夏のアウトドアウェアといえば、真っ先に思い浮かぶのがパタゴニア。中でも「バギーズ・ショーツ」はもはや伝説的な大定番ですが、ここ数年で一気に注目度を高めている名作があるのをご存知でしょうか?
それが、パタゴニア エブリデイ ショーツです。
「バギーズがあるのに、わざわざエブリデイ・ショーツを選ぶ理由って何?」「どっちを買えば失敗しないの?」そんな疑問を抱えている方も多いはず。
今回は、パタゴニア愛好家からも熱い支持を受けるパタゴニア エブリデイ ショーツの魅力を、機能性からサイズ感、さらにはバギーズとの決定的な違いまで、忖度なしでじっくり解説していきます。
そもそも「パタゴニア エブリデイ ショーツ」とはどんなパンツ?
パタゴニアのラインナップにおいて、パタゴニア エブリデイ ショーツ(正式名称:メンズ・アウトドア・エブリデイ・ショーツ)は、その名の通り「毎日履きたくなる」多機能ショーツとして位置づけられています。
最大の特徴は、水陸両用のスペックを持ちながら、より「道具感」の強いデザインに仕上がっていること。
素材には、リサイクル・ナイロン95%とポリウレタン5%の混紡生地が採用されています。この「5%のポリウレタン」が実は大きなポイント。これによって、バギーズにはなかった絶妙なストレッチ性が生まれているんです。
表面にはDWR(耐久性撥水)加工が施されているので、キャンプでの急な雨や、川遊び、海での使用も全く問題ありません。まさに、家を出てから山や海へ行き、そのまま街のカフェに寄って帰るまで、これ一着で完結してしまう。そんな万能選手なのです。
バギーズ・ショーツとの決定的な「5つの違い」
パタゴニアのショーツ選びで最も迷うのが、バギーズとの比較でしょう。見た目は似ていても、実際に履いてみるとその性格は驚くほど異なります。
1. 「伸びる」か「伸びない」か
バギーズはナイロン100%。タフで速乾性に優れていますが、生地自体に伸縮性はありません。一方、パタゴニア エブリデイ ショーツはストレッチ素材。大きな段差を越える時や、キャンプでしゃがみ込む動作の際に、生地が突っ張る感覚がほとんどありません。この機動力の差は、アクティブに動く人ほど実感できるはずです。
2. ウエストの調整機能
バギーズは内側のドローコード(紐)で結ぶタイプ。対して、パタゴニア エブリデイ ショーツはウエストに調節可能な「ウェビングベルト」が標準装備されています。片手でシュッと締められる利便性に加え、見た目にもアウトドアらしいアクセントが加わります。
3. メッシュライナーの有無
ここが好みの分かれる大きなポイントです。バギーズには内側にメッシュのライナー(サポーター)が付いており、直穿きが可能です。しかし、パタゴニア エブリデイ ショーツにはライナーがありません。
「ライナーの締め付けが苦手」「普段の下着を履きたい」「冬場はタイツと重ね着したい」という方には、ライナーなしのエブリデイ・ショーツの方が圧倒的に使い勝手が良いでしょう。
4. ポケットの収納力と安全性
エブリデイ・ショーツは、収納力が桁違いです。フロントには大きなポケットが2つ。さらに、太もも部分にはジッパー付きのカーゴポケットが備わっています。
バギーズのポケットは深くて便利ですが、座った時にスマホが滑り落ちそうになる不安がありました。エブリデイ・ショーツならジッパーを閉めれば貴重品を落とす心配がなく、手ぶら派にはたまらない仕様です。
5. シルエットの印象
バギーズはゆったりとしたクラシックなシルエット。対してパタゴニア エブリデイ ショーツは、多機能ながらも少しスッキリとしたモダンな印象を与えます。ベルトがあるおかげで「短パン」感が強すぎず、大人のタウンユースにも馴染みやすいのが特徴です。
失敗しないためのサイズ感と選び方のコツ
