「登山で着る服、結局どれが一番使い勝手がいいの?」と聞かれたら、私は迷わずノースフェイスのソフトシェルジャケットを推します。
「ハードシェル(レインウェア)」ほどゴワゴワせず、「フリース」よりも風に強い。そして「ウインドブレーカー」よりも圧倒的にタフで動きやすい。そんな「いいとこ取り」を実現したのが、今回ご紹介するソフトシェルというカテゴリーです。
特にノースフェイスの製品は、独自のテクノロジーと洗練されたデザインが融合しており、山の上だけでなく、週末のキャンプや平日の通勤まで、驚くほどシームレスに馴染んでくれます。
なぜこれほどまでに多くの人に選ばれ続けているのか。その秘密と、今選ぶべき間違いないモデルを深掘りしていきましょう。
そもそもソフトシェルって何がいいの?
アウトドアウェアの世界は、レイヤリング(重ね着)が基本です。その中でソフトシェルが担う役割は、ずばり「最高の行動着」です。
雨を完全にシャットアウトする防水性能はレインウェアに譲りますが、その分、ソフトシェルには驚異的な「ストレッチ性」と「通気性」があります。
急な登りで体温が上がっても、衣類内のムレを素早く外に逃がしてくれるので、脱ぎ着の回数が劇的に減ります。「着たまま動き続けられる」という快適さは、一度体感すると手放せません。
また、ノースフェイスのソフトシェルは、撥水加工(DWR)が施されているため、多少の小雨や雪なら弾いてしまいます。完全防水ではないからこそ、生地が柔らかく、肌触りが良いのも大きなメリットですね。
ノースフェイスが誇る最強素材「APEX」の正体
ノースフェイスのソフトシェルを語る上で欠かせないのが、独自素材の「APEX(エイペックス)」です。これを理解しておくと、モデル選びがグッと楽になります。
大きく分けて、以下の3つのタイプが主流です。
- APEX Aerobic(エイペックス エアロビック)圧倒的な軽さとストレッチ性が特徴です。夏山の稜線で風を避けたい時や、激しい動きを伴うクライミング、さらにはランニングにも対応します。薄手なので、コンパクトに持ち運べるのも魅力です。
- APEX ClimateBlock(エイペックス クライメートブロック)防風性を極限まで高めたタイプです。冷たい風をピタッと止めてくれるので、秋から冬にかけての寒い時期に本領を発揮します。
- APEX Thermal(エイペックス サーマル)裏地に起毛素材を採用し、保温性をプラスしたタイプです。ジャケット一枚で防風と保温を完結させたい、冬の低山やライフスタイルウェアとして重宝します。
これらを用途に合わせて使い分けることで、あらゆる天候下で「ちょうどいい」快適さを手に入れることができるのです。
【厳選】今買うべきノースフェイスのソフトシェルおすすめ10選
それでは、具体的にどのモデルを選べばいいのか。シーン別に厳選した10着をご紹介します。
1. マウンテンソフトシェルフーディ
マウンテンソフトシェルフーディは、ノースフェイスのソフトシェルの中でも「軽さ」と「伸び」を追求した大定番モデルです。強度のあるナイロンと、伸縮性に優れたポリウレタンを混紡した生地は、どんな動きにもストレスなく追従します。春夏の登山道や、冷房の効いた室内での羽織りものとしても最適です。
2. エイペックスリラックスジャケット
「機能は欲しいけど、いかにも山登りという格好はちょっと…」という方におすすめなのがエイペックスリラックスジャケットです。マットな質感と、ゆとりを持たせたシルエットが特徴で、スラックスやデニムとの相性も抜群。日常の延長線上でアウトドアスペックを纏いたい大人のための一着です。
3. V3 バーブジャケット
雪山登山やクライミングなど、より過酷な環境を想定したのがV3 バーブジャケット。厚手の生地は岩場での擦れにも強く、非常に堅牢です。人体工学に基づいた立体裁断「V3システム」により、厚手とは思えないほど腕上げがスムーズ。本格的なアルパインアクティビティを支える信頼の一着です。
4. エイペックスサーマルフーディ
冬の寒い朝、サッと羽織って出かけたくなるのがエイペックスサーマルフーディ。裏起毛による温かさと、高い防風性を両立しています。適度なボリューム感がありながら、ストレッチが効いているため、着膨れして動きにくいといったストレスもありません。
