トレイルランニングや長距離のロードランニングを楽しんでいる皆さん、水分補給の装備はどうしていますか?「ザックの中で水がチャプチャプ跳ねるのが気になる」「走りながらもっとスムーズに水を飲みたい」そんな悩みを一気に解決してくれるのが、ノースフェイス ソフトフラスクです。
ノースフェイスのランニング用ザック「TRシリーズ」を使っている方なら、一度は購入を検討したことがあるはず。でも、「実際使い心地はどうなの?」「他社製品と何が違うの?」と疑問に思うことも多いですよね。今回は、ノースフェイスのソフトフラスクを愛用するためのポイントを、漏れ対策からお手入れ術まで徹底的に深掘りしてお伝えします。
ノースフェイスのソフトフラスクが選ばれる理由と基本スペック
ランニング中にストレスなく水分を摂るために開発されたノースフェイス ソフトフラスク。まずはその基本性能から見ていきましょう。
このアイテムの最大の魅力は、なんといってもその「柔軟性」です。一般的なポリカーボネート製のボトルとは違い、飲み進めるごとに中身の量に合わせてボトル自体がしぼんでいきます。これによって、ボトル内の空気が抜けるため、走っている最中に水が揺れる「チャプチャプ音」がほとんど発生しません。
素材には、耐久性と柔軟性を兼ね備えたTPU(熱可塑性ポリウレタン)が採用されています。もちろん、人体に悪影響を及ぼすとされるBPA(ビスフェノールA)やPVC(ポリ塩化ビニル)は一切含まれていないフリー仕様。安心して口にすることができます。
ノースフェイスのソフトフラスクは、主に500mlサイズが主流ですが、レースのレギュレーションやザックのサイズに合わせて、よりコンパクトなモデルも展開されています。特に、ノースフェイスの代表的なランニングベストであるノースフェイス TR 6やノースフェイス TR 10のフロントポケットにシンデレラフィットするように設計されているのが、純正品ならではの強みです。
徹底比較!ノースフェイスとサロモンのソフトフラスクは何が違う?
ソフトフラスク界の二大巨頭といえば、ノースフェイスとサロモンですよね。どちらを買うべきか迷っている方のために、その違いを整理しました。
まず、形状に注目してみましょう。サロモン ソフトフラスクは、底部が細くシェイプされた「スピード」タイプなど、ザックのポケットに差し込みやすい工夫が凝らされたモデルが多いのが特徴です。一方、ノースフェイスのフラスクは、全体的にスリムで均一な筒状に近い形をしています。
実は、この「形」こそが重要なんです。ノースフェイスのザック(TRシリーズ)のポケットは、専用のフラスクを入れた時に最も安定するようにマチが作られています。サロモンのフラスクをノースフェイスのザックに入れると、長さが足りなくてポケットの底に沈んでしまい、走りながら吸い口に口が届かない……なんていう悲劇が起こることもあります。
また、キャップの構造にも違いが見られます。ノースフェイスは「広口」を採用しているモデルが多く、エイドステーションでの給水が非常にスピーディーに行えます。氷を入れたい時も、口が広いのでノンストレスです。
デザイン面では、やはりノースフェイスのロゴが映えるスタイリッシュさが魅力。ウェアやザックをノースフェイスで統一しているなら、フラスクも純正で揃えることで、見た目の統一感と機能性を両立させることができます。
多くのユーザーが直面する「水漏れ」の正体と解決策
「ソフトフラスクを買ったけど、なんだか水が漏れる気がする……」という口コミを目にすることがあります。高価なアイテムだけに、漏れが発生するとショックですよね。しかし、その多くは正しい対策で防ぐことができます。
まず確認すべきは、キャップの締め方です。ソフトフラスクの本体は柔らかいため、キャップを締める際に本体を強く握ってしまうと、ネジ山がわずかに歪んだ状態で締まってしまうことがあります。これが「斜め締め」の原因になり、隙間から水が漏れてしまうのです。
対策としては、キャップを締める際、ボトルの首元(硬いプラスチック部分)をしっかり持ち、本体には力を入れないようにすること。そして、最初に少し反時計回りに回して「カチッ」とネジ山が合う感覚を確かめてから、時計回りにまっすぐ締め込むのがコツです。
また、吸い口(バイトバルブ)からの漏れについても知っておきましょう。ノースフェイスのフラスクは、バルブを噛むことで水が出る仕組みですが、ここにゴミや砂が挟まると、止水が不完全になることがあります。山で使った後は、バルブの中に異物が詰まっていないかチェックする習慣をつけましょう。
もし、どうしても接合部から漏れる場合は、パッキンのズレや劣化が考えられます。使用前に一度家で満水にして、逆さまにしたり軽く圧迫したりしてチェックする「プレ検品」をルーティンに取り入れると、山でのトラブルを未然に防げます。
