「ノースフェイスにスカジャンなんてあるの?」
そう驚かれる方も多いかもしれません。実はTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)からは、一般的なアウトドアウェアのラインナップとは別に、知る人ぞ知る名作「スカジャン(スーベニアジャケット)」が存在します。
アウトドアブランドらしい機能性と、ストリートカルチャーが融合したそのデザインは、一度目にすると忘れられないインパクトがあります。しかし、公式サイトでいつでも買える定番品ではないため、手に入れるには少しコツが必要なアイテムでもあるんです。
今回は、そんなノースフェイスのスカジャンの魅力から、気になるサイズ感、そして失敗しないための本物の見分け方まで、徹底的に深掘りして解説していきます。
なぜ今、ノースフェイスのスカジャンが注目されているのか
そもそもスカジャンといえば、横須賀発祥のド派手な刺繍が特徴のアイテムですよね。そこに世界最高峰のアウトドアブランドであるノースフェイスが加わると、化学反応が起きます。
最大の魅力は「タフさと上品さの両立」です。一般的なスカジャンはテカテカとしたサテン生地で、少し「ヤンチャ」なイメージが強いもの。しかし、ノースフェイスのモデルはマットなナイロン素材や、高級感のある刺繍糸を採用しているため、大人がタウンユースで着ても驚くほど馴染みます。
また、希少性の高さも所有欲をくすぐるポイントです。主に韓国限定の「ホワイトレーベル」や、国内の一部店舗のみでゲリラ的に発売される「カプセルコレクション」として展開されることが多いため、街中で誰かと被ることがほとんどありません。
「定番のヌプシやマウンテンライトジャケットもいいけれど、もっと個性を出したい」という層から、今熱烈な支持を受けているのです。
狙い目はこれ!ノースフェイスのスーベニアジャケット代表モデル
ノースフェイスのスカジャンを探すなら、まずは以下の代表的なラインナップを押さえておきましょう。
韓国限定「WHITE LABEL(ホワイトレーベル)」のスカジャン
今、最も入手しやすく、かつデザインが豊富なのが韓国限定のホワイトレーベルです。日本国内の正規店では取り扱いがないため、並行輸入やフリマアプリなどで見かけることが多いモデルですね。
背面に大胆な「ハーフドームロゴ」と、山脈や都市の地図を組み合わせた刺繍が施されているのが特徴です。機能面でも撥水加工が施されているものが多く、多少の雨なら弾いてくれる頼もしさがあります。
日本国内の店舗限定・アーカイブモデル
過去に「THE NORTH FACE STANDARD」などの直営店限定でリリースされたモデルです。こちらはよりヴィンテージのスカジャンに近いシルエットで作られており、非常にコレクターズアイテムとしての側面が強いのが特徴。
無駄な装飾を削ぎ落としつつ、胸元の刺繍と背中のインパクトで魅せるデザインは、まさに一生モノと呼ぶにふさわしい仕上がりです。
利便性抜群のリバーシブルモデル
スカジャンとしての華やかな面と、シンプルなMA-1やキルティングジャケットとしての面を併せ持つリバーシブルタイプも人気です。
「今日は少し派手に行きたいけれど、明日は落ち着いた格好をしたい」というワガママな願いを1着で叶えてくれます。旅行の際など、荷物を減らしたい時にも重宝しますね。
失敗しないためのサイズ感と選び方のコツ
せっかくお気に入りのデザインを見つけても、サイズ選びで失敗しては台無しです。ノースフェイスのスカジャンは、モデルによってサイズ基準がバラバラなので注意が必要です。
韓国モデル(ホワイトレーベル)の場合
韓国企画のサイズは、日本の規格よりも「ハーフサイズからワンサイズ程度大きい」と感じる人が多いです。タグに「100(L)」と記載されていれば、日本のLサイズよりも少しゆとりがあるイメージ。
ただし、スカジャンの特性上、着丈は短めに作られています。175cm前後の方がジャストで着るならLサイズ、パーカーなどを中に着込んでストリート風に着こなすならXLサイズを選ぶのがバランスが良いでしょう。
国内限定モデルの場合
国内企画のものは、日本人の体型をベースにしているため、普段ヌプシジャケットなどで選んでいるサイズと同じで問題ありません。
ただ、スカジャンは「肩のライン」がラグランスリーブになっていることが多く、肩幅を気にせず着られるのがメリット。胸囲があるガッチリ体型の方でも、いつものサイズでスッキリと着こなせるはずです。
試着ができない時のチェックポイント
ネットで購入する場合、必ず「着丈」と「身幅」の実寸を確認してください。
- 着丈: 短すぎるとインナーの裾が出すぎてしまい、だらしなく見えることがあります。