5. コンパクトジャケット
「ソフトシェル」のカテゴリーに分類されないこともありますが、汎用性の高さでいえばコンパクトジャケットは外せません。コットンライクな風合いながら撥水性があり、とにかく軽い。旅行のバッグに忍ばせておけば、急な天候変化にも対応できる万能選手です。
6. マグマジャケット
夏場のトレッキングや、汗をかきやすいアクティビティにはマグマジャケットが推奨されます。疎水性の高いポリプロピレンを裏側に配置することで、汗をかいても生地が肌に張り付かず、常にドライな質感をキープしてくれます。
7. エイペックスフレックスジャケット
4WAYストレッチ素材を採用したエイペックスフレックスジャケットは、トレーニングやスポーツシーンでその真価を発揮します。動きやすさはもちろん、静電気を抑える「静電ケア設計」が施されているのも、乾燥する冬場には嬉しいポイントです。
8. FL ミストウェイジャケット
次世代の通気防水素材「FUTURELIGHT」を採用したのがFL ミストウェイジャケット。防水透湿性を持ちながらも、ソフトシェルのようなしなやかさと通気性を備えた、境界線を越えるハイブリッドな一着です。
9. ドリズルジャケット
ドリズルジャケットも、ソフトシェルに近いしなやかさを持つナノスピニング構造の防水ジャケットです。ハードシェルの防御力とソフトシェルの着心地を両立したい、欲張りなユーザーに支持されています。
10. バイソンチノジャケット
キャンプやDIYなど、ライフスタイルに寄り添ったソフトシェルならバイソンチノジャケット。厚みのあるタフな生地感は、火の粉や汚れを気にせずガシガシ使えます。使い込むほどに馴染んでいく過程も楽しめる、道具感の強いアイテムです。
街着としても優秀!おしゃれに着こなすコツ
ノースフェイスの製品がこれほどまでに愛されるのは、その「ロゴの力」だけではありません。カッティングの美しさと、派手すぎないカラーバリエーションが、現代のファッションシーンにマッチしているからです。
街着として取り入れるなら、あえて全身をアウトドアで固めず、きれいめのパンツやシャツと合わせるのがポイント。マットな質感のソフトシェルは、都会のコンクリートジャングルでも浮くことなく、洗練された印象を与えてくれます。
また、ノースフェイスの製品は「静電ケア」がしっかりしているため、オフィスカジュアルとしてセーターの上に羽織っても、不快なパチパチを最小限に抑えられます。こうした細かい配慮が、日常使いでの満足度を高めてくれるんですよね。
長く愛用するためのメンテナンス術
せっかく手に入れたお気に入りの一着。正しく手入れをすれば、その機能は何年も持続します。
一番のポイントは「こまめに洗うこと」です。「撥水機能が落ちそうだから洗いたくない」と考える方も多いですが、実は逆。皮脂汚れや泥がついたまま放置すると、撥水基が寝てしまい、水が染み込みやすくなります。
- 専用洗剤で洗濯機へグランジャーズなどのアウトドア専用洗剤を使うのがベストですが、なければ中性洗剤(柔軟剤なし)でもOK。
- しっかり乾燥させるここが重要です。洗濯後、熱を加えることで撥水機能が復活します。乾燥機にかけるか、低温で当て布をしてアイロンをかけるのが効果的です。
これを意識するだけで、雨の日の弾きが見違えるように良くなりますよ。
まとめ:ノースフェイスのソフトシェルジャケットでアクティブな毎日を
山で命を守るための機能が、日常をこれほどまでに豊かにしてくれる。それがノースフェイスの製品が持つ最大の魅力だと私は思います。
突然の雨を軽やかに弾き、吹き付ける風を遮り、それでいて自分の体の一部のように自在に伸びる。一度その快適さを知ってしまえば、もう重たくて動きにくいコートには戻れなくなるかもしれません。
本格的な登山への挑戦を考えている方も、日々の通勤をより快適にしたい方も、ぜひ自分にぴったりの一着を見つけてみてください。
ノースフェイスのソフトシェルジャケットおすすめ10選の中から選んだ一着が、あなたの毎日をよりアクティブで、より自由なものに変えてくれるはずです。

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