「冬の相棒として、一生モノのダウンが欲しい」
そう考えたとき、真っ先に候補に上がるのがザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)ではないでしょうか。特に、防水透湿素材の王様である「ゴアテックス(GORE-TEX)」を搭載したモデルは、防寒着としてのスペックが桁違いです。
しかし、いざ選ぼうとするとモデル数が多すぎて「結局どれが自分に合うの?」と迷ってしまう方も少なくありません。高価な買い物だからこそ、絶対に失敗したくないですよね。
今回は、ノースフェイスのゴアテックスダウンを徹底比較。街着として最適なモデルから、極寒地でも耐えられる最強の一着まで、選び方のコツとお手入れの裏技を詳しく解説します。
なぜノースフェイスのゴアテックスダウンが最強と言われるのか
ダウンジャケットの弱点は、実は「水」です。羽毛が濡れてしまうと、空気を蓄える力が失われ、保温力が一気に落ちてしまいます。
そこで威力を発揮するのがゴアテックスです。外からの雨や雪を完全にシャットアウトしつつ、衣服内の蒸れを外に逃がしてくれるので、どんな天候でもダウンがふっくらとした状態をキープできます。
さらに、ゴアテックスは防風性にも優れています。冷たい風を物理的に遮断するため、体温で温められた空気が逃げず、結果として「最強に暖かい」という評価に繋がっているのです。
失敗しないための選び方:デニールと用途をチェック
モデル選びで注目すべきは、生地の厚みを示す「デニール(D)」という数値です。
- 耐久性重視なら70デニール以上マウンテンダウンなどに採用される厚手の生地です。キャンプで枝に引っ掛けたり、重いバックパックを背負ったりしても破れにくいタフさがあります。
- 軽快さ重視なら30デニール前後バルトロライトジャケットなどに採用される数値です。生地が柔らかく、身体に吸い付くようなフィット感と軽さが魅力ですが、鋭利なものへの強度は少し下がります。
自分のライフスタイルが「アクティブな屋外活動」なのか「都市部での移動」なのかをイメージすることが、後悔しない第一歩です。
街着から極地まで!おすすめモデル7選
ここからは、今手に入れるべき注目のモデルを具体的に紹介していきます。
1. 王道の安心感 ノースフェイス マウンテンダウンジャケット
ノースフェイスの顔とも言える定番モデルです。表地には70デニールの厚手ゴアテックスを採用し、肩周りは摩擦に強いナイロンで補強されています。
「これ一着あれば、冬のどこへ行っても大丈夫」という安心感があります。ビジネスシーンのコート代わりとしても違和感なく馴染む、汎用性の高さが魅力です。
2. 圧倒的な軽さと暖かさ ノースフェイス バルトロライトジャケット
毎年争奪戦になるほど人気のモデルです。厳密には「GORE-TEX INFINIUM(現在はWINDSTOPPER)」という、防風性に特化した素材を使用しています。
中綿には光電子ダウンが封入されており、自らの体温を利用して保温します。驚くほど軽く、長時間着ていても肩が凝りません。雪国への旅行や、真冬の天体観測などにも最適です。
3. 最強の防寒性能 ノースフェイス アンタークティカパーカ
日本南極地域観測隊のような極地での使用を想定した、ブランド内でもトップクラスの保温力を誇るダウンです。
140デニールという極厚の表地は、もはや鎧のような頼もしさ。お尻が隠れる丈感と、ボリューミーなファーが特徴です。都心ではオーバースペックと言われることもありますが、氷点下の環境下ではこれ以上の味方はいないでしょう。
4. ビジネスマンの味方 ノースフェイス マウンテンダウンコート
マウンテンダウンジャケットの機能はそのままに、着丈を長くしてコート仕様にした一着です。
腰回りが隠れるため防寒性が高く、スーツの裾がはみ出さない絶妙な長さ。落ち着いたデザインなので、冬の通勤スタイルを格上げしてくれます。