新品特有の「ゴム臭さ」を最速で取るメンテナンス術
ソフトフラスクを使い始めたばかりの時に気になるのが、独特の「ビニールのような臭い」や「ゴム臭さ」です。せっかく美味しい水を入れても、臭いが移ってしまうと台無しですよね。
この臭いを取るための最強の味方は「重曹」です。ぬるま湯に大さじ1〜2杯の重曹を溶かし、フラスクの中を満たして数時間から一晩放置してみてください。その後、しっかりすすげば驚くほど臭いが軽減されます。
他にも、レモン汁やお酢を混ぜた水で洗うという方法もあります。酸の力が臭いの元を中和してくれます。また、意外と効果的なのが「お茶」です。飲み終わった後の出がらしの緑茶などを入れておくと、カテキンの消臭効果で臭いが和らぎます。
どうしても臭いに敏感な方は、最初から水だけでなく、スポーツドリンクや麦茶などを入れて数回使用するのも手です。使い込んでいくうちに素材が馴染み、特有の臭いは自然と消えていくので、あまり神経質になりすぎず「育てる」感覚で使ってみてください。
カビを防いで長く使う!効果的な洗い方と乾燥のコツ
ソフトフラスクの天敵、それは「カビ」です。特にスポーツドリンクを入れた後は、糖分が残留してカビが発生しやすくなります。長く愛用するためには、毎回の丁寧な洗浄が欠かせません。
基本的な洗い方は、食器用の中性洗剤を数滴入れ、ぬるま湯で振り洗いをすること。内部を直接こすりたい場合は、ボトルブラシや、専用のクリーニングキットを活用しましょう。特に底の隅の方は汚れが溜まりやすいので注意が必要です。
そして、最も重要なのが「乾燥」の工程です。ソフトフラスクは内側同士がペタッとくっつきやすいため、普通に逆さまにしているだけでは一生乾きません。
おすすめの乾燥テクニックは以下の通りです。
- キッチンペーパーを丸めて中に入れ、一度水分をしっかり吸わせる。
- 菜箸やダイソーなどの「ボトルスタンド」を中に差し込み、壁面同士がくっつかないように空間を作る。
- 布団乾燥機やくつ乾燥機の送風モードを使って、一気に乾かす。
「どうしても乾かす時間が取れない!」というズボラさん向けの裏技として、洗浄して水を切った後、そのまま「冷凍庫」で保管するという方法もあります。雑菌は低温では繁殖できないため、次に使うまで凍らせておけば清潔を保てます。ただし、解凍する際は無理に広げず、自然に溶けるのを待ってから使いましょう。
走りながらの給水をスムーズにするための使い方のコツ
ノースフェイス ソフトフラスクを最大限に活用するための、ちょっとした小技をご紹介します。
トレイルランニングのレース中、エイドステーションでの補給時間は削りたいものですよね。ノースフェイスのフラスクは広口なので、粉末のスポーツドリンクを直接投入するのも簡単です。あらかじめ粉末を小分けにして持っておけば、現地で水と混ぜてすぐにリスタートできます。
また、冬場のランニングでは、吸い口が凍結してしまうことがあります。これを防ぐには、一口飲んだ後に、ホースやバルブの中に残っている水を「プッ」と吹き戻してボトル内に戻してあげるのが有効です。バルブを空にしておけば、凍って水が出なくなるトラブルを防げます。
逆に夏場は、ボトルの半分くらいまで水を入れて凍らせておき、出発直前に残りの半分に水を注ぐ「ハーフ&ハーフ」方式がおすすめ。背中や胸元が冷やされて気持ちいいだけでなく、長時間冷たい水を飲むことができます。ただし、凍らせる時は膨張による破損を防ぐため、満水にはせず空気を少し残しておくのが鉄則です。
まとめ:ノースフェイスのソフトフラスクで快適なランニングライフを
ここまで、ノースフェイス ソフトフラスクの魅力と活用術をたっぷりとお伝えしてきました。
軽量でコンパクト、そして揺れないというメリットは、一度体感するともう手放せません。ノースフェイスのザックとの抜群の相性はもちろん、しっかりとした漏れ対策や適切な洗い方をマスターすれば、これほど頼もしい相棒は他にいないでしょう。
「サロモンとどっちにしようかな?」と迷っていた方も、自分の持っている装備やスタイルに合わせて選んでみてください。ノースフェイスの純正フラスクなら、機能性だけでなく、所有する喜びも満たしてくれるはずです。
お手入れを欠かさず、お気に入りのフラスクと一緒に、もっと遠く、もっと速く、新しい景色を見に行きませんか?
この記事が、あなたのランニングをより快適にするヒントになれば幸いです。最後に、これだけは覚えておいてください。ノースフェイスのソフトフラスクを徹底解説!漏れ対策や洗い方、サロモンとの違いも知った今のあなたなら、もう装備選びで失敗することはありません!

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