「雨の日でもおしゃれを楽しみたいけれど、長靴を履くほどじゃない……」「キャンプやフェスでも使えて、そのまま街歩きもできる万能な靴が欲しい!」
そんなわがままな願いを叶えてくれる一足として、今熱い注目を集めているのがノースフェイス タウント 2(Townt II GORE-TEX)です。
アウトドアブランドの王道であるザ・ノース・フェイスが、都市生活とフィールドをシームレスにつなぐために開発したこのモデル。一見するとミニマルなスリッポンですが、その中身には「これでもか!」というほどのハイスペックな技術が詰め込まれています。
今回は、実際に手に取らないと分かりにくいサイズ感や、進化した防水性能、そして旧モデルから何が変わったのかまで、徹底的に深掘りして解説していきます。
ノースフェイスのタウント2とは?都会派アウトドアシューズの正体
そもそもノースフェイス タウント 2がどのような立ち位置のシューズなのか、そのコンセプトから見ていきましょう。
このシューズの最大の特徴は、ノースフェイスが長年培ってきた「アルパイン(登山)」のテクノロジーを、いかにして「アーバン(都市)」に落とし込むかという点にあります。見た目は非常にシンプルで、余計な装飾を削ぎ落としたソリッドなデザイン。しかし、その素材選びには妥協がありません。
まず目を引くのが、アッパーに使用されている「ケブラー(KEVLAR)リップストップナイロン」です。ケブラーといえば、防弾チョッキなどにも使われるほど高強度なアラミド繊維。これが編み込まれていることで、岩場での擦れや枝の引っかかりに対しても驚異的な耐久性を誇ります。
そして、多くの人が「これがあるから選ぶ」と断言するのが、泣く子も黙る「GORE-TEX(ゴアテックス)」の搭載です。雨を完全にシャットアウトしながら、靴の中の蒸れは外に逃がす。この安心感こそが、タウントシリーズが支持される最大の理由と言えるでしょう。
止水ファスナーが鍵!旧型とタウント2の決定的な違い
「初代タウントと何が変わったの?」という疑問を持つ方も多いはずです。実は、ノースフェイス タウント 2へのアップデートで、利便性とデザイン性は劇的に進化しました。
もっとも大きな変更点は、フロント部分に「止水ファスナー」が採用されたことです。
これまでのモデルは、よりスリッポンに近いシンプルな形状でしたが、今作ではセンターにジッパーを配置。これにより、以下の3つのメリットが生まれました。
- 着脱の圧倒的なスムーズさ玄関先で腰を下ろさなくても、ジッパーをサッと下ろすだけで足を滑り込ませることができます。急いでいる朝や、テントの出入りが頻繁なキャンプシーンでは、この「数秒の短縮」が驚くほど快適に感じられます。
- フィット感のカスタマイズジッパーの内側には伸縮性のあるゴムバンドが内蔵されており、ジッパーを閉めることで足の甲をしっかりとホールドしてくれます。スリッポンにありがちな「歩くたびにかかとが浮く」というストレスが解消され、よりスニーカーに近い感覚でガシガシ歩けるようになりました。
- 都会的なテックウェアデザイン機能パーツであるジッパーがデザインのアクセントになり、よりモダンで洗練された印象に。セットアップやスラックスといったきれいめな格好にも、違和感なく馴染む「ちょうどいいギア感」が演出されています。
気になるサイズ感は?失敗しないための選び方のコツ
ネットで購入する際に一番悩むのがサイズ選びですよね。ノースフェイス タウント 2はユニセックスモデルとして展開されているため、男女で少し感じ方が異なります。
結論から言うと、基本的には「普段のスニーカーと同じサイズ」もしくは「0.5cmアップ」を選ぶのが正解です。
このシューズは、甲の部分にゴムバンドがあるため、履き始めはややタイトに感じることがあります。しかし、履き込むうちに素材が馴染んでくるため、あまりに大きすぎるサイズを選ぶと、せっかくのホールド感が損なわれてしまいます。
- 幅広・甲高の方: 0.5cmアップを推奨します。特にセンターファスナーを閉める際、甲が高いと少し圧迫感を感じる可能性があるため、余裕を持たせるのが無難です。
- 女性の方: ユニセックス設計なので、女性にとってはやや作りが大きく感じられることがあります。普段24.0cmを履いている方なら、24.0cmで厚手の靴下を合わせてちょうど良い、といった感覚になることが多いようです。
もし厚手のトレッキングソックスなどを合わせる想定であれば、迷わずワンサイズ上を選んでみてください。ファスナーのおかげで、少し大きくても足が中で遊びにくいのがこの靴の隠れたメリットです。
Vibram MEGAGRIPの威力!濡れた路面でも滑らない安心感
ノースフェイス タウント 2の裏側に目を向けると、黄色い八角形のロゴが見えるはずです。そう、信頼のアウトソールブランド「Vibram(ヴィブラム)」社の中でも最高峰のグリップ力を誇る「MEGAGRIP(メガグリップ)」が採用されています。
「メガグリップ」は、もともと濡れた岩場を歩くアプローチシューズやトレイルランニングシューズのために開発されたコンパウンドです。これが街履きのシューズに載っているというのは、まさに「オーバースペックな贅沢」と言えます。
- 雨の日の駅のタイル
- 濡れたマンホール
- フェス会場の泥濘地
普通の靴なら「ヒヤッ」とするような場面でも、タウント2ならピタッと地面に吸い付くような感覚で歩くことができます。この安心感を知ってしまうと、雨の日に他の靴を履くのが怖くなるほどです。
また、ミッドソールにはクッション性の高い圧縮成形EVAを採用。適度な厚みがあるため、アスファルトの上を長時間歩いても足裏が痛くなりにくく、旅行用のメインシューズとしても非常に優秀です。
ゴアテックスの防水性を体感。土砂降りでも大丈夫?
