「旅行用のサブバッグを探しているけれど、どれも重くてかさばる……」
「エコバッグじゃ心もとないし、かといって本格的なバックパックは仰々しい」
そんな悩みを抱える全トラベラーとミニマリストに、自信を持っておすすめしたいシリーズがあります。それがパタゴニアのパタゴニア ウルトラライト ブラックホールシリーズです。
パタゴニアの代名詞とも言える「ブラックホール」の名を冠しながら、驚くほどの軽さとタフさを両立したこのラインナップ。今回は、全モデルの徹底比較から、実際に使ってわかったリアルな欠点、そして後悔しない選び方まで、余すことなくお届けします。
ウルトラライト・ブラックホールが選ばれる3つの理由
パタゴニアには通常の「ブラックホール」シリーズもありますが、なぜあえて「ウルトラライト」がこれほどまでに支持されるのでしょうか。その理由は大きく分けて3つあります。
1. 驚異の「軽さ」と「パッカブル」仕様
最大の魅力は、なんといってもその軽さです。最も小さいパタゴニア ウルトラライト ブラックホール ミニ ヒップ パックは約100gと、卵2個分程度の重さしかありません。しかも、すべてのモデルが内側のポケットに本体を丸ごと収納できる「パッカブル」仕様。使わないときは手のひらサイズになるため、メインのバッグに忍ばせておき、荷物が増えたときだけ取り出すという使い方が可能です。
2. 薄いのに引き裂きに強い「リップストップ・ナイロン」
「素材が薄いとすぐに破れるのでは?」と不安になるかもしれません。しかし、ここがパタゴニアの技術力の見せ所です。格子状にナイロン繊維を織り込んだ「リップストップ」生地を採用しているため、万が一どこかに引っ掛けて小さな穴が空いたとしても、そこから裂け目が広がるのを防いでくれます。
3. 雨や汚れを寄せ付けない高い撥水性
表面にはシリコンコーティング、裏面にはポリウレタンコーティングが施されており、多少の雨なら玉のように弾いてくれます。旅行中の急な天候変化や、アウトドアシーンでの泥汚れなども、サッと拭き取ればOK。このメンテナンスの楽さは、日常使いでも大きなメリットになります。
【全モデル比較】あなたにぴったりの1つはどれ?
ウルトラライト・ブラックホールシリーズには、用途に合わせて4つの主要モデルが用意されています。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ウルトラライト・ブラックホール・トート・パック 27L
シリーズ一番の人気モデルといえば、このパタゴニア ウルトラライト ブラックホール トート パックです。
- 手に持つ「トートバッグ」
- 背負う「バックパック」この2WAYで使えるのが最大の特徴です。開口部はドローコードでガバッと開くので、スーパーでの買い物や、子供の着替えを入れるマザーズバッグとしても優秀。サイドにはストレッチメッシュポケットがあり、水筒や折りたたみ傘もしっかり収まります。
ウルトラライト・ブラックホール・パック 20L
より「歩きやすさ」を重視するなら、20リットル容量のバックパックタイプがおすすめ。シンプルな構造ながら、背中には薄いパネルが入っているため、パッカブルモデル特有の「中身が背中にゴツゴツ当たる感じ」が軽減されています。登山のアタックザックや、ジム通いのバッグとして最適です。
ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L
「リュックを背負うほどではないけれど、手ぶらで歩きたい」という街歩き派には、パタゴニア ウルトラライト ブラックホール スリングがぴったり。体にフィットする左右非対称のデザインで、背負ったままくるりと前に回せば、中身をすぐに取り出せます。8Lという絶妙なサイズ感は、iPadやカメラを持ち歩くのにも重宝します。
ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック 1L
スマホ、財布、鍵。これだけで出かけたいミニマリストの決定版です。ストラップの調整幅が広いため、ウエストポーチとしてだけでなく、斜めがけにしてボディバッグのようにも使えます。非常にコンパクトなので、登山の際の行動食入れや、海外旅行での貴重品管理用としても定評があります。
正直に伝えたい「ウルトラライト」の欠点と対策
どんな名作にも、使う人によっては気になるポイントがあるものです。購入前に知っておきたい「弱点」と、それを補うためのコツをまとめました。
自立しないのでパッキングに工夫が必要
厚手のキャンバス地やハードシェルバッグと違い、素材が非常に柔らかいため、荷物が少ないと床に置いたときに「クシャッ」と潰れてしまいます。
- 対策: 荷物を入れる際は、背中側に雑誌やノートなど平らなものを入れると形が安定します。また、底板を自作して入れるユーザーも多いようです。
PC専用のクッションスリーブがない
軽量化を優先しているため、ノートPCを衝撃から守る専用ポケットはありません。
- 対策: ノートPCを運ぶ際は、必ず単体のPCケースに入れてから収納するようにしましょう。バッグ自体にクッション性がない分、ケースで保護するのが鉄則です。
内部が暗いと中身が見えにくい
特にブラックやネイビーなどの濃色モデルの場合、内側の生地も同色であることが多いため、小さな小物が底に沈むと見つけにくいことがあります。
- 対策: 小物は明るい色のポーチに小分けにしてから入れるのが正解。視認性が上がり、パッカブル特有の「整理のしにくさ」も解決できます。
2024年以降の仕様変更:マットな質感へ
古くからのファンの方は「ブラックホールといえばテカテカした光沢感」というイメージがあるかもしれません。しかし、近年のモデルチェンジにより、環境負荷の低いリサイクルTPUラミネートを採用。その結果、光沢が抑えられたマットで落ち着いた質感へと進化しました。
これにより、以前よりも「アウトドア感が強すぎない」見た目になり、街中でのコーディネートや、カジュアルなビジネススタイルにも馴染みやすくなっています。最新のパタゴニア製品は、機能性だけでなく、今のライフスタイルに溶け込む洗練されたデザインへとアップデートされ続けているのです。
パタゴニア「ウルトラライト・ブラックホール」全種類レビュー!欠点や使い方も解説のまとめ
パタゴニアのパタゴニア ウルトラライト ブラックホールシリーズは、単なる「折りたたみバッグ」の枠を超えた、メインを張れる実力を持った名作です。
- 荷物を極限まで軽くしたい旅行者
- 丈夫で長く使えるサブバッグが欲しい方
- 環境に配慮した製品を選びたいミニマリスト
これらの方にとって、これ以上の選択肢はなかなか見つからないでしょう。自立しにくい、クッション性がないといった特性も、パッキングの工夫次第で十分にカバー可能です。
27Lのトートで軽快に街を歩くか、1Lのミニヒップパックで身軽に旅に出るか。あなたのライフスタイルに最適な「ウルトラライト」を相棒にして、もっと自由な移動を楽しんでみませんか。
一度この軽さを体感してしまうと、もう重いバッグには戻れなくなるかもしれません。
さらに詳しく各モデルのサイズ感や、現在のカラーバリエーションをチェックしたい方は、ぜひ公式サイトやパタゴニアのラインナップを確認してみてください。

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