旅行好きの間で「最強の旅バッグ」と名高いパタゴニアのパタゴニア ブラックホール・MLC 45L。その圧倒的な収納力とタフな見た目に惹かれる一方で、多くの人が抱く最大の疑問があります。
「このデカさ、本当に飛行機の機内に持ち込めるの?」
結論から言えば、パタゴニア ブラックホール・MLC 45Lは機内持ち込みを前提に設計されたバッグです。しかし、航空会社によっては「うっかりサイズオーバー」なんていう落とし穴も隠れています。
今回は、パタゴニア愛用者の視点から、MLC 45Lの機内持ち込み事情、実際の使い勝手、そして後悔しないための注意点を徹底的に深掘りします。
MLC 45Lが「機内持ち込み最大サイズ」と呼ばれる理由
まず、パタゴニア ブラックホール・MLC 45Lという名前の「MLC」という言葉に注目してください。これは「Maximum Legal Carry-on(機内持ち込み可能な最大サイズ)」の略称。つまり、パタゴニアが最初から「飛行機の棚に入れるための最大容量」を狙って作ったバッグなんです。
公式のサイズ設定は、約56cm × 36cm × 19cm。
これを日本の主要航空会社の規定と比較してみましょう。ANAやJALの国内線(100席以上)や国際線では「3辺の合計が115cm以内、かつ各辺が55cm×40cm×25cm以内」というルールが一般的です。MLC 45Lの3辺合計は約111cm。規定内にしっかりと収まっています。
海外の航空会社、例えばデルタ航空やユナイテッド航空でも、標準的な機内持ち込みサイズとしてクリアできる設計です。まさに「これ一つで世界中どこへでも行ける」というコンセプトを体現しています。
実際に使ってわかった45Lの圧倒的な収納力
「45L」と言われてもピンとこないかもしれませんが、これは一般的なバックパックの約1.5倍から2倍の容量です。
- 3泊4日の着替え(冬服含む)
- 洗面道具一式
- 16インチまでのノートPC
- ガジェットポーチ
- 予備の靴1足
これらを入れても、まだ少し余裕があるレベル。メインコンパートメントはブック型にガバッと大きく開くので、スーツケースのように荷物を整理できるのが最大の魅力です。メッシュの仕切りがあるおかげで、移動中に中身がグチャグチャになる心配もありません。
また、パタゴニア ブラックホール・MLC 45Lの隠れた主役が、背面のラップトップコンパートメントです。ここが180度フラットに開く「バタフライ開口」になっているため、空港の保安検査場でPCをわざわざバッグの底から引っ張り出す必要がありません。スマートに検査を通過できる快感は、一度味わうと手放せなくなります。
LCC(格安航空会社)を利用する際の3つの注意点
大手航空会社では問題ないパタゴニア ブラックホール・MLC 45Lですが、ジェットスターやピーチなどのLCCを利用する場合は、少しだけ注意が必要です。
一つ目は「重量」の壁。LCCの機内持ち込み重量制限は、多くの場合「7kgまで」です。MLC 45L自体の重さが約1.6kgあるため、中身に詰め込めるのは実質5kgちょっと。45Lの容量いっぱいに荷物を詰めると、簡単に10kgを超えてしまいます。容量があるからといって詰め込みすぎると、カウンターで追加料金を払って預け入れにする羽目になるので注意しましょう。
二つ目は「厚み」の変化。MLC 45Lはソフトな素材で作られています。そのため、外側のポケットにパンパンに荷物を詰めると、奥行きの19cmという数値が簡単に25cmを超えて膨らんでしまいます。サイズチェッカーに入れろと言われた際、膨らみすぎているとアウト判定を食らう可能性があるのです。
三つ目は「見た目のボリューム感」。背負った時の存在感がかなり大きいため、ゲートのスタッフに目を付けられやすいという側面があります。余裕を持って機内へ持ち込むなら、パッキングは8割程度に抑えておくのが賢明です。
進化した3WAY機能!バックパックにもショルダーにもなる
最新のパタゴニア ブラックホール・MLC 45Lが以前のモデルより劇的に進化しているポイント、それが「持ち運びの多様性」です。
- バックパックとして背負う
- 肩掛けストラップでショルダーバッグにする
- 横のハンドルを持ってブリーフケースのように持つ
特筆すべきは、収納可能なヒップベルトです。これ、ただの腰ベルトじゃありません。実は取り外してショルダーストラップとしても使えるギミックになっています。長距離移動はバックパックで荷重を分散させ、空港内やホテルへのチェックイン時はショルダーに変えてスマートに見せる。この切り替えが驚くほどスムーズです。
また、背面のパネルにはスーツケースのハンドルを通せるスリットも付いています。長期旅行でメインのスーツケースがある場合でも、サブバッグとして上に載せて運べるのは非常に便利です。
ブラックホールシリーズならではの耐久性と環境への配慮
旅の道具として信頼できるかどうかは、タフさに直結します。パタゴニア ブラックホール・MLC 45Lは、リサイクル素材100%の頑丈なポリエステル素材に、TPUフィルムをラミネート加工しています。
この加工のおかげで、ちょっとした雨なら弾き飛ばしてくれますし、空港の荷物棚や床にラフに置いても傷がつきにくい。汚れてもサッと拭くだけで綺麗になるメンテナンスのしやすさは、過酷な旅路では本当にありがたいポイントです。
パタゴニア製品を選ぶということは、環境への投資でもあります。このバッグはフェアトレード・サーティファイドの工場で製造されており、長く使い続けることを前提とした「生涯保証」に近い修理体制も整っています。一度買えば10年、20年と旅の相棒になってくれるはずです。
45Lが大きすぎると感じる人への選択肢
「機内持ち込みはしたいけど、45Lは自分には大きすぎるかも…」と感じる方もいるでしょう。特に小柄な女性や、1泊2日の出張がメインの方には、パタゴニア ブラックホール・ミニ・MLC 30Lという選択肢もあります。
30Lモデルであれば、LCCの座席下にも収まりやすく、重量オーバーのリスクも激減します。逆に、長期の世界一周旅行や、撮影機材をたくさん持ち歩くクリエイターなら、迷わず45Lを選ぶべきです。「大は小を兼ねる」という言葉通り、コンプレッションストラップで絞れば、荷物が少ない時でもある程度コンパクトに運用できます。
最高の旅を支えるパタゴニアのMLC 45Lは機内持ち込み可能?サイズ規定や最新レビューを徹底解説!
さて、ここまでパタゴニア ブラックホール_MLC 45Lの魅力を語ってきましたが、最後にもう一度おさらいしましょう。
このバッグは、ほとんどの航空会社の機内持ち込み規定をクリアするように設計されています。PC収納の利便性、3WAYの柔軟な持ち運び、そしてどんな悪天候にも耐えうるタフさ。これらが1つのパッケージになっている点は、他のトラベルバッグの追随を許しません。
もちろん、LCCでの重量制限やパンパンに詰めた時の膨らみには注意が必要ですが、それさえ理解していれば、これほど頼もしい相棒はいません。空港のターンテーブルで自分の荷物が出てくるのを待つ時間は、もう必要なくなるのです。
次の旅は、パタゴニア ブラックホール・MLC 45Lを背負って、もっと自由に、もっと軽やかに空を飛んでみませんか?機内持ち込みのストレスから解放された時、あなたの旅の質は間違いなく一段階アップするはずです。

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