するためのメンテナンス術まで、徹底的に解説します。この記事を読み終える頃には、あなたも古着屋で自信を持って最高の一着を選べるようになっているはずですよ。
パタゴニアの古着フリースが選ばれ続ける理由
なぜ、数十年前のフリースが今なお高値で取引され、多くの人に愛されているのでしょうか。その理由は、パタゴニアが掲げる「製品を長く使う」という哲学にあります。
パタゴニアのフリースは、過酷な環境下での使用を想定して作られているため、とにかくタフです。特にパタゴニア シンチラなどは、30年以上前の個体であっても、適切なケアをされていれば現役で着用できるほどの耐久性を持っています。
また、ヴィンテージ特有の「色味」も魅力の一つ。現行品にはない鮮やかな原色使いや、どこか懐かしいレトロな総柄は、古着ならではの楽しみです。環境に配慮し、リサイクルポリエステルをいち早く採用した背景を知ると、その一着がより愛おしく感じられるかもしれません。
年代を特定する!タグの見分け方マスター講座
古着のパタゴニアを手に入れたら、まずチェックしたいのが首元のタグです。ここを見れば、そのアイテムがどの時代に作られたのか、おおよその見当がつきます。
1970年代〜80年代前半:希少な「白タグ」と「デカタグ」
最初期のパタゴニアを象徴するのが「白タグ」です。ブランドロゴの背景にある空の色がオレンジ一色であれば超希少な初期型。その後、紫が入ったタイプへと移行します。
続いて登場するのが「デカタグ」。その名の通り現行よりも一回り大きく、存在感は抜群です。この時代のアイテムはヴィンテージとしての価値が非常に高く、コレクターの間で争奪戦になることも珍しくありません。
1990年代前半:伝説の「雪なしタグ」
古着好きの間で特に有名なのが、1992年から1994年頃のわずか数年間だけ製造された「雪なしタグ」です。通常、ロゴの背景の山には白い雪が描かれていますが、この時期のものは雪のラインがありません。コピー品対策だったという説もあり、その希少性から古着市場では常に注目を集めています。
2000年代以降:内タグで正確な年数をチェック
2000年以降の比較的新しいモデルであれば、正確な製造年を特定するのは簡単です。首元のタグではなく、脇付近にある白い内タグ(洗濯タグ)を確認しましょう。
そこには「STYLE 25130 S02」といった英数字が印字されています。「S」はSpring(春)、「F」はFall(秋)を指し、続く数字が西暦の下2桁を表します。つまり「S02」なら2002年春モデルということ。これさえ知っていれば、古着屋での目利きがグッと楽しくなりますよ。
絶対に外さない!パタゴニアの古着フリース人気モデル10選
ここからは、古着市場で特に支持されている10個のモデルを、それぞれの特徴とともに紹介します。
1. クラシック・レトロX・ジャケット
パタゴニアの代名詞と言えばパタゴニア レトロXです。厚手のフリースと裏地の間に防風バリヤーが貼られており、風を通さないのが最大の特徴。アウターとして真冬まで活躍します。
2. シンチラ・スナップT・プルオーバー
1985年の登場以来、形がほとんど変わっていない定番中の定番。左胸のフラップ付きポケットがアイコンです。カラーバリエーションが豊富で、自分だけの色を探す楽しみがあります。
3. R2ジャケット
「究極の中間着」と呼ばれるテクニカルフリース。非常に軽く、通気性と保温性のバランスが完璧です。現在は廃盤となってしまったモデルも多く、程度の良い古着を探している人が絶えません。
4. R1プルオーバー
登山やアクティビティに特化した格子状のフリース(グリッド構造)が特徴。街着としてもレイヤリングしやすく、スッキリとしたシルエットを好む方におすすめです。
5. レトロ・カーディガン
レトロXの前身とも言えるモデルで、毛足が長く、よりモコモコとした質感が楽しめます。裏地がメッシュになっていないものもあり、よりクラシックな雰囲気を纏えます。
6. ロス・ガトス・クルー
近年、爆発的な人気となったモデル。毛足の長いハイパイル・フリースが心地よく、カジュアルなスウェット感覚で着こなせます。
7. ベター・セーター・ジャケット
外側はセーターのようなニット編み、内側はフリースの二重構造。上品な見た目なので、オフィスカジュアルとしても重宝される一着です。
8. リバーシブル・ビビー・ダウン・ベスト
フリースとナイロンの両面を楽しめるベスト。古着では、フリースの面をあえて表にして着るのが今の気分。秋口から春先まで長く使えます。
9. ライトウェイト・シンチラ・スナップT
定番のスナップTを少し薄手にしたモデル。ごわつきが少なく、重ね着しても肩が凝りにくいのがメリットです。
10. クラシック・レトロX・ベスト
袖がない分、動きやすく体温調節がしやすいベストタイプ。パーカーやシャツの上に羽織るだけで、一気に「パタゴニアらしい」コーディネートが完成します。
失敗しない古着フリースの選び方とサイズ感
古着を購入する際、最も気をつけたいのがサイズ感です。パタゴニアは基本的にUSサイズで作られているため、日本のブランドよりも一回り大きめ。普段Mサイズを着ている方なら、パタゴニアの古着ではSサイズがジャストになることが多いです。
また、フリースの状態もしっかりチェックしましょう。特にパタゴニア フリースの古着でよくあるのが「フリースの潰れ」です。肘や腰回りなど、摩擦が起きやすい場所の毛が寝てしまっていないか、固まっていないかを確認してください。
ジッパーの開閉がスムーズか、袖口のパイピング(縁取りのゴム部分)が伸びきっていないかも重要なポイント。これらがしっかりしている個体は、前のオーナーに大切にされていた証拠です。
フリースの風合いを蘇らせる!正しいメンテナンス術
お気に入りの一着を見つけたら、できるだけ長く着続けたいですよね。パタゴニアのフリースは自宅で洗濯が可能ですが、いくつかコツがあります。
まず、必ず裏返して洗濯ネットに入れましょう。これにより、表面の毛が他の衣類と擦れて抜けるのを防げます。洗剤は中性洗剤を使い、柔軟剤は避けるのが無難です。実は、柔軟剤はフリースの吸湿発散性を低下させてしまうことがあります。
もし毛束が固まってきてしまったら、衣類用のブラシ(猪毛などの少し硬めのもの)で優しくブラッシングしてみてください。寝ていた毛が起き上がり、新品に近いフワフワ感が復活します。こうした手間をかけることで、古着はさらに深みを増し、自分だけの一着へと育っていきます。
パタゴニアの古着フリースで自分らしい一着を見つけよう
パタゴニアの古着フリースは、単なる中古の服ではありません。そこには、かつての持ち主が山で過ごした時間や、ブランドが守り続けてきた環境への想いが詰まっています。
「どの年代のものか」を知ることは、その服の歴史を紐解くこと。
「どのモデルを選ぶか」は、自分のライフスタイルを見つめ直すこと。
タグの小さな違いを見分け、お気に入りのカラーを探し出し、丁寧にメンテナンスをして着続ける。そんなプロセスも含めて、パタゴニアの古着には格別の楽しみがあります。
今回ご紹介した年代判別の知識を武器に、ぜひ古着屋へ足を運んでみてください。山ほどあるハンガーの中から、運命の一着があなたを待っているはずです。流行り廃りに流されない、最高にタフで温かいパタゴニアの古着フリース完全ガイドを参考に、あなたらしい冬の相棒を見つけてくださいね。

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