「雨の日でもおしゃれを楽しみたい」「一生モノのアウターが欲しい」と考えたとき、真っ先に頭に浮かぶのがノースフェイスのアイテムではないでしょうか。
中でも「ゴアテックス(GORE-TEX)」を搭載したモデルは、圧倒的な防水性と蒸れにくさを両立した最強の相棒です。しかし、いざ選ぼうとすると「種類が多すぎて何が違うの?」「街着にはオーバースペック?」と悩んでしまう方も多いはず。
今回は、数あるラインナップの中から、絶対に後悔しないノースフェイス ゴアテックスのおすすめモデルを厳選してご紹介します。選び方のコツから、長く愛用するための秘訣まで、これさえ読めば迷いはなくなるはずです。
なぜノースフェイスのゴアテックスが選ばれ続けるのか
アウトドアブランドは数あれど、なぜこれほどまでにノースフェイスが支持されるのでしょうか。その理由は、単なるブランド力だけでなく、計算し尽くされた「機能とデザインの融合」にあります。
ゴアテックスという「魔法の膜」の正体
ゴアテックスは、1平方センチメートルの中に約14億個もの微細な孔がある「メンブレン」という膜のことです。この孔は水滴よりも小さく、水蒸気の分子よりも大きいため、「外からの雨は通さないのに、中の汗による蒸れは外に逃がす」という魔法のような働きをします。
街着としても完成されたシルエット
かつてのアウトドアウェアは、山で目立つための派手な色使いや、動きやすさを重視した野暮ったいシルエットが主流でした。しかしノースフェイスは、都会の景色にも馴染むスタイリッシュなデザインを確立。アイコニックな肩の切り替えデザインは、今やストリートファッションの定番となっています。
失敗しないための「3つの選び方」ポイント
せっかく高価な買い物をしたのに、「重すぎて着なくなった」「意外と寒かった」なんて失敗は避けたいですよね。購入前に以下の3点をチェックしてみてください。
1. 「デニール(生地の厚み)」に注目する
生地の厚さを表す「デニール(D)」という数値を確認しましょう。数値が大きければ厚くて丈夫、小さければ軽くてしなやかです。
- 街着・フェス・軽い登山:20D〜70D(軽くて動きやすい)
- 本格登山・冬の防寒・キャンプ:70D〜150D(枝に引っ掛けても破れにくい頑丈さ)
2. 「ジップインジップ」機能の有無
ノースフェイスの大きな魅力の一つが、インナーとアウターをファスナーで連結できる「ジップインジップ(ZIZ)」システムです。対応モデルを選べば、中にフリースやダウンを合体させて、真冬の防寒着としてアップグレードできます。
3. 着丈とサイズ感
モデルによって「着丈」が大きく異なります。
- ショート丈:足さばきが良く、自転車やアクティブな動きに向いています。
- ロング丈:お尻まで隠れるため保温性が高く、大人っぽい落ち着いた印象になります。
【王道・定番】これを選べば間違いない3モデル
まずは、ノースフェイスを象徴する不動の人気モデルから見ていきましょう。
マウンテンライトジャケット(NP62236)
現在、最も売れているといっても過言ではないのがマウンテンライトジャケットです。
- 適度な厚み(70デニール)で、春・秋・冬と3シーズン着回せる汎用性が魅力。
- ジップインジップ対応なので、冬はデナリジャケットなどを連結すれば最強の防寒着に。
- 着丈が少し長めで、体型をカバーしつつ都会的な着こなしが可能です。
マウンテンジャケット(NP61800)
「一生モノ」を求めるなら、フラッグシップモデルであるマウンテンジャケットが筆頭候補です。
- 150デニールという極厚の生地を使用しており、圧倒的な安心感があります。
- スノーカフ(雪の浸入を防ぐスカート)が付いているため、スキーやスノーボードなどのスノーアクティビティにも対応。
- 表面の質感がマットで高級感があり、大人の男性に特におすすめです。
クライムライトジャケット(NP12301)
「軽さ」と「持ち運びやすさ」を重視するなら、クライムライトジャケットが最適です。
- 20デニールの薄手生地ながら、ハリがあって安っぽく見えません。
- 付属のスタッフサックにコンパクトに収納できるため、旅行やフェスの雨対策としてカバンに忍ばせておくのに便利。
- 以前のモデルよりもシルエットがゆったり目に改良され、重ね着しやすくなりました。
【個性派・特化型】シーンに合わせて選びたいモデル
次に、特定のシーンで真価を発揮する、こだわり派のためのモデルをご紹介します。
オールマウンテンジャケット(NP61910)
「マウンテンジャケットほど重くなく、クライムライトより頑丈なものが欲しい」というわがままを叶えるのがオールマウンテンジャケットです。
- 3層構造のゴアテックス C-KNITバッカーを採用。裏地がしなやかで、肌触りが非常に良いのが特徴です。
- 生地のゴワつきが少なく、長時間の着用でも疲れにくいのがメリット。