- 身幅: スカジャンは少しゆとりがある方が「らしさ」が出ます。
もし迷ったら、少し大きめを選んで、裾のリブで丈感を調整するのが失敗しないコツです。
偽物に注意!本物を見分けるための4つのチェックリスト
ノースフェイスの希少モデルには、残念ながら精巧な偽物(コピー品)が存在します。特にオークションサイトや個人間取引で購入する際は、以下のポイントを必ずチェックしてください。
1. ロゴ刺繍の「糸の繋がり」
本物のノースフェイスの刺繍は非常に丁寧です。「THE NORTH FACE」の文字一つひとつが独立して刺繍されており、文字の間に余計な糸が渡っていることはありません。
偽物は、一気に刺繍を仕上げるために文字の間が糸で繋がっていたり、ハーフドームの3本のラインの角が丸まっていたりします。
2. ホログラムタグの有無
内側の洗濯タグ付近に、光を反射してブランドロゴが浮き出るホログラムタグがあるか確認しましょう。
最近のホワイトレーベル製品にも、基本的にはこのセキュリティタグが付いています。これがない場合や、ただの銀色のシールが貼ってあるだけの場合は、偽物の可能性が極めて高いです。
3. ジッパーの品質
ノースフェイスはYKK製の高品質なジッパーを採用しています。スライダーの動きが滑らかで、刻印がしっかりしているか見てください。
偽物はジッパーの滑りが悪く、金属の質感が安っぽいことが多いです。
4. 代理店表記の確認
タグに記載されている会社名をチェックしましょう。
- 日本国内正規品:株式会社ゴールドウイン
- 韓国正規品:YOUNGONE OUTDOOR(ヨンウォンアウトドア)これらの表記が全く違う、あるいは誤字がある場合は要注意です。
ノースフェイスのスカジャンを格好良く着こなすスタイリング術
デザインが強いアイテムだからこそ、コーディネートは「引き算」が基本です。
王道ストリートスタイル
スウェットパーカーをインナーに入れ、フードを外に出すスタイルは鉄板です。ボトムスは少し太めのデニムやワークパンツを合わせることで、スカジャンの持つ無骨な雰囲気を引き立てることができます。足元はVANSやコンバースなどのローテクスニーカーで軽さを出しましょう。
大人のきれいめカジュアル
意外にも、スカジャンはきれいめなスタイルとも相性がいいんです。
インナーに白のモックネックカットソー、ボトムスに黒のスラックスを合わせることで、スカジャンが「ハズシ」のアイテムとして機能します。全体の色数を抑えることで、背面の美しい刺繍がより際立ちます。
女性におすすめのMIXコーデ
女性が着るなら、あえて大きめのメンズサイズを選んで「肩落ち」させるのが可愛いですよ。
ロング丈のプリーツスカートやワンピースと合わせれば、甘辛MIXの完成。ノースフェイスのロゴが、甘くなりすぎないスポーティーな印象をプラスしてくれます。
長く愛用するためのお手入れとメンテナンス
スカジャンは非常に繊細なアイテムです。特に刺繍部分は摩擦に弱いため、雑に扱うと糸がほつれてしまいます。
洗濯はクリーニング推奨
家庭用の洗濯機で回すのは、絶対におすすめしません。刺繍が傷むだけでなく、生地の光沢が失われる原因になります。信頼できるクリーニング店に相談し、「刺繍があること」を伝えてから依頼しましょう。
自宅でのデイリーケア
着用後は、柔らかいブラシで表面のホコリを優しく払ってください。
汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めた水を布に含ませ、叩くようにして汚れを落とします。保管時は、刺繍が他の服に引っかからないよう、不織布のカバーをかけてハンガーに吊るしておくのがベストです。
希少なノースフェイスのスカジャン特集!限定モデルの魅力やサイズ感、本物の見分け方を解説
ここまで、ノースフェイスのスカジャンについて詳しく解説してきました。
アウトドアの機能美と、スカジャンの芸術的なデザインが融合したこのアイテムは、単なる流行に左右されない魅力を持っています。韓国限定のホワイトレーベルで自分だけの一着を探すのも良し、過去の国内限定モデルを古着屋で根気強く探すのも楽しみの一つです。
最後におさらいですが、購入の際は「ロゴの刺繍」と「ホログラムタグ」のチェックを忘れずに。そして、着丈を意識したサイズ選びをすることで、あなたのコーディネートは格段に格好良くなります。
ノースフェイスのスカジャンを手に入れて、他の誰とも違う、自分らしいスタイルを楽しんでくださいね。

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