せっかくのアウトドア計画が雨予報。でも、お気に入りの一着があれば、雨の日のトレイルも街歩きも、少し特別な時間に変わります。
数あるアウトドアブランドの中でも、圧倒的な信頼とデザイン性で選ばれ続けているのがパタゴニアです。特にレディースモデルは、機能性はもちろんのこと、女性の体型を美しく見せるシルエットや絶妙なカラーリングが魅力ですよね。
しかし、いざ選ぼうとすると「種類が多すぎて違いがわからない」「サイズ選びで失敗したくない」と悩んでしまう方も多いはず。
この記事では、パタゴニアのレインウェアの中からレディースのおすすめモデルを厳選。後悔しない選び方のコツや、気になるサイズ感、長く愛用するためのメンテナンス術まで、余すことなくお届けします。
なぜパタゴニアのレインウェアが選ばれるのか
世界中のクライマーやハイカーに愛されるパタゴニア。そのレインウェアがなぜこれほどまでに支持されるのか、そこには明確な理由があります。
独自の防水透湿基準「H2No」の信頼性
パタゴニアの多くの製品には、独自の防水透湿規格である「H2Noパフォーマンス・スタンダード」が採用されています。これは単なる素材の名称ではなく、パタゴニアが独自に設けた過酷なテストをクリアした証です。
長時間の豪雨を想定した洗浄テストや、繰り返しの洗濯後でも機能が維持されるかなど、その基準は業界でもトップクラスに厳しいことで知られています。「ゴアテックスじゃないと不安」という方もいるかもしれませんが、パタゴニア独自の3層構造モデルは、驚くほどの防水性と、内側のムレを逃がす透湿性を兼ね備えています。
環境への深い配慮
パタゴニアの製品を選ぶことは、地球の未来を守ることにもつながります。現在、展開されているレインウェアの多くは、リサイクル素材を100%使用しています。
さらに、近年注目されているのが「PFCフリー(フッ素化合物不使用)」への移行です。従来の撥水加工に使われていた有害な化学物質を排除し、環境負荷を最小限に抑えながらも高い撥水性能を維持する。この妥協のない姿勢が、多くのファンを惹きつけてやみません。
失敗しないための選び方3つのポイント
レインウェア選びで最も大切なのは、あなたが「どこで、どのように使うか」を明確にすることです。
1. 構造の違いを知る(3層構造がおすすめ)
レインウェアには大きく分けて2.5層と3層構造があります。以前は軽量な2.5層も人気でしたが、現在のパタゴニアの主流は「3層構造(3L)」です。
3層構造のメリットは、肌に触れる裏地があるため、汗をかいてもベタつきにくいこと。さらに耐久性が高く、長年愛用しても裏地がボロボロと剥がれにくいのが特徴です。迷ったら、迷わず3層構造のモデルを選びましょう。
2. 用途に合わせた「重さ」と「機能」
- 街着・キャンプ・軽いハイキング: 耐久性と価格のバランスが良い定番モデル。
- 本格的な登山・縦走: 脇下のベンチレーション(換気チャック)があり、軽量なモデル。
- トレイルランニング: 究極の軽さと、動きを妨げないタイトなフィット感。
3. サイズ感の把握
パタゴニアは米国サイズです。基本的には「日本サイズよりワンサイズ下」を選ぶのがセオリー。しかし、中にフリースやダウンを着込むことを想定するなら、あえて普段通りのサイズを選ぶ選択肢もあります。
- スリム・フィット: 体のラインに沿った設計。
- レギュラー・フィット: 重ね着しやすい標準的な設計。
ご自身のスタイルに合わせて、このフィット感の名称もチェックしてみてください。
パタゴニアのレディースレインウェアおすすめ7選
それでは、今選ぶべき注目のモデルを具体的に見ていきましょう。
定番中の定番 パタゴニア トレントシェル 3L
パタゴニアのレインウェアといえば、まず名前が挙がるのがこのモデルです。シンプルで無駄のないデザインは、登山口からカフェまで違和感なく溶け込みます。
3層構造にアップデートされてから、肌触りが格段に良くなりました。脇下のベンチレーションも完備されており、コスパの良さは群を抜いています。「最初の一着」に間違いのない選択です。
本格登山の相棒 パタゴニア グラナイト・クレスト・ジャケット
よりハードな環境で活動するなら、グラナイト・クレストが最適です。トレントシェルよりも生地がしなやかで、腕の上げ下げが非常にスムーズ。
特筆すべきは、PFCフリーの撥水加工を施したリサイクル・ナイロンを使用している点。環境に配慮しつつ、厳しい雨風から身を守ってくれる頼もしい一着です。
快適性を追求した パタゴニア ボルダー・フォーク・ジャケット
「レインウェア特有のゴワゴワ感が苦手」という方にぜひ試してほしいのがこちら。裏地に柔らかいトリコット素材を採用しており、半袖の上に羽織っても快適です。
