「せっかく高いお金を出して買うなら、絶対に失敗したくない」
そんな風に思わせる魔力が、ノースフェイスのジャケットにはありますよね。特に「ゴアテックス(GORE-TEX)」のロゴが入ったモデルは、アウトドア好きなら誰もが一度は憧れる最強の装備です。
でも、いざお店やネットショップを覗いてみると、似たような黒いジャケットがズラリ。「マウンテンライト?」「クライムライト?」「何が違うの?」と頭を抱えてしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ノースフェイスのゴアテックスジャケットを徹底的に掘り下げます。2026年現在の最新トレンドを踏まえ、後悔しない選び方から、一生モノにするためのお手入れ術まで、これ一冊で全てがわかるガイドをお届けします。
なぜノースフェイスのゴアテックスが選ばれ続けるのか
まず、なぜこれほどまでに人気なのか。その理由はシンプルに「圧倒的な安心感」と「圧倒的なリセールバリュー」にあります。
ゴアテックスという素材は、外からの雨は通さないのに、内側のムレ(水蒸気)は外に逃がすという、魔法のような機能を持っています。これをノースフェイスが都会的なシルエットに落とし込むことで、「山でも街でもこれ一着でOK」という万能選手が生まれたわけです。
しかも、ノースフェイスのジャケットは中古市場でも価値が落ちにくい。数年ガシガシ着倒した後でも、驚くような価格で取引されることも珍しくありません。つまり、初期投資は少し高くても、トータルで見れば非常にコスパの良い買い物になるんです。
失敗しないための選び方:3つのチェックポイント
自分にぴったりの一着を見つけるために、まずは以下の3つのポイントを整理しておきましょう。
1. 生地を「厚さ(デニール)」で選ぶ
生地の厚さは「デニール(D)」という単位で表されます。これがノースフェイス選びの最大の分岐点です。
- 150デニール以上(極厚): マウンテンジャケットなどが該当。鎧のような安心感があり、冬山やスキーでも活躍しますが、街中では少し重く感じることも。
- 70デニール前後(標準): マウンテンライトジャケットが代表的。日常使いからキャンプまで、最もバランスが良い厚みです。
- 20〜30デニール(薄手): クライムライトジャケットなど。軽くて持ち運びやすく、バッグに忍ばせておくレインウェアとしても優秀です。
2. 「裏地の種類」に注目する
ゴアテックスは3層構造が基本ですが、肌に触れる「裏地」で着心地が激変します。
- C-KNITバッカー: 驚くほどしなやかで、半袖の上に着てもベタつきにくい。
- マイクログリッドバッカー: 軽さと強さを両立。本格的な登山を目指すならこれ。
- パックライト: 裏地を省略して軽量化したタイプ。サブの雨具として最適。
3. 「ジップインジップ」の有無
ノースフェイス独自のシステムで、内側のファスナーにフリースやダウンを連結できる機能です。これがあれば、秋の薄手ジャケットが、真冬の防寒着に早変わりします。一年中着回したいなら、この機能が付いているモデルを強くおすすめします。
ノースフェイスのゴアテックスおすすめ10選
それでは、具体的におすすめのモデルを見ていきましょう。用途に合わせて最適なものを選んでみてください。
① マウンテンライトジャケット
不動の人気ナンバーワンと言えば、マウンテンライトジャケットです。フロントのダブルフラップや、肩周りの切り替えデザインなど、これぞノースフェイスというルックス。70デニールのしっかりした生地感で、街着としての耐久性も抜群です。ジップインジップ対応なので、冬はインナーを合体させて暖かく過ごせます。
② クライムライトジャケット
「軽さ」と「スリムさ」を求めるなら、クライムライトジャケット一択。以前よりもシルエットがゆったりと改良され、今の気分にぴったりの着こなしがしやすくなりました。ゴアテックスの「マイクログリッドバッカー」を採用しており、着心地が非常に軽やか。フェスや旅行の際、カバンに入れておくと本当に重宝します。
③ マウンテンジャケット
ブランドを象徴する最高峰の定番モデル、マウンテンジャケット。150デニールの極厚生地は、ちょっとやそっとの風ではビクともしません。脇下のベンチレーション(換気用ファスナー)も付いており、体温調節がしやすいのも特徴。冬のメインアウターとして、10年選手を目指すならこれです。
④ オールマウンテンジャケット
裏地に「C-KNIT」を採用した、非常にしなやかな一着。それがオールマウンテンジャケットです。ゴアテックス特有の「パリパリ感」が苦手な人にぜひ試してほしい。登山からスノーボード、通勤まで、名前の通り「オール」マイティにこなせます。
⑤ クラウドジャケット
