「アウトドアウェアを探しているけれど、結局どのブランドがいいの?」
「パタゴニアってよく聞くけど、ぶっちゃけ何がそんなに凄いの?」
そんな疑問を抱えている方は多いはず。街を歩けば右も左もパタゴニアのロゴを見かけますよね。でも、単なるファッションブランドだと思って手に取ると、その奥深さに驚かされることになります。
今回は、世界中で愛されるアウトドアブランド「パタゴニア」の正体を徹底解剖します。なぜ高くても売れるのか、どのモデルを選べば失敗しないのか。あなたが一生モノの一着に出会うためのガイドをお届けします。
パタゴニアとは?世界中から支持される「誠実すぎる」ブランドの正体
パタゴニアは、1973年にアメリカで生まれたアウトドアブランドです。創業者はイヴォン・シュイナード。彼はもともと登山家であり、自分が使うクライミング用具を自作するところからビジネスが始まりました。
パタゴニアが他のブランドと決定的に違うのは、その経営理念です。「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というミッションを掲げ、利益よりも環境保護を優先することすらあります。
例えば、売上の1%を環境保護団体に寄付する「1% for the Planet」という活動を40年以上も続けています。さらに、製品にはオーガニックコットンやリサイクル素材を積極的に採用。単に「おしゃれな服」を作っているのではなく、「地球に負担をかけない最高の道具」を作っているのがパタゴニアというブランドなんです。
なぜ高い?パタゴニア製品に投資する価値がある3つの理由
パタゴニアのジャケットやフリースは、決して安くはありません。むしろ、量販店のアイテムと比べれば数倍の価格がします。それでもファンが絶えないのには、明確な理由があります。
- 圧倒的な耐久性と機能性パタゴニアのウェアは、過酷な雪山や荒れ狂う海での使用を想定して作られています。プロのアスリートがフィールドテストを繰り返し、何度も改良を重ねているため、防風性、保温性、透湿性が極めて高いのです。一回買えば、10年、20年と現役で使えるタフさがあります。
- 時代に左右されないデザイン流行を追ったデザインではなく、道具としての美しさを追求しています。そのため、数年前のモデルを着ていても古臭さを感じません。むしろ、使い込まれた風合いが「味」として評価される稀有なブランドです。
- 修理して使い続ける文化パタゴニアには「Worn Wear」というプログラムがあり、破れたりジッパーが壊れたりしても、リペアセンターで修理してくれます。「新しいものを買わせる」のではなく「直して長く着る」ことを推奨している。この誠実な姿勢が、ユーザーとの強い信頼関係を生んでいます。
これを買えば間違いない!パタゴニアの絶対的おすすめ定番モデル
「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」という方のために、これだけは押さえておきたい名作をピックアップしました。
クラシック・レトロX・ジャケット
パタゴニアの代名詞とも言えるのがレトロXです。モコモコとした厚手のフリースに、防風バリヤーを貼り合わせた一着。フリースの弱点である「風を通す」を克服しているため、アウターとして非常に優秀です。秋口から冬にかけて、街着としてもキャンプ着としても最強の相棒になります。
R1・デイリー・ジャケット
登山者の「制服」と呼ばれるのがR1シリーズです。凹凸のある格子状のフリース素材(ポーラテック)が、動いている時は熱を逃がし、止まっている時は体温を維持します。一度着ると、その温度調節の絶妙さに驚くはず。日常のランニングや冬のインナーとしても重宝します。
トレントシェル 3L・ジャケット
雨の日の救世主。パタゴニア独自の防水透湿基準をクリアしたトレントシェルは、土砂降りの雨でも内部をドライに保ちます。3層構造になったことで耐久性が増し、肌へのベタつきも軽減されました。コンパクトに折り畳めるので、カバンに忍ばせておけば急な天候変化も怖くありません。
ナノ・パフ・ジャケット
「ダウンのようでダウンじゃない」化繊インサレーションの傑作です。濡れても保温力を失わないプリマロフトという中綿を使用しており、洗濯機でガシガシ洗えるのが最大のメリット。軽量で温かく、冬はコートの下に、春秋はアウターとして一年中出番があります。
キャプリーン・クール・デイリー
夏場やスポーツ時に欠かせないのが、このベースレイヤーです。速乾性が凄まじく、汗をかいてもすぐに乾いてサラサラ。さらに防臭加工が施されているため、数日間の旅行や登山でも臭いが気になりにくいのが特徴です。
失敗しないためのサイズ選びとフィット感のポイント
パタゴニア製品を購入する際に最も注意すべきなのが「サイズ感」です。アメリカサイズを基準にしているため、日本のメーカーと同じ感覚で選ぶと、袖が長すぎたりブカブカになったりすることがあります。
- 基本は「1サイズ下」を選ぶ普段、日本ブランドでLサイズを着ている方なら、パタゴニアではMサイズがジャストになることが多いです。迷ったらワンサイズ下を検討してみてください。
- 「フィット」の名称を確認するパタゴニアには、製品ごとに「スリム・フィット」「レギュラー・フィット」「リラックス・フィット」という区分があります。同じMサイズでも、スリム・フィットは体に密着し、レギュラー・フィットは少しゆとりがあります。自分の用途に合わせて、この表記を必ずチェックしましょう。
- 公式サイトのサイズ検索ツールを活用パタゴニアのオンラインショップには「私のサイズは?」というシミュレーターがあります。身長や体重、好みの着心地を入力するだけで最適なサイズを提案してくれるので、非常に精度が高いですよ。
パタゴニアを「一生モノ」にするメンテナンスと修理の秘訣
せっかく手に入れたパタゴニアですから、長く愛用したいですよね。長く着るためのコツは、実は「こまめな洗濯」にあります。
「ダウンや防水ジャケットは洗わない方がいい」と思われがちですが、それは大きな間違いです。皮脂や泥汚れが付着したまま放置すると、生地の劣化を早め、防水機能も低下してしまいます。専用の洗剤を使って正しく洗うことで、機能はむしろ回復します。
もし穴が開いたり、焚き火の火の粉で溶けてしまったりしても、諦めないでください。パタゴニアのリペアサービスに相談すれば、熟練のスタッフが修理してくれます。ツギハギの跡は、あなたがそのウェアと一緒に冒険した証。世界に一着だけの特別なウェアに育っていく過程を楽しんでください。
パタゴニアとは?長く愛用するほどに価値が増す最高のパートナー
「パタゴニアとは、単なるアウトドアウェアではない」
ここまで読んでくださったあなたなら、その意味が少しずつ見えてきたのではないでしょうか。
それは、厳しい自然環境から身を守るための信頼できる道具であり、地球の未来を守るための意思表示でもあります。そして何より、一度手に入れれば10年以上にわたってあなたの生活を支えてくれる、頼もしい相棒になります。
最初は、フリース一着、Tシャツ一枚からで構いません。ぜひ、その袖を通した時の安心感と、計算し尽くされた機能美を体感してみてください。パタゴニアというブランドが、あなたのライフスタイルをより豊かで、より持続可能なものに変えてくれるはずです。
「パタゴニアとは」何かを探しているあなたの手元に、一生大切にしたい一着が届くことを願っています。

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