せっかくパタゴニアの可愛いウェアを見つけたのに、サイズ表記が「XL」や「16」なんて書かれていて、「これ、うちの子に合うの?」とか「大人の私が着たらパツパツにならない?」と手が止まってしまったことはありませんか?
パタゴニアはアメリカのブランドなので、サイズ設計が日本の標準とは少し異なります。特にキッズラインは、成長期の子ども向けというだけでなく、実は「小柄な大人女子」にとっても宝庫のようなカテゴリーなんです。
今回は、パタゴニアのキッズサイズを攻略するための換算のコツから、大人が着こなす際の注意点まで、現場のリアルな声を交えて深掘りしていきます。
パタゴニアのキッズサイズが「ややこしい」理由
パタゴニアのサイズ選びでまずつまずくのが、年齢表記と身長のズレです。公式サイトを見ると「5-6歳用」といった目安がありますが、これはあくまでアメリカ基準の体格を想定しています。
日本の子供服は「120cm」「130cm」と身長ベースで選ぶのが一般的ですが、パタゴニアは「ヌード寸法」、つまり服の実寸ではなく「その服を着る人の体のサイズ」をベースに設計されています。
そのため、実際に手に取ってみると「思ったより大きいな」と感じることが多いのがパタゴニアの特徴です。長く着られるように袖丈が長めに作られていたり、中にフリースを重ね着できるゆとりがあったりします。
失敗しないためのキッズサイズ換算ガイド
まずは、日本サイズとの目安を整理してみましょう。これを頭に入れておくだけで、ネットショップでの「サイズ間違い」を格段に減らすことができます。
- キッズ・XS(5-6歳)日本のサイズでいう110cmから120cm弱くらいの子にぴったりです。小学校低学年のお子さんなら、このサイズからスタートすることが多いですね。
- キッズ・S(7-8歳)130cm相当です。このあたりから、少しずつ「子どもっぽさ」が抜けたシュッとしたシルエットが増えてきます。
- キッズ・M(10歳)140cm相当。成長期でぐんぐん背が伸びる時期ですが、パタゴニアのMサイズは身幅もしっかりあるので、少し小柄な子なら145cmくらいまでカバーできます。
- キッズ・L(12歳)150cm相当。ここが「大人女子」が参入し始める境界線です。150cm前後の小柄な方なら、ジャストサイズで着こなせるサイズ感です。
- キッズ・XL(14歳)160cm相当。一般的なレディースのSサイズに近い感覚です。袖丈も十分にあるので、街着としてスマートに着たい女性に一番人気のサイズです。
- キッズ・XXL(16-18歳)170cm相当。レディースのMサイズ、あるいはスリムな男性でも着られてしまうほどのサイズ感です。ゆったりしたオーバーサイズ気味に着たいなら、このXXLが狙い目になります。
なぜ大人女子が「あえてキッズ」を選ぶのか?
最近、InstagramなどのSNSでパタゴニアの patagonia を着ている女性を見かけると、実はタグがキッズ用だったということがよくあります。なぜわざわざキッズサイズを選ぶのか、そこには明確なメリットがあるからです。
一つ目は、圧倒的なコストパフォーマンスです。例えば人気の「レトロX・ジャケット」を例に挙げると、大人用(ウィメンズ)とキッズ用では、1万円以上の価格差があることも珍しくありません。
二つ目は、シルエットの違いです。ウィメンズモデルは女性らしいラインを出すためにウエストがシェイプされていることが多いのですが、キッズモデルはストンとした「ボックスシルエット」になっています。このストレートな形が、今のトレンドであるカジュアルな着こなしに絶妙にマッチするんです。
ただし、注意点もあります。キッズはあくまで子供の体型をベースにしているため、胸周りがタイトに感じられたり、肩幅が少し狭く設定されていたりします。バストがある方や肩幅がしっかりしている方は、ワンサイズ上を検討するのが賢明です。
アイテム別!サイズ感の「ここがポイント」
パタゴニアには名作と呼ばれるアイテムがいくつもありますが、モデルによってサイズ感のクセが違います。
- レトロX・ジャケット(フリース)パタゴニアの代名詞とも言えるフリースですが、キッズモデルは防風膜の仕様が大人用と異なる場合があります。厚みがある分、内側が少し窮屈に感じやすいので、大人が着るならXLかXXLが基本です。厚手のパーカーを中に着込みたいなら、迷わずXXLを選びましょう。
- インファーノ・ジャケット(ボア裏地コート)これはキッズ限定のモデルですが、大人女子に爆発的な人気を誇ります。かなり大きめの作りなので、160cmくらいの身長でもXLでジャスト、XXLだとかなり余裕が出るくらいのサイズ感です。表地がしっかりしているので、風を通さず冬の主役になります。
- バギーズ・ショーツ(水陸両用パンツ)夏の定番 baggies もキッズサイズが優秀です。大人がキッズのXLやXXLを履くと、丈が短すぎず長すぎず、アクティブな印象になります。ウエストはゴムと紐で調整できるので、腰回りが気になる方でも意外とフィットします。
長く愛用するためのパタゴニア独自の工夫
パタゴニアのキッズ製品には「お下がり」を前提とした素晴らしい機能があります。それが「グロウ・フィット」という仕組みです。
一部のアウターやスキーウェアには、袖口や裾の裏側に特殊なステッチが施されています。子どもの背が伸びて「あ、もうツンツルテンかな?」と思ったら、その糸を解いてみてください。袖や裾が約5cmほど魔法のように伸びるんです。
これによって、ワンシーズンで買い替えることなく、2年、3年と一緒に成長を楽しむことができます。また、タグには「IDラベル」が付いていて、3人分の名前を書くスペースがあります。兄弟で受け継いだり、親戚の子に譲ったりすることをブランドが公式に推奨している、なんともパタゴニアらしい温かい設計ですよね。
失敗を防ぐための購入前のチェックリスト
オンラインで購入する前に、以下の3つのポイントを自分に問いかけてみてください。
- 「中に何を着るか?」薄手のTシャツ一枚で着るのか、それとも厚手のスウェットを重ねるのか。後者なら、今考えているサイズより一段階上げるのが正解です。
- 「着丈は足りているか?」キッズサイズで一番の盲点は「着丈」です。身幅はちょうどよくても、背の高い大人が着ると「おへそが見えそう」なほど短くなってしまうことがあります。手持ちの服の着丈を測って、比較することをおすすめします。
- 「腕の動きはスムーズか?」子ども用は脇の下のカットが大人用よりタイトなことがあります。腕を回した時に突っ張らないか、レビューなどで「アームホール」の感想をチェックしましょう。
パタゴニアのキッズサイズ選び決定版!失敗しない換算表と大人女子の着用感を徹底解説:まとめ
パタゴニアのキッズサイズは、正しい知識さえあれば、家族全員で高品質なウェアを楽しめる最高の選択肢になります。
子どもには「グロウ・フィット」で長く大切に着る喜びを。大人女子は、キッズならではの可愛いカラーリングとボックスシルエットを賢くお得に手に入れる楽しみを。
一度自分の「マイサイズ」を見つけてしまえば、毎シーズンの新作チェックがもっと楽しくなるはずです。アメリカンサイズという壁を乗り越えて、ぜひ一生モノの一着をクローゼットに迎えてみてください。
もし、どうしてもサイズに迷ったら、パタゴニアの直営店スタッフさんに相談するのも手です。彼らはキッズを大人が着る文化にも非常に詳しく、的確なアドバイスをくれますよ。
patagonia kids を手に入れて、次の休日は家族や仲間とフィールドへ出かけませんか?

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