「一生モノのパンツを探しているけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「パタゴニアのパンツは高いから、絶対に失敗したくない」
アウトドア好きなら一度は憧れるパタゴニア。しかし、いざ公式サイトやショップを覗いてみると、似たようなナイロンパンツがずらりと並んでいて、どれが自分に最適なのか迷ってしまいますよね。
登山でガシガシ使いたいのか、それとも街着としてシュッとしたシルエットで履きこなしたいのか。実は、モデル選びを一歩間違えると「思っていたよりゴワゴワする」「サイズが大きすぎて野暮ったい」なんてことになりかねません。
この記事では、パタゴニアのパンツを愛用するファン納得の定番モデルから、2026年最新のトレンドまでを網羅。サイズ選びの落とし穴から、用途別の正解まで、あなたの相棒となる一足を見つけるための情報を凝縮してお届けします。
パタゴニアのメンズパンツが世界中で愛される3つの理由
なぜ、数あるアウトドアブランドの中でもパタゴニアのパンツはこれほどまでに支持されるのでしょうか。そこには、単なる「ブランド力」だけではない、圧倒的なこだわりが隠されています。
1. 驚異的な耐久性と「リペア」という思想
パタゴニアの製品は、とにかく丈夫です。特に岩場での擦れを想定した登山用モデルや、ハードな作業に耐えるワークウェアシリーズは、数年履き込んでもびくともしません。さらに素晴らしいのが、万が一破れても「リペア(修理)」をして使い続ける文化が根付いていること。一本を長く愛用することが、結果として最もコスパの良い選択になります。
2. 日本人の体型にもフィットする多様なシルエット
「海外ブランドだからサイズが合わないのでは?」という心配は無用です。近年のパタゴニアは、アジア人の体型にも馴染みやすい「スリム・フィット」や、スッキリ見えるジョガータイプを拡充しています。用途に合わせてシルエットを使い分けることで、アウトドアスペックを街着としてスマートに取り入れることが可能です。
3. 環境への圧倒的な配慮
2026年現在、パタゴニアの多くのパンツには「ネットプラス」と呼ばれる、海に捨てられた漁網をリサイクルした素材が使われています。私たちが一本のパンツを選ぶことが、美しい海を守ることにつながる。このストーリー性も、選ぶ楽しみの一つと言えるでしょう。
【登山・クライミング】過酷な環境を支えるテクニカルモデル
まずは、パタゴニアの真骨頂であるテクニカルパンツから見ていきましょう。山での動きやすさを追求したモデルは、一度履くと他のパンツに戻れなくなるほどの快適さです。
アルトヴィア・アルパイン・パンツ
岩場や急峻なトレイルに挑むなら、このアルトヴィア・アルパイン・パンツが筆頭候補です。
中厚手のソフトシェル素材は4方向へのストレッチ性が抜群で、大きな段差を越えるときも足さばきを邪魔しません。膝や裾など、擦れやすい部分には補強が施されており、耐久性も折り紙付きです。
ポイント・ピーク・トレイル・パンツ
「もっとタフに、もっとハードに」という方にはポイント・ピーク・トレイル・パンツがおすすめです。
パタゴニアのトレッキングパンツの中で最も堅牢な作りをしており、重いバックパックを背負っての長期縦走や、藪漕ぎが必要なルートでも安心感が違います。耐摩耗パネルが配置された武骨なデザインは、まさに「道具」としての美しさを備えています。
テルボンヌ・ジョガーズ
「重いパンツは履きたくない」というミニマリストに絶大な人気を誇るのがテルボンヌ・ジョガーズです。
驚くべきはその軽さ。わずか約170gほどしかなく、履いていることを忘れるほどの解放感があります。通気性が高く速乾性にも優れているため、夏の低山ハイクやボルダリング、さらにはヨガやランニングまで幅広くこなします。裾がリブになっているため、足元がスッキリ見えるのもポイントです。
【街着・旅行】オンオフ兼用で履ける万能ライフスタイルモデル
次に、日常生活や旅行、オフィスでのビジカジスタイルにも馴染む万能選手たちをご紹介します。
クアンダリー・パンツ
パタゴニアのパンツの中で「最も汎用性が高い」と言えば、間違いなくクアンダリー・パンツです。
見た目はシンプルなチノパンのようですが、素材は撥水加工を施したリサイクル・ナイロン。雨を弾き、汚れに強く、洗濯してもすぐに乾きます。シルエットはクセのないストレートで、ジャケットと合わせても違和感がありません。「一本で登山も観光もこなしたい」という旅行者にとって、これ以上の選択肢はないでしょう。
スカイライン・トラベラー・パンツ
都会的なシルエットを求めるならスカイライン・トラベラー・パンツをチェックしてください。
腰回りはゆったりしつつ、足首に向かって細くなるテーパードシルエットが特徴。ストレッチが効いているため動きやすく、自転車通勤や長時間のフライトでもストレスを感じません。ウエストがドローコード仕様になっているモデルが多く、リラックスして履けるのが魅力です。
