パタゴニアというブランド名を聞いて、真っ先に何を思い浮かべますか?フリースやダウンも有名ですが、実はコアなファンが最も「色違いで集めてしまう」のが、パタゴニアの帽子です。
アウトドアでの実用性は言うまでもなく、街中でも馴染むデザイン。そして何より、一度被ると手放せなくなる快適なフィット感。でも、いざ買おうとすると「種類が多すぎてどれがいいの?」「海外サイズだから大きすぎない?」と悩んでしまう方も多いはずです。
この記事では、パタゴニアの帽子の選び方から、絶対に失敗しないサイズ感、そしてお気に入りを長く使うための洗濯術まで、パタゴニア愛好家の視点で徹底的に掘り下げていきます。
パタゴニアの帽子が「一生モノ」と言われる3つの理由
なぜ、世の中に数あるスポーツブランドの中でも、パタゴニアの帽子はこれほどまでに支持されるのでしょうか。そこには、単なるファッションアイテムの枠を超えた「こだわり」が詰まっているからです。
まず1つ目は、圧倒的な「耐久性」です。パタゴニアは「製品を長く使うこと」を推奨しているブランド。登山やトレイルランニングで汗や泥にまみれても、適切にケアをすれば何年も、あるいは10年以上使い続けることができます。
2つ目は「環境への徹底した配慮」です。例えば、パタゴニア キャップのツバの部分には、海に捨てられた漁網をリサイクルした「NetPlus®(ネットプラス)」という素材が使われています。自分が帽子を被ることで、少しだけ地球が綺麗になる。そんなストーリーも、選ばれる理由の一つです。
3つ目は「日本人の頭にも合うフィット感」の多様さ。海外ブランドは形が合わないと思われがちですが、パタゴニアはクラウン(帽子の高さ)の種類が豊富なため、絶妙に似合う形が必ず見つかるようになっています。
失敗しないための「クラウンの高さ」とサイズ選び
パタゴニアの帽子を選ぶ上で最も重要なのが「クラウン(帽子の山の高さ)」のチェックです。ここを間違えると、「なんだか似合わないな……」という悲劇が起きてしまいます。
1. ロークラウン(浅め)
日本人に最もおすすめなのがこのタイプです。被った時に耳の上に少し隙間ができるくらいの浅さで、顔の形を選ばずスッキリと見せてくれます。女性や、キャップを被るといつも「帽子に被られている感」が出てしまう小顔の方に最適です。
2. ミッドクラウン(標準)
パタゴニアの定番「トラッカー・ハット」に多いのがこのタイプ。適度な深さがあり、安心感のある被り心地です。ストリートファッションや、カジュアルなキャンプスタイルによく合います。
3. ハイクラウン(深め)
ガバッと深く被りたい方や、頭のサイズが大きめの方、あるいは顔の横幅が気になる方に適しています。ボリューム感が出るので、全体のシルエットにアクセントをつけたい時に重宝します。
サイズ表記の読み解き方
パタゴニアの帽子は、多くが「ワンサイズ」ですが、ハット類にはサイズ展開があることも。
- ワンサイズ(OS): 後ろのアジャスターで調整可能。頭囲55cmから58cm程度なら問題なくフィットします。
- S/M: 頭囲55cm〜58cm程度。フィット感を重視するバケツハットなどに。
- L/XL: 頭囲58cm〜61cm程度。ゆったり被りたい方や、髪の量が多い方におすすめです。
シーン別!パタゴニアのおすすめモデル16選
それでは、具体的なおすすめモデルを見ていきましょう。自分のライフスタイルに合わせて選んでみてください。
【タウンユース・キャンプの定番】
まずは、街歩きやキャンプで主役になるモデルから。
- P-6 ロゴ・トラッカー・ハットパタゴニア トラッカーハットパタゴニアと言えばこれ。フロントに大きな山脈ロゴがあり、背面がメッシュになっています。通気性が抜群で、夏のフェスやバーベキューでも蒸れ知らず。まさに「王道」の一着です。
- P-6 ラベル・トラッド・キャップパタゴニア トラッドキャップこちらは全面がコットン素材の6パネルキャップ。ロゴが控えめなラベルになっており、大人っぽい印象を与えます。柔らかい素材なので、脱いだ時にバッグへ無造作に放り込めるのも魅力。
- フィッツロイ・アイコン・トラッド・キャップシンプルなデザインを好むならこちら。主張しすぎないロゴが、どんなコーディネートにも溶け込みます。
- 73 スカイライン・トラッド・キャップヴィンテージ感のある旧ロゴデザインが特徴。古着スタイルや、少し個性を出したい時におすすめです。
【トレラン・登山・アクティビティ用】
動くことを前提に作られた、機能美あふれるモデルたちです。
- ダックビル・キャップパタゴニア ダックビルキャップトレイルランナーの制服とも言える名作。ツバが短く、視界を遮りません。また、ツバが柔らかいので、ポケットに丸めて収納できるのが最大の特徴。超軽量で速乾性もピカイチです。
- ダックビル・トラッカー・ハットダックビルの機能性に、メッシュキャップのスタイルを融合。見た目のおしゃれさと、ランニング中の通気性を両立したい欲張りな方に。
