「今年の冬こそは、特別な一着が欲しい」
そう思ったとき、真っ先に頭に浮かぶのがザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)ではないでしょうか。でも、街を歩けば右も左もノースフェイス。機能性は最高だけど、周りと被りたくない……そんなわがままな願いを叶えてくれるのが、名だたるブランドとの「コラボアウター」です。
シュプリームのようなストリートの王道から、グッチのようなラグジュアリーの頂点まで。ノースフェイスのコラボは、発売されるたびに争奪戦となり、時には定価を大きく上回るプレミア価格で取引されることも珍しくありません。
この記事では、今チェックしておくべきノースフェイスのコラボアウターを厳選してご紹介します。最新のトレンドから、絶対に失敗しないサイズ選び、さらには長く愛用するための秘訣まで、余すところなくお届けしますね。
なぜノースフェイスのコラボアウターはこれほどまでに熱いのか
ノースフェイスがこれほど多くのブランドに愛され、私たちが熱狂するのには明確な理由があります。それは、アウトドアブランドとして積み上げてきた「本物の機能性」に、各ブランドの「独創的なデザイン」が加わるからです。
例えば、極寒の地でも耐えられるバルトロライトジャケットの保温力に、ストリートの遊び心が加わったらどうでしょう。それはもう、ただの防寒着ではなく、自分のアイデンティティを表現するアートピースになります。
また、ノースフェイスのコラボレーションは「資産価値」が非常に高いことでも知られています。数年前のモデルが、今では当時の倍以上の価格で取引されていることも珍しくありません。一時の流行で終わらず、時代を超えて愛される普遍的な魅力がそこにはあるのです。
歴代から最新まで!絶対に知っておきたいコラボパートナーたち
ノースフェイスのコラボを語る上で、外すことのできない主要なパートナーたちを見ていきましょう。それぞれのブランドが、ノースフェイスというキャンバスにどんな魔法をかけたのかを紐解きます。
シュプリーム(Supreme)との揺るぎない絆
コラボ界の絶対王者といえば、やはりシュプリームです。2007年から続くこのパートナーシップは、もはや伝説と言っても過言ではありません。
彼らの作るアウターは、とにかく大胆です。全面に雪山の写真をプリントしたり、レオパード柄をあしらったりと、ノースフェイスのインライン(通常ライン)では絶対にありえないデザインを次々と発表してきました。特にマウンテンジャケットやヌプシをベースにしたモデルは、発売日に即完売するのが当たり前。ストリートファッションを愛するなら、一度は手に入れたい憧れの存在です。
グッチ(GUCCI)が提案するラグジュアリーな冒険
2021年に世界中を驚かせたのが、グッチとのコラボレーションです。アウトドアとハイブランドという、一見正反対にある二つが融合したことで、全く新しいスタイルが誕生しました。
このコラボの特徴は、70年代のアーカイブを彷彿とさせるレトロな配色と、グッチのGGモノグラムの融合です。キャンプ場に着ていくには少し贅沢すぎるかもしれませんが、都会の街並みにはこれ以上なく映えます。大人の余裕を感じさせる、究極の贅沢と言えるでしょう。
MM6 Maison Margiela(エムエムシックス メゾン マルジェラ)
「服を解体し、再構築する」というマルジェラの哲学が、ノースフェイスのアイコンに注ぎ込まれたのが2020年。このコラボは衝撃的でした。
ノースフェイスの定番であるヌプシジャケットやデナリジャケットが、なんと「円形」のシルエットになって登場したのです。アウトドアのギアとしての機能を保ちつつ、モード界の最先端を行く独創的なフォルム。着るだけで芸術作品を身にまとっているような感覚になれる、唯一無二のコレクションです。
2026年のトレンドを象徴する注目カテゴリー
今、おしゃれな人たちがこぞって探しているノースフェイスのコラボアウターには、いくつかのキーワードがあります。これから手に入れるなら、この3つのカテゴリーを意識してみてください。
テック・モードな「進化系マウンテンジャケット」
誕生から40年以上の歴史を持つマウンテンジャケットですが、最新のコラボではより「テック(技術的)」で「モード」な進化を遂げています。
特に注目したいのは、リサイクル可能な素材を使用しつつ、ゴアテックスを超えるような独自の透湿防水機能を備えたモデル。アンダーカバー(Undercover)との「SOUKUU(創空)」コレクションなどがその代表例です。単に暖かいだけでなく、環境への配慮と洗練されたシルエットを両立した一着が、今の時代の正解です。
ボリューム感を楽しむ「1996レトロヌプシ」
90年代のファッションがリバイバルしている今、当時のシルエットを忠実に再現した「1996レトロヌプシ」をベースにしたコラボが非常に人気です。
