「パタゴニアの服ってかっこいいけど、アノラックって実際どうなの?」
「フルジップのジャケットと迷っているけれど、使い勝手が知りたい」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか。パタゴニアのラインナップの中でも、ひときわレトロで独特の存在感を放つのが「アノラック(プルオーバー)」タイプのアウターです。
フロントの大きなポケットや、被り特有のシルエットなど、ファンを惹きつけてやまない魅力が詰まっています。しかし、いざ選ぼうとするとサイズ選びが難しかったり、用途に合うモデルが分からなかったりすることもありますよね。
今回は、パタゴニアのアノラックを愛してやまない筆者が、2026年最新の視点で、おすすめモデル10選から失敗しないサイズ選び、街着と登山での活用術までを徹底的に解説します。
パタゴニアのアノラックが選ばれる3つの理由
なぜ、フルジップ全盛の現代において、わざわざ「被り」のアノラックが選ばれるのでしょうか。そこにはパタゴニアらしい哲学と、合理的な理由があります。
1. 圧倒的な収納力を誇るカンガルーポケット
アノラック最大の特徴は、お腹の部分にある大きな「カンガルーポケット」です。フルジップのジャケットは中央にファスナーが通るため、左右にポケットが分かれてしまいます。しかし、アノラックは一枚布で繋がっているため、地図、グローブ、スマホ、行動食など、大きな荷物もガサッと放り込める安心感があります。
2. 高い防風性と保温性
ファスナーは便利な反面、風の侵入経路にもなります。アノラックはフロントの開口部が半分しかないため、風の影響を受けにくく、体温を逃がしにくい構造です。特に冷え込むキャンプの夜や、風の強い稜線を歩く登山では、この「閉ざされた安心感」が大きなメリットになります。
3. 流行に左右されないレトロなデザイン
パタゴニアの歴史を語る上で、アノラックは欠かせない存在です。1960年代から続くアーカイブを現代の素材で復刻したモデルが多く、そのクラシックな佇まいは、最新のハイテクウェアにはない「こなれ感」を演出してくれます。街着として羽織るだけでサマになるのが、最大の魅力かもしれません。
街着から登山まで!パタゴニアのアノラックおすすめ10選
ここからは、今手に入れるべき注目のモデルを厳選してご紹介します。
1. イスマス・アノラック
パタゴニアのライフスタイルラインを代表する一着です。1960年代の遠征用ジャケットからインスピレーションを受けたデザインで、丈夫なリサイクル・ナイロンを使用しています。
パタゴニア イスマス・アノラック撥水加工が施されているため、急な小雨程度なら問題ありません。街中でのカジュアルな着こなしに最も馴染むモデルです。
2. シンチラ・アノラック
パタゴニアの象徴であるフリース「シンチラ」を使用したアノラック。温かさはもちろん、軽量で肌触りが抜群です。
パタゴニア シンチラ・アノラック配色が非常に豊富で、ヴィンテージライクなカラーリングを楽しめるのが特徴。室内でのリラックスウェアとしても、冬のレイヤリングとしても重宝します。
3. ファンホッガーズ・アノラック
「とにかくタフな一着が欲しい」という方にはこちら。丈夫な平織りのコットン素材を使用した、焚き火などのキャンプシーンに最適なモデルです。
パタゴニア ファンホッガーズ・アノラック化学繊維とは異なり、火の粉で穴が空きにくいのが嬉しいポイント。使い込むほどに馴染むコットンの風合いは、育てる楽しみを教えてくれます。
4. M10 アノラック
こちらは本気のアルピニストに向けた超軽量の防水シェルです。3層構造の防水透湿素材を使用しながら、驚くほどの軽さを実現しています。
パタゴニア M10 アノラック無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインは、機能美そのもの。本格的な登山やクライミングで、1グラムでも荷物を減らしたい時に。
5. フーディニ・ストーニクロフト・アノラック
超軽量ウィンドシェルの代名詞「フーディニ」のアノラック版。
パタゴニア フーディニ・ジャケットシャツ感覚で羽織れる軽さで、ランニングやサイクリングにも最適です。胸ポケットに本体を収納できるポケッタブル仕様なので、カバンに忍ばせておけばエアコン対策にもなります。
6. パウダー・タウン・アノラック
スキーやスノーボードを楽しむなら、このモデルが最適。防水性に加え、中綿入りのタイプもあり、ゲレンデでの寒さをシャットアウトしてくれます。
パタゴニア スノーウェア アノラック大きなフロントポケットにはゴーグルや予備のグローブも入るため、雪山での利便性はフルジップを凌駕します。
7. トレントシェル 3L プルオーバー