パタゴニア製品を購入する際、最も頭を悩ませるのがサイズ選びですよね。基本的には「USサイズ」なので、日本のブランドよりも大きめに作られています。
パタゴニア エブリデイ ショーツを選ぶ際の目安は以下の通りです。
- 普段、日本のLサイズを履いている方 → パタゴニアのMサイズ
- 普段、日本のMサイズを履いている方 → パタゴニアのSサイズ
基本的には「ワンサイズ下」を選ぶのがセオリーです。
ただし、このショーツにはウェビングベルトが付いています。そのため、少しゆとりを持って履きたい、あるいは丈を長めに確保したいという場合は、あえて普段通りのサイズを選び、ベルトでギュッと絞って履くというスタイルもアリです。
ちなみに、股下は約18cm(7インチ相当)。バギーズ・ショーツの「5インチ(短い方)」と「7インチ(長い方)」の中間くらいの感覚です。短すぎず長すぎない、まさに「エブリデイ」な絶妙な丈感に仕上がっています。
実際に履いてわかった!リアルな使用感レビュー
実際にパタゴニア エブリデイ ショーツを履いて過ごしてみると、その完成度の高さに驚かされます。
まず、ウエストのベルトが非常に優秀です。
バギーズの場合、ポケットにスマホや財布、鍵などを詰め込むと、重みでずり下がってくることがありました。しかし、エブリデイ・ショーツはベルトでしっかり固定できるため、荷物をたくさん入れても安定感が抜群です。
また、サイドのジッパー付きポケットは、自転車に乗る際やフェスで暴れる(失礼、踊る)際にも、中身を気にする必要がありません。この「安心感」は、一度味わうと戻れなくなります。
水辺での使用感も上々です。
ナイロン混紡なので乾きが早く、水から上がった後もしばらくすればサラッとした状態に戻ります。ライナーがないので、海で使う際は水着用のインナーを履くか、速乾性のボクサーパンツを合わせるのがおすすめです。
長く愛用するためのお手入れガイド
パタゴニアの製品は丈夫ですが、正しいケアをすることで、撥水性や生地の風合いをより長く保つことができます。
洗濯の際は、一般的な家庭用洗剤で大丈夫ですが、柔軟剤の使用は控えましょう。柔軟剤に含まれる成分が、生地の撥水加工(DWR)をコーティングしてしまい、水を弾かなくなってしまうからです。
もし撥水力が落ちてきたと感じたら、乾燥機に20分ほどかけるか、あて布をして低温でアイロンを当ててみてください。熱を加えることで、寝てしまった撥水分子が再び立ち上がり、購入時に近い撥水性能が復活します。
こうしたメンテナンスを繰り返しながら、何年も履き潰していくのがパタゴニア流の楽しみ方でもあります。
パタゴニア エブリデイ ショーツを夏の相棒に選ぼう
夏をアクティブに楽しみたい、けれど街歩きでも違和感のないスマートさが欲しい。そんな欲張りな願いを叶えてくれるのが、パタゴニア エブリデイ ショーツです。
バギーズ・ショーツが「完成されたクラシック」なら、このエブリデイ・ショーツは「進化した実力派」と言えるでしょう。
- ストレッチ性による圧倒的な動きやすさ
- ベルトとジッパー付きポケットが生む安心感
- ライナーなしによるレイヤリングの自由度
これらを備えた一着は、あなたの夏をより軽やかで、自由なものにしてくれるはずです。
カラーバリエーションも豊富に展開されているので、ぜひ自分の一色を見つけてみてください。一度その快適さを知ってしまったら、文字通り「エブリデイ(毎日)」履きたくなってしまうかもしれません。
この夏、最高の一歩を踏み出すために、パタゴニア エブリデイ ショーツをあなたのワードローブに加えてみてはいかがでしょうか?

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