「ノースフェイスのダウンが欲しいけれど、街中で被りたくない」「アメリカ限定モデルの方がカッコよく見えるけど、サイズ選びが不安……」そんな悩み、ありませんか?
日本でも圧倒的な人気を誇るアウトドアブランド、ノースフェイス。実は日本で売られているものと、本場アメリカで展開されているモデルには驚くほどの違いがあるんです。
この記事では、ノースフェイスのアメリカ版と日本版の違い、気になるサイズ感、そして失敗しない手に入れ方まで、ファッション好きの視点から詳しくお伝えします。
なぜノースフェイスのアメリカ版と日本版は別物なのか
まず知っておきたいのが、私たちが普段日本のショップで見かけるノースフェイスは、実は日本の「株式会社ゴールドウイン」という会社が日本向けに企画・製造しているものだということです。
一方で、アメリカで販売されているのは、本国アメリカの「VFコーポレーション」が手がけるグローバル基準のアイテム。つまり、ブランドロゴは同じでも、設計図からシルエット、さらには使われている素材のスペックまで「別物」と考えてもいいくらいの差があります。
日本版は日本人の体型や日本の都市部の気温に合わせて「スタイリッシュ」に作られています。それに対し、アメリカ版は広大な大自然やストリート文化を背景に、より「タフでボリューミー」な作りになっているのが特徴です。この背景を理解すると、自分にどちらが合っているかが見えてきますよ。
決定的な違いは「ヌプシジャケット」に現れる
ノースフェイスのアイコンといえばヌプシジャケットですが、ここが最も日米の差が激しいポイントです。
一番大きな違いは、ダウンの質を示す「フィルパワー(FP)」という数値です。アメリカ版のヌプシには、袖口に堂々と「700」という刺繍が入っています。これは700フィルパワーの高品質なダウンがパンパンに詰まっている証。一方、日本版は街着としての使いやすさを重視し、この刺繍がないものが多く、ボリュームも少し控えめになっています。
また、シルエットも大きく異なります。アメリカ版は「ボクシーシルエット」と呼ばれ、身幅が広く着丈が短い、90年代のヒップホップシーンを彷彿とさせる形。日本版はスマートに見えるよう、身幅が削られ、着丈も少し長めに調整されています。
「あのパンパンに膨らんだ、いかにもダウンらしいシルエットが好き」という方には、間違いなくアメリカ版がおすすめです。
アメリカサイズの選び方で失敗しないためのコツ
アメリカ版を検討する際に一番の壁になるのが「サイズ感」ですよね。よく「アメリカサイズは日本の1サイズ上」と言われますが、ノースフェイスに関してはさらに注意が必要です。
結論から言うと、アメリカのSサイズは、日本のM〜Lサイズ相当だと考えてください。
腕の長さに要注意
アメリカ版を着用して多くの日本人が驚くのが「袖の長さ」です。欧米人の骨格に合わせて作られているため、身幅でサイズを選んでしまうと、手がすっぽり隠れてしまうほど袖が余ってしまうことがあります。
サイズ選びの目安
- 普段日本のLサイズを着ている人:アメリカ版はMサイズ。
- タイトめに、ストリートっぽく着こなしたい人:アメリカ版はSサイズ。
自分の持っているメジャーで、手持ちのジャケットの身幅と着丈を測り、海外サイトのサイズ表と比較するのが一番確実です。アメリカ版は身幅が広いので、いつもよりワンサイズ下げるのが、失敗しない黄金ルールですよ。
本場ならでは!アメリカ限定の人気ラインナップ
アメリカでしか手に入らない、あるいはアメリカ仕様だからこそ価値があるモデルをいくつかご紹介します。
1996 Retro Nuptse Jacket
これこそがアメリカ版の王道。1996年当時のデザインを忠実に再現したモデルで、前述の700フィルパワーダウンを使用しています。カラーバリエーションも豊富で、日本では展開されていないような鮮やかなイエローやオレンジが見つかるのも魅力です。
Summit Series(US仕様)
プロの登山家向けの最上位ライン「サミットシリーズ」。日本版も非常に高品質ですが、アメリカ版はより過酷な環境での使用を想定しており、耐久性や保温性が一段上のスペックになっていることが多いです。
Steep Tech(スティープテック)
伝説のスキーヤー、スコット・シュミットと共に開発されたエクストリームスキーウェア。複雑な切り替えやポケットの配置が特徴的で、アメリカ版はより当時のオリジナルに近いサイズ感で展開されています。
アメリカ限定モデルを賢く手に入れる方法
「でも、どうやって買えばいいの?」と思いますよね。アメリカ版を手に入れるにはいくつかルートがあります。
セレクトショップでの並行輸入品
日本国内のインポートショップや、楽天・Yahoo!ショッピングなどの並行輸入店で購入する方法です。実際に国内に在庫があるため配送が早く、ショップ独自のサイズ計測データがあるのがメリットです。
海外通販サイトからの直接購入
SSENSEのような、日本への直接配送を行っている有名な海外セレクトショップを利用するのが最も安全です。セール時期を狙えば、日本で買うよりも圧倒的に安く手に入ることがあります。
ただし、注意点もあります。アメリカのノースフェイス公式オンラインショップは、基本的に日本への直接発送を行っていません。その場合は「転送サービス」という、アメリカの住所を一時的に借りて日本へ送ってもらう仕組みを利用する必要があります。
メリットだけじゃない?アメリカ版を買う際の注意点
アメリカ版は魅力的ですが、デメリットも理解しておきましょう。
まず「アフターサポート」の問題です。日本版のノースフェイスであれば、不具合があった際にゴールドウインのカスタマーセンターで修理を受けられます。しかし、アメリカ版は「海外製品」扱いとなるため、国内での保証対象外になったり、修理を断られたりすることがあります。
また、人気ブランドゆえに「偽物」も多く出回っています。極端に安いサイトや、フリマアプリでの怪しい出品には注意しましょう。信頼できる大手ショップから購入することが、結局は一番の近道です。
ノースフェイスのアメリカ限定モデルで個性を出そう
ここまでノースフェイスのアメリカ版について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
日本版の洗練されたシルエットと高い品質も素晴らしいですが、アメリカ版の持つ「圧倒的なボリューム感」や「本場ならではのタフなスペック」には、他にはない魅力が詰まっています。
サイズ選びにさえ気をつければ、冬の相棒としてこれほど頼もしい存在はありません。700フィルパワーの暖かさに包まれる感覚は、一度味わうと病みつきになりますよ。
ぜひ今回の情報を参考に、あなたにぴったりの一着を見つけてくださいね。ノースフェイスのアメリカ限定モデルを徹底解説!日本版との違いやサイズ感を知ることで、あなたの冬のファッションがもっと楽しくなるはずです。

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