「おしゃれな靴だけど、本当に雨に強いの?」という不安は、GORE-TEXのタグがすべて解決してくれます。ノースフェイス タウント 2は、アッパーと裏地の間にゴアテックスメンブレンを挟み込んだブーティ構造を採用しています。
つまり、表面のナイロンが濡れてしまっても、その内側の防水層が水の侵入を完璧にブロックしてくれるのです。さらに、フロントのファスナーも「止水仕様」になっているため、ジッパーの隙間から水が染み込んでくる心配もほとんどありません。
実際に使用してみると、水たまりを気にせず歩ける開放感は格別です。また、ケブラー素材自体に撥水加工が施されているため、汚れが付きにくく、泥がついてもサッと水で洗い流せるメンテナンスのしやすさも魅力。
ただし、ローカットモデルなので、足首より上の深さがある水たまりに入ると、履き口から水が入ってしまいます。大雨の際は、防水性の高いパンツの裾を被せるようにして履くのが、快適さを保つコツです。
どんなコーディネートに合う?街からキャンプまでの着回し術
ノースフェイス タウント 2の魅力は、その「匿名性」のあるデザインにあります。大きなロゴが主張しすぎず、一見するとどこのブランドか分からないほどシンプル。だからこそ、合わせる服を選びません。
- アーバンスタイル:黒の細身のパンツやスラックスに合わせれば、モードで知的な雰囲気に。雨の日の通勤スタイル(ビジカジ)にも違和感なく溶け込みます。
- アウトドアスタイル:ショートパンツに長めのラインソックスを合わせるスタイルは、今っぽくておすすめです。ケブラー素材のタフな質感が、キャンプギアとの相性も抜群。
- フェス・旅行:「歩きやすさ」「着脱のしやすさ」「防水性」の三拍子が揃っているため、一足で何役もこなしてくれます。荷物を減らしたい旅行において、これ一足で旅を完結できるのは大きな強みです。
カラー展開も、ノースフェイスらしい絶妙なニュアンスカラーが揃っており、どれを選んでも手持ちの服とケンカすることはないでしょう。
総評:ノースフェイスのタウント2を徹底レビュー!サイズ感や防水性、旧型との違いを解説
ここまでノースフェイス タウント 2の魅力を多角的に見てきました。
このシューズは、単なる「防水スニーカー」の枠を超えた、現代のライフスタイルに最適化されたツールです。初代モデルのシンプルさを継承しつつ、ファスナーという「利便性」と「デザイン性」を加えたことで、完成度は究極の域に達したと言っても過言ではありません。
最後におさらいすると、
- 防水性: ゴアテックスと止水ファスナーで鉄壁のガード。
- グリップ: Vibramメガグリップで、雨の日のマンホールも怖くない。
- 利便性: ファスナー仕様で、脱ぎ履きのストレスがゼロに。
- サイズ感: 普段通り、もしくは0.5cmアップがおすすめ。
決して安い買い物ではありませんが、これ一足で「晴れの日も雨の日も、街も山も」カバーできると考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
「次に買う一足は、絶対に失敗したくない」
そんなあなたの足元を支えるパートナーとして、ノースフェイス タウント 2を選んでみてはいかがでしょうか。一度この快適さを知ってしまったら、もう普通の靴には戻れなくなるかもしれませんよ。

コメント