肩の切り替えデザインや、パンパンに詰まったダウンのボリューム感。これをあえてオーバーサイズで着こなすのが今のトレンド。カウズ(KAWS)とのコラボモデルのように、ポップなアートが加わったヌプシは、冬の主役としてこれ以上ない存在感を放ちます。
春秋に活躍する「異素材ミックスのベスト」
アウター選びで意外と重宝するのがベストです。最近では、ナイロンとフリース、あるいはレザーとダウンを組み合わせたような「異素材ミックス」のコラボベストが増えています。
パーカーの上にさらっと羽織るだけでスタイルが完成し、真冬には大物アウターのインナーとしても使える。そんな汎用性の高さが、レイヤード(重ね着)を楽しむファッショニスタたちに支持されている理由です。
失敗しないためのサイズ選びと真贋判定
高価な買い物だからこそ、絶対に失敗したくないのが「サイズ」と「真贋(本物かどうか)」です。
サイズ選びの「罠」に気をつけて
ノースフェイスのコラボアウターは、ベースとなる企画によってサイズ感が全く異なります。ここを間違えると、せっかくの一着が台無しになってしまいます。
- US企画ベース: シュプリームなどのコラボに多いタイプ。日本サイズよりも1〜2サイズ大きめです。普段XLを着ている人が、US規格のLを着てもまだ余裕がある、なんてこともザラにあります。
- 日本企画(ゴールドウイン): パープルレーベルなどがこれに当たります。日本人の体型に合わせたスリムな設計なので、いつものサイズ選びで大丈夫です。
- 韓国企画(ホワイトレーベル): 日本より少しゆったりした、トレンド感のあるシルエットが特徴です。
基本的には、自分がどう着たいかをイメージしましょう。ジャストサイズで品良く見せたいのか、オーバーサイズでストリート感を出すのか。購入前に、そのモデルがどの国の規格をベースにしているかを確認するのが鉄則です。
偽物を掴まないためのチェックポイント
残念ながら、ノースフェイスのコラボモデルには精巧なコピー品が存在します。特にフリマアプリなどで個人から購入する場合は、以下のポイントを必ずチェックしてください。
- ロゴの刺繍: 本物は一文字ずつ独立して綺麗に刺繍されています。偽物は文字の間が細い糸で繋がっていたり、文字の形が歪んでいたりします。
- ホログラムシール: 内側のタグについているキラキラしたシールを確認しましょう。本物は光の当たり方で模様がはっきりと変わります。
- ファスナーの品質: 多くのモデルでYKK製のファスナーが使われています。開閉がスムーズでない、あるいは刻印が安っぽい場合は注意が必要です。
一番の安全策は、公式サイトやノースフェイスの直営店、あるいは鑑定サービスがついている信頼できる二次流通サイトを利用することです。「安すぎる」には必ず裏があると思って間違いありません。
大切な一着を一生モノにするメンテナンス術
せっかく手に入れたコラボアウター。できれば10年、20年と着続けたいですよね。ノースフェイスのアウターは非常にタフですが、正しい手入れをすることでその寿命はさらに伸びます。
ゴアテックスは「洗う」のが正解
「高いジャケットだから洗うのが怖い」と思うかもしれませんが、実は逆です。ゴアテックスなどの防水透湿素材は、皮脂汚れや泥汚れが詰まると性能が落ちてしまいます。
専用の洗剤を使って優しく洗濯し、乾燥機で熱を加える(設定温度には注意!)ことで、撥水機能が復活します。汚れを放置するのが一番のダメージだと覚えておきましょう。
ダウンの保管は「ふんわり」と
シーズンが終わった後、場所を取るからといって圧縮袋に入れるのは絶対にNGです。中のダウンが潰れてしまい、本来の保温力が失われてしまいます。
オフシーズンは、通気性の良い不織布のカバーに入れ、ハンガーに吊るして保管するのがベストです。時々外に出して風を通してあげると、ダウンが空気を吸ってふっくらとした状態をキープできます。
ノースフェイスの人気コラボアウター15選!最新トレンドと選び方を徹底解説
いかがでしたでしょうか。ノースフェイスのコラボアウターは、単なる流行のアイテムではなく、デザイナーの情熱とアウトドアの技術が結晶した特別な存在です。
シュプリームの反骨精神、グッチの華やかさ、マルジェラの独創性。どのコラボレーションも、ノースフェイスという確かな土台があるからこそ、その魅力が最大限に引き出されています。
最後に、これだけはお伝えしたいことがあります。コラボアウターは確かに高価ですが、それを身にまとった時の高揚感、そして冬の厳しい寒さを物ともしない安心感は、何物にも代えがたいものです。
あなたが選ぶ一着が、これからの冬を彩る最高のパートナーになることを願っています。最新のノースフェイス アウターをチェックして、自分だけの特別な一着を見つけてくださいね。

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