クラウドジャケット(NP12302)
コスパを重視したい方におすすめなのがクラウドジャケット。
- ゴアテックス パックライト(2.5層)を採用することで、価格を抑えつつ高い防水透湿性を確保。
- シンプルなデザインで、スーツの上から羽織る通勤スタイルにも違和感なく溶け込みます。
カシウストリクライメイトジャケット(NP62035)
最初からインナーの中綿ジャケットがセットになっているお得なモデルです。
- 外側のゴアテックス ジャケットとインナーをバラバラに着ることもできる3WAY仕様。
- 気温の変化が激しい地域にお住まいの方や、コーディネートを考える手間を省きたい方にぴったりです。
【足元も抜かりなく】ゴアテックス搭載シューズ・小物
ノースフェイスのゴアテックスはウェアだけではありません。足元の防水は、快適な外出に直結します。
ベロシティ ニット II ゴアテックス インビジブル フィット
一見すると普通のおしゃれなニットスニーカーですが、実は完全防水です。
- ゴアテックス インビジブルフィット技術により、防水膜がアッパーに直接貼り付けられています。
- ゴアテックス特有の硬さがなく、まるで靴下を履いているようなフィット感。雨の日の通勤や旅行に最高の一足です。
ベクティブ ファストパック ミッド ゴアテックス
軽いハイキングやキャンプで足首を守りたいなら、ベクティブ ファストパックがおすすめ。
- スニーカーのような軽快さと、登山靴の安定感を両立。
- ぬかるんだ道でも滑りにくいアウトソールを採用しており、悪天候でも自信を持って歩けます。
ゴアテックス キャップ & ハット
傘をさすのが面倒なシーンで活躍するのがゴアテックス キャップ。
- 頭部の蒸れを逃がしてくれるため、夏場の雨でも快適です。
- ロゴがアクセントになり、コーディネートの引き締め役としても優秀。
長く使うために知っておきたいメンテナンス術
ゴアテックス製品は決して安い買い物ではありません。しかし、正しいケアをすれば10年以上着続けることも可能です。
「汚れたら洗う」が鉄則
よく「ゴアテックスは洗うと機能が落ちる」と勘違いされますが、実は逆です。皮脂や泥汚れが付着したまま放置すると、ゴアテックスの孔が詰まり、透湿性が低下したり、生地の劣化を早めたりします。
- ニクワックスなどの専用洗剤を使用して、定期的に洗濯機で洗いましょう。
- 柔軟剤は機能を損なう可能性があるため、絶対に使用しないでください。
「熱を加える」ことで撥水性が復活する
洗濯後、表面の水弾きが悪くなったと感じたら、熱を加えてみてください。
- 乾燥機を20分ほどかける。
- あるいは、当て布をして低温でアイロンをかける。これにより、表面の撥水分子が整い、新品のような水弾きが蘇ります。
2026年のトレンドとサステナビリティ
最近のノースフェイスは、環境への配慮も進化しています。新しく登場している「ePEメンブレン」を採用したモデルは、フッ素化合物を使用しない環境に優しい素材。それでいて、従来のゴアテックスと同等以上のパフォーマンスを発揮します。
また、リサイクルナイロンを使用したモデルも増えており、長く愛用できる製品を選ぶこと自体が、サステナブルなライフスタイルに繋がっていきます。
自分にぴったりの一着を見つけるために
ここまで様々なモデルを見てきましたが、最終的な決め手は「あなたがどこで、どう着たいか」です。
- 真冬の防寒までこれ一着で済ませたいなら:マウンテンジャケット
- 街着メインでコスパ良くおしゃれを楽しみたいなら:マウンテンライトジャケット
- カバンに入れて雨に備えたいなら:クライムライトジャケット
- 雨の日の足元ストレスをゼロにしたいなら:ベロシティ ニット
ノースフェイスのゴアテックスアイテムは、手にした瞬間に「どこか遠くへ出かけたくなる」ような高揚感を与えてくれます。機能的なウェアは、あなたの行動範囲を広げ、日常をより快適なものに変えてくれるはずです。
ぜひ、今回ご紹介した選び方を参考に、あなたのライフスタイルに寄り添う最高の一着を見つけてください。
ノースフェイスのゴアテックスおすすめ15選!失敗しない選び方と人気モデルを解説まとめ
最後に、改めてポイントを整理しましょう。ノースフェイス ゴアテックス選びで重要なのは、用途に合わせた生地の厚み(デニール)の選択と、ジップインジップなどの拡張性の確認です。
一度手に入れれば、雨の日が待ち遠しくなるほどの快適さが待っています。メンテナンスを楽しみながら、自分だけのヴィンテージに育てていくのも、このブランドならではの醍醐味です。
あなたが納得のいくノースフェイスを手に入れ、アクティブで快適な毎日を過ごせるよう応援しています!

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