コスパと軽さを重視するならクラウドジャケット。ゴアテックス・パックライトを使用しているため、他のモデルよりも手頃な価格設定が魅力です。ややゆとりのあるシルエットで、中に厚手のスウェットを着込んでも着膨れしにくいのが嬉しいポイント。
⑥ マウンテンレインテックスジャケット
「ジャケット」と「レインウェア」の中間のような存在。それがマウンテンレインテックスジャケットです。襟元にフードが収納できるビルドインフード仕様なので、普段は立ち襟のジャケットとしてスッキリ着こなせます。生地が厚手なので、防風ジャケットとしても優秀。
⑦ ドットショットジャケット(※素材に注意)
定番としてよく紹介されますが、こちらは厳密にはゴアテックスではなく独自のハイベント素材。ドットショットジャケットは非常に軽量で使い勝手が良いですが、防水耐久性にこだわるなら、やはりゴアテックス搭載モデルと比較検討したいところです。
⑧ ガジェットハンガーコート
ビジネスシーンでも使いたいならガジェットハンガーコートがおすすめ。その名の通り、多くのポケットを備え、カバンを持たずに歩ける収納力が魅力。ゴアテックスによる鉄壁の防水性がありながら、見た目は落ち着いたコートスタイルです。
⑨ NP11834などの過去の名作
型落ちモデルや限定カラーを探すのも楽しみの一つ。特にマウンテンライトの旧品番などは、あえて古いカラーリングを好んで探すコレクターも多いです。
⑩ 1990マウンテンジャケット(復刻版)
海外限定モデルなどがルーツの、少しレトロなシルエットが特徴。1990マウンテンジャケットは、厚手の生地とヴィンテージ感のある配色が魅力で、ストリートシーンで絶大な支持を得ています。
寿命を2倍に伸ばす!正しい手入れ方法
「ゴアテックスは洗ってはいけない」という迷信を信じていませんか?
実はこれ、大きな間違いです。むしろ、洗わないことこそが寿命を縮める最大の原因になります。
汚れは「透湿性」を破壊する
汗や皮脂、泥汚れが生地に付着したままだと、ゴアテックスの微細な穴が詰まってしまいます。すると、内側の湿気が逃げ場を失い、自分の汗でビショビショになる「結露」が発生します。「雨が漏ってきた!」と感じる原因の多くは、実は洗濯不足による結露なんです。
洗濯機で洗う際の手順
- 準備: 全てのファスナー、ベルクロをしっかり閉じる。
- 洗剤: 柔軟剤や漂白剤が入っていない「液体の中性洗剤」を使用。できればニクワックスなどの専用洗剤がベストです。
- 洗い: 洗濯ネットに入れ、ぬるま湯で通常通り洗います。
- すすぎ: 洗剤が残ると撥水性を損なうため、標準より1回多くすすぐのがコツ。
- 脱水: 絶対に脱水機にかけてはいけません。 防水素材のため水が抜けず、洗濯機が暴れて故障する恐れがあります。手で軽く水を切るか、そのまま吊り干しにしましょう。
撥水機能を復活させる裏技
洗濯して乾かした後、「水弾きがイマイチだな」と思ったら熱を加えましょう。
乾燥機で20分ほど回すか、低温のアイロン(当て布必須)をかけると、生地表面の撥水成分が再び立ち上がり、新品のような水弾きが復活します。これをやるだけで、快適さが劇的に変わります。
よくある疑問Q&A
Q. サイズ選びはどうすればいい?
ノースフェイスのアウトドア用ジャケットは、中に着込むことを想定して少し大きめに作られています。街着としてスマートに着たいなら、普段よりワンサイズ下を選ぶのもアリ。ただし、冬に厚手のフリースやダウンを連結させる予定があるなら、いつものサイズを選ぶのが正解です。
Q. 加水分解でボロボロにならない?
ゴアテックスそのものは加水分解しにくい素材ですが、裏側のシームテープ(防水シール)の接着剤が経年劣化することはあります。これを防ぐ唯一の方法は、やはり「こまめな洗濯」です。汚れに含まれる酸や油分が接着剤を劣化させるため、清潔に保つことが最大の防御になります。
まとめ:一着のジャケットが、日常を冒険に変えてくれる
ノースフェイスのゴアテックスジャケットは、単なる衣類ではありません。雨の日でも足取りを軽くし、寒風の中でも背筋を伸ばして歩けるようにしてくれる「盾」のような存在です。
今回ご紹介した10選の中から、自分のライフスタイルに合う一着を見つけてみてください。
- 万能さを求めるなら、マウンテンライトジャケット。
- 軽快に動きたいなら、クライムライトジャケット。
- 一生モノの相棒なら、マウンテンジャケット。
どれを選んでも、正しい知識で手入れを続ければ、5年後、10年後もあなたのそばで活躍してくれるはずです。機能美あふれる最高の一着を手に入れて、もっと自由に、もっとアクティブに外の世界を楽しみましょう。
ノースフェイスのゴアテックスおすすめ10選。選び方や手入れ方法まで徹底解説!、最後までお読みいただきありがとうございました。あなたのジャケット選びの参考になれば幸いです。

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