「ノースフェイスのジャケットを買ったけれど、襟元のフードがうまくしまえない…」
「なんとなく収納してみたけど、襟がボコボコして首回りが苦しい」
そんな悩み、実はノースフェイス愛好家の多くが通る道なんです。ノースフェイスのジャケットには、雨天時に便利なフードを襟の中に隠せる「ビルトインフード」仕様のモデルがたくさんあります。でも、これ、コツを知らないと意外と難しいんですよね。
せっかくのスタイリッシュなジャケットも、襟元が不格好だと台無しです。そこで今回は、ノースフェイスのフード収納をマスターして、街着としてもアウトドアウェアとしても完璧なシルエットを作るための「プロ直伝の畳み方」を徹底解説します。
なぜノースフェイスのフード収納が重要なのか?
ノースフェイスの代表作であるマウンテンライトジャケットやドットショットジャケット。これらは本来、過酷な山岳地帯での使用を想定した機能的なウェアです。
しかし、現代では街中でのファッションアイテムとしても定着していますよね。街で着る際、フードを出しっぱなしにするとカジュアルでスポーティーな印象が強まりますが、フードを綺麗に収納して「スタンドカラー(立ち襟)」にすると、一気に大人っぽく、スマートな印象に変わるんです。
ビジネスシーンでスーツやジャケパンスタイルの上に羽織るなら、フード収納は必須のスキル。首元をスッキリさせることで、清潔感と高級感を演出できます。
失敗しない!ビルトインフードをきれいに畳む3つの黄金ルール
具体的な手順に入る前に、これだけは覚えておいてほしい「3つの鉄則」があります。これを無視すると、どうしても襟が太くなってしまいます。
1. 「丸める」のではなく「畳む」
一番多い失敗が、フードをくるくると海苔巻きのように丸めて押し込んでしまうこと。丸めると厚みが出てしまい、襟が円柱状に膨らんで首を圧迫します。正解は、襟の幅に合わせて「平たくパタンパタンと折り畳む」ことです。
2. 「中心」からではなく「端」から攻める
フードを収納ポケットに入れるとき、真ん中からグイグイ押し込んでいませんか?それだと両端に生地が溜まってしまい、左右が膨らんだ不格好な襟になってしまいます。端の角をしっかり合わせてから、全体を整えるのがプロのやり方です。
3. 空気をしっかり抜く
ノースフェイスの生地は防水・防風性が高いため、空気が逃げにくい性質があります。空気を巻き込んだまま収納すると、時間が経ってから襟が膨張してしまいます。一工程ごとに手でプレスして空気を抜きましょう。
実践!ノースフェイスのフード収納のやり方完全ステップ
それでは、多くのモデルに共通する基本的な収納手順を解説します。お手元のマウンテンパーカーを準備して、一緒にやってみてくださいね。
手順1:フードを全開にして形を整える
まずはジッパーを上まで閉め、平らな場所にジャケットを広げます。フードを被る時の状態にしっかり広げ、シワを伸ばしてください。この「最初の平らな状態」が仕上がりの8割を決めます。
手順2:左右の端を内側に折る(三等分)
フードの両サイド(耳に当たる部分)を、中央に向かって折り込みます。この時の幅は、襟にある収納口の横幅よりも少し狭いくらいがベストです。これで「縦長の長方形」ができた状態になります。
手順3:襟の高さに合わせてパタンと折る
ここが重要です!丸めるのではなく、襟の高さ(だいたい5cm〜8cm程度)に合わせて、フードの先端から根元に向かってパタンパタンと折り畳んでいきます。2回から3回ほど折ると、ちょうど襟の付け根に重なるはずです。
手順4:収納口へ丁寧に入れ込む
襟にあるベルクロ(マジックテープ)やジッパーを開け、畳んだフードを差し込みます。まず左右の角をしっかり奥まで入れ、最後に中央部分を整えながら収めてください。
手順5:ベルクロで固定し、手でなじませる
収納口を閉じたら、最後に襟全体を両手でパンパンと叩いたり、左右に少し引っ張ったりして、中のフードを平らにならします。これで、まるで最初から立ち襟のデザインだったかのような美しいシルエットの完成です。