- テレボン・ライトウェイト・ハットパタゴニア テレボンハット非常に薄くて軽いリップストップ素材を使用。ストレッチが効いており、激しく動いてもズレにくい。ハイキングからジョギングまで幅広く活躍します。
- エアシェッド・キャップ驚異的な通気性を誇るモデル。夏の激しいアクティビティでも、頭の熱を効率よく逃がしてくれます。
【水遊び・旅・フェス用】
水に濡れるシーンや、強い日差しを遮りたい時に。
- ウェーブフェアラー・バケツ・ハットパタゴニア バケットハット速乾性のあるナイロン素材を使用。海や川で濡れてもすぐに乾きます。内側のポケットに本体を収納できる「パッカブル」仕様なので、旅行の荷物の隙間に忍ばせておけます。
- バギーズ・ブリマーパタゴニア ブリマーハット全方位のツバが強い日差しをカット。あご紐がついているので、風の強い稜線やボートの上でも安心です。
- クアンダリー・ブリマー軽量でストレッチ性があり、長時間の着用でも疲れにくいハット。本格的な登山からガーデニングまで対応します。
- サーフ・ブリム水面からの照り返しを防ぐ、サーフィンや釣り特化型のハット。水に浮く設計になっているのも心強いポイント。
【秋冬・防寒用】
寒い季節、頭を温めるだけで体感温度は劇的に変わります。
- フィッシャーマンズ・ロールド・ビーニーパタゴニア ビーニーリサイクル・ポリエステル混紡の、肌触りが柔らかいニット帽。耳出しスタイルで浅く被るのが今っぽくておしゃれです。
- ブロデオ・ビーニーウールとナイロンを混紡した、クラシックな厚手のニット帽。保温性が高く、冬のキャンプや雪国への旅行に最適。
- パウダー・タウン・ビーニー大きなポンポンがついた、レトロなデザインが可愛いモデル。ゲレンデで目立つこと間違いなしです。
- リサイクル・ウール・ベレーパタゴニアには珍しいベレー帽。環境に配慮しつつ、冬のファッションにエレガントさをプラスしてくれます。
お気に入りを10年使うための「正しい洗濯方法」
パタゴニアの帽子は丈夫ですが、汗を吸ったまま放置すると変色(汗染み)や劣化の原因になります。長く愛用するために、正しい洗い方をマスターしましょう。
基本は「手洗い」が一番
形を崩したくないなら、洗面台での押し洗いがベストです。
- ぬるま湯に中性洗剤(おしゃれ着洗い用など)を溶かします。
- 帽子を浸し、優しく押し洗いします。特に内側の縁(スベリと呼ばれる部分)は汗が溜まるので、指でなぞるように洗ってください。
- 洗剤が残らないよう、しっかりとすすぎます。
- タオルで挟んで水分を取り、形を整えてから「陰干し」します。
洗濯機を使う場合の裏ワザ
忙しくて手洗いができない時は、洗濯機でもOK。ただし、必ず洗濯ネットに入れてください。できれば、型崩れ防止用の専用ネットを使うのが理想的です。
- 注意点: 柔軟剤や漂白剤は厳禁です。撥水加工や吸湿速乾性を落としてしまう可能性があります。
ツバの形をキープするコツ
干す時に、ザルやボウルに帽子を被せて干すと、丸いシルエットを保ったまま乾かすことができます。直射日光は色あせの原因になるので、必ず風通しの良い日陰を選びましょう。
パタゴニアの帽子でよくある疑問にお答えします
Q. 頭が大きくて、海外ブランドは心配です。
A. ぜひ「ミッドクラウン」以上のモデルを選んでみてください。また、パタゴニア トラッカーハットのようなアジャスター付きのものは、想像以上に調整の幅が広いです。L/XLサイズがあるモデルなら、ほとんどの方が快適に被れるはずですよ。
Q. 偽物を見分ける方法はありますか?
A. パタゴニアの製品には、必ず内側に小さな白いタグがあり、そこに「STYLE:XXXXX(5桁の数字)」という型番が記載されています。これをネットで検索して、同じモデルが出てくるか確認するのが一番確実です。不安な場合は、公式サイトや信頼できる正規代理店で購入しましょう。
Q. 女性でもメンズモデルを被れますか?
A. もちろんです!パタゴニアの帽子の多くはユニセックス(男女共用)としてデザインされています。女性がメンズライクなキャップを少し緩めに被るのも、とても素敵です。
まとめ:パタゴニアの帽子おすすめ16選!サイズ感や種類、洗濯方法まで徹底解説
パタゴニアの帽子は、単なる日よけの道具ではありません。それは、自然を愛する気持ちの表れであり、アクティブな毎日を支えてくれる頼もしい相棒です。
「どれにしようかな」と迷ったら、まずは自分の頭の形に合う「クラウンの高さ」を決め、次に使うシーンを想像してみてください。山で汗を流すならダックビル、街でリラックスするならトラッド・キャップ。
一度お気に入りの一つが見つかれば、その心地よさにきっと驚くはずです。そして、何年か経って少し色が褪せてきた頃、その帽子にはあなたと一緒に過ごしたアウトドアの思い出が刻まれていることでしょう。
ぜひ、今回ご紹介したパタゴニア 帽子の中から、あなただけの運命の一冠を見つけてみてくださいね。次はどの山に、どの帽子を連れて行きましょうか?

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