デザインも非常にクリーンで、フロントの大きなポケットが特徴的。ハイキングだけでなく、雨の日の通勤・通学にも重宝します。
究極の軽さ パタゴニア ストーム・レーサー・ジャケット
トレイルランニングなど、1秒を争うアクティビティのために設計された超軽量モデルです。独特なダブルジッパー構造により、バックパックの上から羽織ることも可能。
畳むと手のひらサイズになるため、お守り代わりにバッグに忍ばせておくのにも最適です。
多用途に使える パタゴニア ダート・ローマー・ジャケット
マウンテンバイク向けに開発されたモデルですが、その伸縮性の高さから、動きやすさを重視する女性に支持されています。
通気性が非常に高く、激しく動いてもオーバーヒートしにくいのが魅力。自転車通勤をしている方にもおすすめの隠れた名品です。
厳しい冬にも対応 パタゴニア トリオレット・ジャケット
こちらは「ハードシェル」に近い位置づけの、非常にタフなレインウェアです。ゴアテックス素材を使用しており、雪山登山やバックカントリースキーまで対応可能。
厚手のグローブをしたままでも操作しやすい工夫が随所に施されています。一年中フィールドを駆け回るアクティブ派なら、検討の価値ありです。
街着としての完成度 パタゴニア シティ・ストーム・レイン・パーカ
アウトドアの機能をそのままに、洗練されたロング丈のデザインに落とし込んだ一着。
膝上までしっかりカバーしてくれるので、傘を差していても濡れやすいスカートやパンツをしっかりガード。雨の日のおしゃれを諦めたくない大人の女性にぴったりです。
サイズ選びで迷わないためのヒント
パタゴニアのレディース製品は、バストやウエストのシェイプがしっかりしています。
- 160cm前後の標準体型の方:ジャストで着たいならXS、中に厚手のパーカーなどを着込みたいならSサイズが目安です。
- 袖丈について:海外ブランドのため、袖丈は少し長めに設計されています。しかし、手首のベルクロ(マジックテープ)で調節すれば、もたつきは気になりません。むしろ、雨の中で手を動かしても手首が露出しにくいというメリットがあります。
試着ができない場合は、パタゴニア公式サイトの「私のサイズは?」というシミュレーターを利用するのも非常に有効です。
撥水性を復活させる!正しいメンテナンス方法
「最近、雨を弾かなくなったな」と感じたら、それは寿命ではなく汚れのサインかもしれません。
こまめな洗濯が寿命を延ばす
レインウェアの天敵は、皮脂汚れや泥です。これらが表面に付着すると、水を弾く「撥水基」が寝てしまい、水が染み込んでいるように見える(ベタつき現象)が起こります。
洗濯機で洗う際は、すべてのジッパーを閉じ、アウトドア専用洗剤を使用して、ぬるま湯で洗いましょう。柔軟剤は防水膜を壊してしまうので厳禁です。
乾燥機こそが魔法の杖
洗濯が終わったら、日陰干しをした後に「乾燥機」にかけるのがポイントです。
低温の乾燥機で20分ほど熱を加えることで、寝てしまった撥水基が再び立ち上がり、新品のような水弾きが復活します。乾燥機がない場合は、当て布をして低温のアイロンを軽くかけるだけでも効果があります。
長く使うための修理サービス
パタゴニアが他ブランドと決定的に違うのは、そのアフターフォローです。
「アイアンクラッド・ギャランティ」という保証制度があり、製品の不具合だけでなく、不注意で破いてしまった場合でも、リペアセンターで修理を受け付けてくれます。
袖口のテープが剥がれた、枝に引っ掛けて穴が開いた。そんな時でも、パッチを当てて使い続ける。その補修跡さえも「冒険の証」として愛着が持てるのが、パタゴニアというブランドの素晴らしさです。
パタゴニアのレインウェアレディースまとめ
いかがでしたでしょうか。
一着持っておけば、雨の日の外出が驚くほど快適になるパタゴニアのレインウェア。
- 迷ったら王道の パタゴニア トレントシェル 3L
- 動きやすさ重視なら パタゴニア グラナイト・クレスト
- 着心地で選ぶなら パタゴニア ボルダー・フォーク
このように、ご自身のライフスタイルに合わせて選んでみてください。サイズ感は「ワンサイズ下」を基本に、レイヤリング(重ね着)を考慮して選べば失敗は少なくなります。
高品質なレインウェアは、適切なメンテナンスを行えば10年、15年と寄り添ってくれるパートナーになります。ぜひ、あなたにぴったりの一着を見つけて、雨の日のフィールドへ踏み出してみてくださいね。
パタゴニアのレインウェアレディースおすすめモデルを手に入れて、天候に左右されない自由な時間を楽しみましょう!

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