人気モデル別!収納時の注意点とコツ
ノースフェイスには多くのモデルがあり、生地の厚みによって少しだけコツが異なります。
マウンテンライトジャケットの場合
定番のこのモデルは、GORE-TEXを採用しており生地にハリがあります。そのため、適当に畳むと襟がかなり硬くなってしまいます。しっかりと空気を抜き、平たく畳むことを意識してください。収納後は襟がビシッと自立するので、小顔効果も期待できますよ。
ドットショットジャケットやコンパクトジャケットの場合
これらのモデルは生地が比較的薄手です。収納自体は簡単ですが、中でフードが動きやすく、時間が経つと片寄ってしまうことがあります。収納口のベルクロをしっかり隙間なく留めるのが、綺麗にキープする秘訣です。
ヌプシジャケットなどダウン系の場合
一部のダウンジャケットにもフードが収納されていますが、ダウンの場合はとにかく「優しく、でも確実に空気を抜く」ことが大切です。羽毛を潰しすぎないよう、丁寧に畳んでください。
もうひとつの収納術「ポケッタブル仕様」のやり方
ノースフェイスには、襟に隠すだけでなく、ジャケット本体を丸ごとコンパクトに収納できる「ポケッタブル(パッカブル)」仕様の製品も多いですよね。特にコンパクトジャケットなどは、付属の袋がなくてもフード部分に本体を収納できる裏技があります。
- 本体のジッパーを閉め、袖を内側に畳んで細長い形にします。
- 裾側からフードに向かって、空気を抜きながらクルクルと巻いていきます。
- 最後にフードの中に、丸まった本体をグイッと押し込みます。
これで旅行や登山での持ち運びが劇的に楽になります。スタッフサックを失くしてしまった時にも役立つので、覚えておいて損はありません。
収納したままはNG?メンテナンスの注意点
「一度収納したら、ずっとそのまま」という方も多いかもしれませんが、実は少し注意が必要です。
シワの定着を防ぐ
長期間フードを収納したままにしておくと、いざ雨が降ってフードを出した時に、シワだらけでかなり見栄えが悪くなってしまいます。月に一度くらいはフードを出してハンガーにかけ、形を復元させてあげましょう。
洗濯時は必ずフードを出す
洗濯機に入れる際は、必ずフードを収納口から出してください。襟の中にしまったままだと、その部分に洗剤カスが溜まったり、乾燥が不十分で生乾き臭の原因になったりします。また、生地の撥水性能を維持するためにも、全体をしっかり乾かすことが大切です。
撥水スプレーの活用
フードを出す機会が少ないからこそ、たまに出した時に雨を弾かないと困りますよね。定期的に防水スプレーをフード部分にもしっかりかけておきましょう。
ノースフェイスのフード収納をマスターして街へ出よう
ノースフェイスのジャケットは、フードひとつでその表情を大きく変えます。
アクティブに動く日はフードを出して軽快に。
通勤やデート、少しカッチリした場所へ行く時は、今回ご紹介した手順で襟元をスッキリと。
最初は「少し面倒だな」と感じるかもしれませんが、慣れてしまえば30秒もかかりません。平たく畳み、端から入れ、最後にならす。このステップを守るだけで、あなたのジャケット姿は見違えるほど洗練されます。
せっかく手にした最高の一着です。機能美を最大限に引き出すノースフェイスのフード収納術を駆使して、どんなシーンでも自信を持って着こなしてくださいね。
もし、「自分の持っているモデルはどうしても上手くいかない!」という場合は、無理に押し込まず、一度生地を完全にリセットして、一番薄い状態から畳み直してみてください。きっと、理想の立ち襟が作れるはずです。
冬の寒い日も、春先の肌寒い時期も、スッキリとした首元でノースフェイスを楽しみましょう!

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