「冬のアウトドア、着るものに困る……」
「歩き出すと暑いし、止まると一気に冷える。結局、脱ぎ着ばかりして疲れてしまう」
そんな経験、一度や二度ではありませんよね。登山やキャンプ、あるいは冬の街歩き。活動量が変わるシーンでの体温調節は、永遠の課題でした。
ところが最近、アウトドア好きの間で「魔法のような素材がある」と話題になっているのをご存知でしょうか。それが、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)も積極的に採用している次世代素材「Octa®(オクタ)」です。
今回は、一度着たら手放せなくなるノースフェイス オクタの魅力を、その仕組みから実際の使い心地まで徹底的に解説します。
そもそも「オクタ」って何?素材の正体を解き明かす
「オクタ」という名前を聞いて、何を連想しますか?
実はこれ、ラテン語で「8」を意味する言葉から来ています。日本の大手繊維メーカーである帝人フロンティアが開発したこの素材、繊維の断面を見ると、中心が空洞(中空)で、周囲に8本の突起が放射状に伸びているんです。まるでタコ足のような、非常に特殊な形をしています。
この「変な形」こそが、驚異的なパフォーマンスの秘密。
まず、真ん中が空洞なので、そこに暖かい空気がたっぷり溜まります。だから、見た目以上に暖かい。そして、周囲の8本の突起が繊維同士の間に適度な隙間を作るので、汗や熱気がスルスルと外へ抜けていきます。
つまり、「めちゃくちゃ暖かいのに、全然蒸れない」という、これまでの防寒着の常識を覆す特性を持っているんです。
さらに驚くべきはその軽さ。同じ太さのポリエステル繊維と比べると、重量はなんと約半分。ザ・ノース・フェイスがこの素材に注目し、多くのアクティブウェアに採用しているのも納得のスペックですね。
ノースフェイスが放つ「動ける保温着」の衝撃
ノースフェイスには、これまでも「ベントリックス」という独自の中綿素材がありました。こちらはシート状の中綿に切れ込みを入れ、動きに合わせて通気させる仕組みです。
一方で、ノースフェイス オクタを採用したモデルは、素材そのものが常に通気し続けています。例えるなら、ベントリックスが「自動開閉する窓」なら、オクタは「常に風を通す高機能な網戸」のようなイメージでしょうか。
この「抜けの良さ」が、特に高負荷なアクティビティで威力を発揮します。
例えば、急勾配を登るトレッキングや、冬の冷たい風の中を走るトレイルランニング。これまでは「フリースを着ると暑すぎるし、脱ぐと寒い」というジレンマがありましたが、オクタなら着たままでちょうどいい温度をキープしてくれます。
汗をかいても素材自体が保水しにくいため、ウェアが重くなることもありません。濡れても保温力が落ちにくい化繊の強みと、フリースの通気性をガチャンと合体させたような、まさに「いいとこ取り」の存在なのです。
狙い目はこれ!ノースフェイスのオクタ採用モデル
ノースフェイスのラインナップの中で、オクタの魅力を存分に味わえる製品はいくつかあります。
代表的なのが「オクトーバーミッド」シリーズ。
ノースフェイス オクトーバーミッドシャツは、一見するとシンプルなシャツですが、裏地にオクタが配置されています。秋口や春先ならこれ一枚を羽織るだけで十分ですし、冬場はコートの下に仕込むミドルレイヤーとして完璧に機能します。
また、より過酷な山岳シーンを想定した「エクスペディショングリッド」シリーズも見逃せません。
こちらはオクタを格子状に配置することで、保温性と通気性のバランスを極限まで高めています。雪山登山でのベースレイヤー(肌着)やミドルレイヤーとして、プロのガイドからも絶大な信頼を寄せられています。
その他にも、前面に防風生地、背面にオクタを配置したハイブリッド仕様のベストなど、使うシーンに特化したモデルが続々と登場しています。
自分のライフスタイルが「ガッツリ山派」なのか「スマートな街歩き派」なのかによって、最適なノースフェイス ジャケットを選べるのも、このブランドの層の厚さですね。
実際に使ってみてわかった!メリットと注意点
どんなに優れた素材でも、完璧なものはありません。実際に使っているユーザーの声をもとに、メリットとデメリットを整理してみましょう。
ここが最高!というポイント
- 軽い。とにかく軽い。ノースフェイス ウェアを手に取った瞬間、「中身入ってる?」と思うほどの軽さです。パッキングしてもかさばらないので、荷物を減らしたい登山者にはたまりません。
- 室内に入っても「暑っ!」とならない。冬の電車内やデパートなど、暖房が効きすぎている場所でも、オクタなら熱気を逃がしてくれるので快適です。脱いで手に持つ煩わしさから解放されます。
- 洗濯してすぐ乾く。夜に洗濯機で回して部屋干ししておけば、翌朝にはカラッと乾いています。遠征や旅行でも重宝するポイントです。
ここは注意が必要!というポイント
- 風には弱い。「通気性が良い」ということは、裏を返せば「風を通す」ということです。強風の中では、これ一枚だと体温を奪われます。必ずノースフェイス ウィンドシェルなどを重ねて、風をブロックするレイヤリングを意識してください。
- 引っ掛けに注意。特に裏地が剥き出しのタイプは、枝やマジックテープに引っ掛けると繊維が飛び出しやすい繊細さがあります。大切に長く使うなら、重ね着の組み合わせにも気を配りたいところです。
他ブランドと比較してノースフェイスを選ぶ理由
アークテリクスやティートンブロスなど、他のハイエンドブランドもオクタを採用した名作を世に送り出しています。その中で、あえてノースフェイスを選ぶメリットは何でしょうか。
一つは、圧倒的な「日本人のためのサイジング」です。
国内展開されている多くのノースフェイス メンズアイテムは、ゴールドウイン社が日本人の体型に合わせてパターンを引いています。海外ブランドにありがちな「袖が長すぎる」「身幅がダボつく」といったストレスが少なく、オクタの持つフィット感を最大限に享受できます。
もう一つは、デザインのバランス。
本気の登山スペックを持ちながら、街中で着ていても全く違和感のない洗練されたルックス。ロゴの配置やカラーリングのセンスは、やはりノースフェイスが一歩リードしている印象を受けます。
ノースフェイスの「オクタ」特集|驚きの軽さと暖かさを両立した次世代ウェアの魅力
さて、ここまでノースフェイスのオクタ製品について深掘りしてきました。
「軽くて、暖かくて、蒸れない」
一昔前なら夢物語だったような機能が、今ではこの一着で手に入ります。
- 冬の山行で、レイヤリングの正解が見つからず悩んでいる方
- ランニングやサイクリングで、汗冷えに苦しんでいる方
- シンプルに、軽くて暖かい最高に快適な日常着が欲しい方
ノースフェイス オクタは、そんなあなたの冬の概念をガラリと変えてくれるはずです。
本格的な寒さが来る前に、ぜひ店頭やオンラインショップでその「軽さ」を確かめてみてください。一度袖を通せば、もう重たくて蒸れるフリースには戻れなくなるかもしれません。
賢く、快適に。
次世代のウェアを味方につけて、今年の冬を最高のアクティブシーズンにしましょう。

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