5. スマートなシルエット ノースフェイス ビレイヤーパーカ
こちらは厳密には内側にゴアテックス素材を使用した、濡れに強いダウンです。
非常に柔らかい着心地で、身体を包み込むような感覚が特徴。ボリュームがあるのに着膨れして見えにくいため、ファッション性を重視する層からも厚い支持を得ています。
6. 都会的な洗練 ノースフェイス ガジェットハンガーコート
「都市生活における利便性」を追求したモデルです。
名前の通り、多くのポケットを備えており、カバンを持たずに外出できるのがポイント。ゴアテックスの防水性能は維持しつつ、見た目は非常にスタイリッシュで、都会の景色に溶け込みます。
7. 万能なインナーダウン対応 ノースフェイス マウンテンジャケット
これはダウンではありませんが、内側にノースフェイス ジップインジップ対応のダウンを連結させることで、自分好みのゴアテックスダウンを構築できる裏技的な選択肢です。
春先や秋口はシェルとして、冬はダウンを合体させて、と3シーズン使い倒せるのが最大のメリットです。
サイズ選びで後悔しないためのポイント
ノースフェイスのダウンは、モデルによってサイズ感が異なります。
基本的には日本規格(ゴールドウイン社製)であれば、普段着ている服と同じサイズを選べば問題ありません。しかし、以下の点に注意してください。
- バルトロライトジャケット: 中綿がパンパンに詰まっているため、内側がタイトに感じます。厚手のパーカーを中に着込むなら、ワンサイズアップも検討の余地ありです。
- アンタークティカパーカ: 全体的に作りが大きめです。普段通りのサイズだと「着られている感」が出やすいため、ジャストサイズ、あるいはあえてワンサイズ下を選ぶ人も多いモデルです。
試着が難しい場合は、手持ちのジャケットの「身幅」と「着丈」を測り、公式のサイズ表と照らし合わせるのが最も確実です。
寿命を延ばす!自宅でできる手入れ術
ゴアテックスダウンは非常に高価ですが、正しく手入れをすれば10年以上着続けることができます。逆に、一番やってはいけないのが「汚れたまま放置すること」です。
皮脂や汚れが生地に付着すると、ゴアテックスの微細な穴が塞がってしまい、透湿性が失われます。さらに、汚れは生地の劣化(剥離)の原因にもなります。
実は「洗濯機」で洗える
「ダウンを家で洗うなんて怖い」と思うかもしれませんが、実は多くのモデルが自宅で洗濯可能です。
- ファスナーをすべて閉じる。
- 洗濯ネットに入れる。
- ゴアテックス専用洗剤、またはおしゃれ着用中性洗剤を使用する(柔軟剤や漂白剤はNG)。
- 「すすぎ」を念入りに行う。洗剤が残ると撥水性が落ちるため、通常の2倍はすすいでください。
撥水性を復活させる魔法
洗濯して乾かした後、そのままでは撥水力が弱まっていることがあります。ここで重要なのが「熱」です。
乾燥機に20分ほどかけるか、あて布をして低温アイロンを優しくかけることで、生地表面の撥水基が立ち上がり、新品のような水弾きが復活します。これだけで、寿命は劇的に延びます。
まとめ:ノースフェイスのゴアテックスダウンおすすめ7選!失敗しない選び方と寿命を延ばす手入れ術
ノースフェイスのゴアテックスダウンは、単なるブランドアイテムではありません。過酷な環境から身を守り、日々の生活を快適にする「道具」としての完成度を極めた逸品です。
耐久性抜群のノースフェイス マウンテンダウンジャケットを選ぶか、軽快なノースフェイス バルトロライトジャケットを選ぶか。自分のスタイルに合った一着を見つけたら、ぜひこまめなメンテナンスを心がけてみてください。
しっかりとケアされたダウンは、年を追うごとにあなたの身体に馴染み、かけがえのないパートナーになってくれるはずです。この冬、あなたを最高に暖かく包み込んでくれる運命の一着に出会えることを願っています。

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