パタゴニアの防水レインウェアといえば「トレントシェル」。そのプルオーバーモデルです。
パタゴニア トレントシェル 3L抜群の防水透湿性を持ちながら、比較的リーズナブルな価格設定も魅力。登山初心者からベテランまで、雨対策の第一候補として選ばれています。
8. スカイライン・トラベラー・アノラック
伸縮性に優れた素材を採用し、動きやすさを追求した一着。旅行や長距離移動でもストレスなく着用できる、大人のためのリラックス・アウターです。
パタゴニア トラベルウェアマットな質感が上品で、スラックスなどときれいめに合わせることも可能です。
9. R1 エア・アノラック
テクニカルフリースの名作「R1」のアノラックタイプ。ジグザグ構造の素材が通気性と保温性を両立し、激しく動いても蒸れにくいのが特徴です。
パタゴニア R1 エア登山のミドルレイヤー(中間着)として非常に優秀で、一度着たら手放せなくなる快適さがあります。
10. マイクロ・パフ・アノラック
「ダウンよりも扱いやすく、ダウン並みに温かい」化繊インサレーションの最高峰。
パタゴニア マイクロ・パフ驚異的な軽さと保温力を持ち、濡れても暖かさを維持します。冬の登山やバックカントリーでの休憩着として、究極の一着と言えるでしょう。
失敗しないための「サイズ感」と選び方のポイント
パタゴニアの製品を検討する際、最も多くの人が頭を悩ませるのがサイズ選びです。アノラック特有の注意点も踏まえて解説します。
日本サイズより「ワンサイズ下」が基本
パタゴニアはアメリカサイズを基準に作られています。そのため、基本的には「普段着ている日本サイズよりワンサイズ下」を選ぶのがセオリーです。
- 日本でLサイズの人 → パタゴニアのMサイズ
- 日本でMサイズの人 → パタゴニアのSサイズ
ただし、近年のトレンドである「ゆったりめ」に着たい場合や、厚手のパーカーを中に着込むことを想定している場合は、あえて日本サイズと同じサイズを選ぶのも一つの手です。
「フィット」の種類を必ず確認する
モデルによって、シルエットの設定が異なります。
- リラックス・フィット: かなり大きめの作り。イスマス・アノラックなどが該当します。
- レギュラー・フィット: 標準的なサイズ感。シンチラ・アノラックなど。
- スリム・フィット: 体のラインに沿った設計。テクニカルな登山モデルに多いです。
アノラックは「被り」であるため、タイトすぎると着脱が非常に大変になります。特に肩幅が広い方や、脱ぎ着のストレスを減らしたい方は、スリム・フィットのモデルを選ぶ際、少し余裕を持ったサイズ選びを心がけましょう。
街着と登山でどう使い分ける?スタイリングのコツ
パタゴニアのアノラックは、シーンによって全く異なる表情を見せてくれます。
街着として楽しむ:レトロ&オーバーサイズ
日常使いでは、少し大きめのサイズをチョイスして、裾のドローコードをギュッと絞るスタイルがおすすめです。これにより上半身にボリュームが出て、現代的なストリート感を演出できます。
ボトムスには細身のパンツを合わせて「Yシルエット」を作るか、あえてワイドパンツを合わせてルーズにまとめるのが2026年流。足元はニューバランス スニーカーなどのボリュームのあるシューズが好相性です。
登山で使いこなす:機能性とレイヤリング
アクティビティで使用する場合、重要なのは「体温調節」です。アノラックは全開にできないため、熱がこもりやすいという弱点があります。
そのため、登山では「脇下のベンチレーション」があるモデルを選ぶか、インナーを薄手にして調整するのがコツです。また、ザックの腰ベルトを締めるとフロントポケットが使いにくくなることがあるため、購入前にポケットの位置とベルトの干渉を確認しておくと、フィールドで後悔しません。
パタゴニアのアノラックおすすめ10選!サイズ感や街着・登山の選び方を徹底解説:まとめ
パタゴニアのアノラックは、単なる衣類を超えて、着る人のライフスタイルや価値観を表現してくれるアイテムです。
機能性を突き詰めた登山モデルから、日常を彩るクラシックなモデルまで。選択肢は多いですが、自分の「一番使いたいシーン」を想像すれば、自ずと最適な一着が見えてくるはずです。
最後におさらいを。
- サイズはワンサイズ下が基本、でも着脱のしやすさを考慮して。
- 街着なら「イスマス」や「シンチラ」、本気なら「M10」や「R1」。
- 大きなカンガルーポケットの利便性を存分に味わう。
一度袖を通せば、その独特の包容力と、鏡に映るスタイリッシュな自分にきっと驚くはず。この冬、あなただけの最高のアノラックを見つけてみませんか。
「このモデルの具体的なサイズ感がもっと知りたい!」という方は、ぜひお気軽にコメントで教えてくださいね。

コメント