ストリートファッションの頂点に君臨し続けるコラボレーションといえば、何を思い浮かべますか?多くの人が真っ先に挙げるのが「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」と「Supreme(シュプリーム)」のタッグでしょう。
2007年の初登場以来、新作が発表されるたびに世界中で争奪戦が繰り広げられ、発売日にはオンラインサイトが数秒でパンクする。そんな伝説的なコラボレーションについて、今回は歴史的な名作から失敗しないサイズ選び、さらには中古市場で身を守るための真贋鑑定まで、徹底的に深掘りしていきます。
なぜノースフェイスとシュプリームのコラボは特別なのか
そもそも、なぜこれほどまでにこの両者のコラボは熱狂を呼ぶのでしょうか。その理由は、アウトドアブランドとしての圧倒的な信頼性と、ストリートカルチャーの象徴としての遊び心が完璧に融合しているからです。
ノースフェイスは、エベレスト登山にも耐えうる本格的なスペックを持っています。一方でシュプリームは、既存の概念を壊す大胆なデザインセンスを持っています。この「ガチな機能性」と「尖ったファッション性」が組み合わさることで、単なる服を超えた「資産価値のあるアートピース」へと昇華されているのです。
また、毎シーズン継続してコラボが行われているものの、一度リリースされたデザインが再販されることはまずありません。この「二度と手に入らない」という希少性が、プレ値(プレミアム価格)を押し上げ、コレクターたちの所有欲を刺激し続けています。
歴代の名作アーカイブ!今でも語り継がれる伝説のモデル
15年以上の歴史の中で、特に市場価値が高く、ファンの間で伝説となっているモデルをいくつか振り返ってみましょう。
まず外せないのが、2014年秋冬に登場した「バンダナ柄(ペイズリー)」です。全面にバンダナパターンを配したマウンテンパーカは、今や伝説のアイテム。Supremeの歴代アーカイブの中でも、最も美しいデザインの一つとして数えられています。
次に、2016年秋冬の「Leaf(枯葉)」プリント。落ち葉を敷き詰めたようなリアルなカモフラージュ柄は、ストリートでの存在感が抜群でした。特にヌプシジャケットとの相性が良く、当時のファッションシーンを席巻しました。
そして、最も有名と言っても過言ではないのが2017年秋冬の「Mountain(雪山)」です。雄大な雪山のグラフィックが全面に転写されたデザインは、一目でそれと分かるインパクト。バルトロライトジャケットやマウンテンパーカが展開されましたが、どれも現在は驚くような高値で取引されています。
最近では2020年秋冬の「S Logo」シリーズも人気です。大きな「S」の文字が大胆に配置されたデザインは、シンプルながらも「これぞシュプリーム」という主張を感じさせます。
失敗しないためのサイズ感ガイド!USサイズと日本サイズの違い
ノースフェイスとシュプリームのコラボアイテムを購入する際、最も注意しなければならないのが「サイズ選び」です。
ここが非常に重要なポイントなのですが、このコラボモデルは基本的にシュプリーム側のUS(アメリカ)サイズ規格で作られています。日本国内のゴールドウイン社が企画・販売している通常のノースフェイス(日本規格)とは、サイズ感が全く異なります。
- 全体的なサイズ感一般的に、日本規格よりも「ワンサイズ大きい」と考えて間違いありません。普段、日本のノースフェイスでLサイズを着ている方なら、このコラボモデルではMサイズがジャスト、あるいは少しゆとりがあるくらいになります。
- 袖丈と着丈に注意US規格の特徴として、袖丈が非常に長く設定されています。170cm前後の標準体型の方がLサイズを選んでしまうと、袖が余りすぎてしまい、着こなすのが難しくなることも。
- ヌプシジャケット(ダウン)の場合ヌプシはもともと身幅が広く、丈が短めのボックスシルエットです。USサイズだと身幅がかなり広くなるため、スッキリ着たいならワンサイズダウン、オーバーサイズで今っぽく着たいなら普段通りのサイズを選ぶのがコツです。
高価な買い物ですから、二次流通サイトで購入する際は必ず「着丈」「身幅」「袖丈」の実寸を確認するようにしましょう。
偽物を見分ける!知っておくべき真贋鑑定のポイント
残念ながら、人気すぎるがゆえに市場には精巧なコピー品(偽物)が多く出回っています。フリマアプリや個人間取引で失敗しないために、チェックすべきポイントを整理しました。
まずは「右袖のパッチ」です。本物は刺繍の密度が高く、文字の形が整っています。偽物は文字が太すぎたり、逆に細すぎて不自然な隙間があったりします。特に「THE NORTH FACE」の「R」の形や「E」の横線の長さなど、細部に注目してください。
次に、内側の「ホログラムタグ」です。2010年以降のモデルには、銀色のキラキラしたタグが付いています。光を当てた時に文字が浮かび上がるか、タグ自体のカッティングが雑ではないかを確認しましょう。
また、ロゴ刺繍の「糸の渡り」も重要です。本物は文字と文字の間が糸でつながっておらず、一文字ずつ綺麗に独立して刺繍されています。文字の間が糸でつながっているものは、安価なミシンで作られた偽物の可能性が極めて高いです。
最後に「ゴールドウインタグ」について。日本国内の店舗で購入された正規品には、株式会社ゴールドウインの連絡先が記載されたタグが付いています。ただし、シュプリームの公式オンラインや海外店舗で購入されたものにはこのタグは付きません。「タグがない=偽物」とは限りませんが、ある場合は真贋の大きな判断材料になります。
コーディネートのコツ:派手なデザインをどう着こなすか
雪山や枯葉といった総柄モデルは、一見するとコーディネートが難しそうに見えます。しかし、基本のルールさえ守れば、これほど主役級のアイテムはありません。
鉄則は「他のアイテムを徹底的にシンプルにする」ことです。ジャケットが派手な分、パンツは黒のスウェットパンツや、濃いめのデニムで落ち着かせましょう。インナーも無地のパーカーやTシャツを合わせるのがベスト。
足元はNIKEのエアフォース1のような、ボリュームのあるスニーカーを持ってくると、全体のバランスが整います。主役を引き立てる「引き算の美学」が、このコラボをかっこよく着こなす最大の秘訣です。
まとめ:ノースフェイス×シュプリームの人気コラボ解説!
いかがでしたでしょうか。
「Supreme」と「THE NORTH FACE」のタッグは、単なる衣類という枠を超え、一つの文化として確立されています。過去の名作を振り返ると、その時代の空気感やストリートの熱量が伝わってきます。
USサイズゆえのサイズ感の難しさや、真贋鑑定の重要性など、手に入れるまでにハードルはいくつかあります。しかし、それを乗り越えて手にした一着は、あなたのワードローブの中で間違いなく最強の相棒になってくれるはずです。
2026年現在も、この両者の動向からは目が離せません。これから名作を手に入れようと考えている方は、ぜひ今回の情報を参考に、納得のいく一着を探してみてくださいね。
以上、ノースフェイス×シュプリームの人気コラボ解説!歴代の名作やサイズ感、真贋鑑定までを詳しくお届けしました。

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