アイアン・フォージ・ヘンプ・キャンバス・ダブルニー・パンツ
キャンプやDIY、あるいはタフなワークスタイルを好むならアイアン・フォージ・ヘンプ・キャンバス一択です。
一般的なコットンダックよりもはるかに頑丈なヘンプ混紡素材を使用しており、膝部分が二重になった「ダブルニー」構造は、地面に膝をつく作業でもびくともしません。使い込むほどに風合いが増し、自分だけの一本に育てる楽しみがあります。
【夏・水辺】パタゴニアのアイコン「バギーズ」の世界
夏になると街中で見かけない日はないほどの大定番が、ショーツカテゴリーです。
バギーズ・ショーツ(5インチ)
パタゴニアの代名詞バギーズ・ショーツ。
内側にメッシュのライナーが付いているため、海や川にそのまま飛び込める水陸両用仕様です。5インチ(短め丈)は、アクティブな印象を与え、脚の可動域を最大化してくれます。
バギーズ・ロング(7インチ)
「短い丈はちょっと抵抗がある」という方にはバギーズ・ロング(7インチ)がおすすめ。
膝上丈で落ち着いたシルエットになるため、街履きとしての安心感があります。豊富なカラーバリエーションも魅力で、毎シーズン新色を買い足すコレクターも多い名作です。
失敗しないためのサイズ感と選び方のコツ
パタゴニアのパンツ選びで最も重要、かつ難しいのが「サイズ感」です。失敗を防ぐための3つの鉄則を覚えましょう。
「ワンサイズ下」が基本のルール
パタゴニアはアメリカのブランドなので、サイズ表記は米国基準です。
普段、日本のブランド(ユニクロなど)でLサイズを履いている方なら、パタゴニアでは「Mサイズ」がジャストになることが多いです。まずは自分の普段のサイズからワンサイズ下げることを検討してください。
フィット感の種類を確認する
モデル名だけでなく、そのパンツがどのフィットに分類されているかを確認しましょう。
- スリム・フィット:体に沿った細身の作り。シュッと見せたい人向け。
- レギュラー・フィット:標準的なゆとり。動きやすさと見た目のバランスが良い。
- リラックス・フィット:かなりゆったりした作り。ワークウェアなどに多い。
例えば、クアンダリー・パンツはスリム寄りのレギュラーフィットですが、モデルによってはかなり太めに感じることもあります。
股下(インシーム)の長さに注意
海外モデルのパンツは、股下が非常に長く設定されていることがあります。
多くのモデルで「ショート(股下約76cm)」「レギュラー(股下約81cm)」などの選択肢が用意されています。日本人の平均的な体型であれば、裾上げの手間を省くために「ショート」を選ぶのが賢い選択です。
目的別・後悔しないパタゴニアパンツの選び方
用途に合わせて、どのモデルを選ぶべきか最終確認をしましょう。
- 「山でも街でも、とにかく一本で済ませたい」→ クアンダリー・パンツが正解です。
- 「夏の暑さが苦手。とにかく軽くて涼しいパンツがいい」→ テルボンヌ・ジョガーズを選んでください。
- 「本格的な岩場や冬山の下見に行きたい」→ アルトヴィア・アルパイン・パンツの出番です。
- 「キャンプで火の粉を気にせずガシガシ動きたい」→ アイアン・フォージ・ヘンプ・キャンバスが相棒になります。
長く愛用するためのお手入れガイド
せっかく手に入れた高品質なパンツ、長く履き続けるためのケアも大切です。
洗濯は「普通」で大丈夫、でも柔軟剤はNG
パタゴニアのナイロンパンツは家庭用洗濯機で洗えます。ただし、柔軟剤の使用は避けてください。柔軟剤の成分が繊維をコーティングしてしまい、せっかくの吸湿速乾性や撥水性を損なう可能性があるからです。
撥水力が落ちてきたらアイロンを
「最近、雨を弾かなくなったな」と感じたら、洗濯して乾燥させた後に、低温〜中温でアイロンをかけてみてください。熱を加えることで、寝てしまった撥水分子が再び立ち上がり、撥水機能が復活することがあります。
パタゴニアのメンズパンツおすすめ12選!サイズ感や登山・街着の選び方を徹底解説まとめ
パタゴニアのメンズパンツは、一見すると高価に感じるかもしれません。しかし、その裏にある圧倒的な機能性、環境への配慮、そして何年も履き続けられる耐久性を考えれば、これほど賢い投資はありません。
登山道で足を守ってくれる頼もしさ、街を歩くときの軽やかなシルエット、そして旅先で雨に降られてもすぐに乾く安心感。シーンに合わせた一足を選ぶことで、あなたのアウトドアライフと日常はもっと自由で快適なものになるはずです。
最後に、パタゴニアのパンツ選びで最も大切なのは「自分がどんなシーンでそのパンツを履いている姿を想像できるか」です。今回ご紹介した各モデルの特徴を参考に、ぜひパタゴニア パンツの中から、あなただけの運命の一本を見つけ出してください。
その一本が、5年後、10年後もあなたのクローゼットの主役として活躍していることを願っています。

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