自宅のベランダやキャンプ場で、じっくりとお肉や魚を焼く時間は至福ですよね。そんなときに欠かせないのが、カセットガス1本で本格的な網焼きが楽しめる「炉端焼きコンロ」です。
でも、いざ買おうとすると必ずぶつかる壁があります。「王道のイワタニ 炙りやIIと、コスパ最強のキャプテンスタッグ 焼き名人、結局どっちがいいの?」という悩みです。
見た目は似ているこの2機種ですが、実は設計思想や得意分野がガラリと違います。今回は、後悔しないための一台を見つけるために、両者の違いを本音で徹底比較していきます。
炉端焼きコンロ選びで失敗しないためのポイント
まず、なぜこの2つが比較されるのか。それはどちらも「カセットボンベ(CB缶)」を燃料にするため、炭を熾す手間がなく、思い立ったら5秒で焼き物を始められるからです。
しかし、選ぶ際に注目すべきは「火力」だけではありません。
一つ目は「焼き方の構造」です。直火で一気に焼き上げるのか、熱を分散させてじんわり焼くのか。これで仕上がりのジューシーさが変わります。
二つ目は「後片付けのしやすさ」。網焼きはどうしても脂が飛び散ります。パーツがどこまで外せるか、洗いやすい形状かは、長く愛用する上で最重要ポイントと言っても過言ではありません。
そして三つ目が「汎用性」です。網焼き専用として割り切るのか、それともお鍋やフライパン調理も一台で済ませたいのか。ここがキャプテンスタッグとイワタニの決定的な分かれ道になります。
本格的な美味しさを追求するならイワタニ 炙りやII
「とにかく美味しい焼き鳥や焼肉が食べたい!」という美食家タイプの方には、間違いなくイワタニ 炙りやIIがおすすめです。
この製品の最大の特徴は、独自の「輻射板(ふくしゃばん)」構造にあります。ガスの炎で直接焼くのではなく、一度金属の板を真っ赤に熱し、そこから放出される遠赤外線で焼き上げる仕組みです。
これにより、炭火で焼いたような「外はパリッ、中はフワッ」とした食感が実現します。直火特有の焼きムラも抑えられ、厚みのあるステーキ肉もじっくりと熱を通すことができます。
また、イワタニには便利な「串焼きステー」が標準装備されています。焼き網を外してフレームを立てるだけで、串が焦げにくい絶妙な高さで焼き鳥を楽しめるんです。この「専用機としてのこだわり」こそが、多くのファンを惹きつける理由でしょう。
キャンプでの使い勝手とコスパで選ぶならキャプテンスタッグ 焼き名人
一方で、アウトドアでの機能性と圧倒的なコストパフォーマンスを求めるなら、キャプテンスタッグ 焼き名人が非常に優秀です。
最大の違いは「五徳(ごとく)」が付いていること。イワタニの製品は基本的に網焼き専用ですが、キャプテンスタッグは網を外せば普通のカセットコンロとして使えます。
キャンプの朝にフライパンで目玉焼きを作ったり、夜に小さなお鍋を温めたり。一台二役をこなしてくれるので、荷物を減らしたいキャンパーにとっては神アイテムと言えます。
さらに、実売価格がイワタニよりもリーズナブルなことが多いのも魅力です。浮いた予算で、別売りのキャプテンスタッグ 鋳物 グリルプレートを購入すれば、さらに本格的なステーキを焼くことも可能になります。シンプルながらも、使う人のアイデア次第でどこまでも化けるのがキャプテンスタッグの面白さですね。
煙の量とお手入れの現実的なお話
炉端焼きコンロを購入する前に、一つだけ覚悟しておかなければならないのが「煙」です。
どちらの機種も、下に水を入れる「水皿」があり、そこに脂が落ちることで煙を抑制する構造になっています。しかし、脂の多いホルモンやサンマなどを焼けば、それなりに煙は出ます。
室内で使う場合は、換気扇の真下か、窓を全開にできる環境が必須です。もしマンションのベランダで使うなら、お隣さんへの配慮として、脂の少ない食材から試してみるのが賢明です。
お手入れに関しては、どちらもパーツをバラバラにして丸洗いできます。ただし、イワタニは輻射板がある分、洗うパーツが一つ多いです。逆にキャプテンスタッグは構造がシンプルなので、タワシでガシガシ洗いたい方に向いています。
どちらを使うにしても、使用前に水皿にしっかり水を入れること。これだけで、食後のこびりつき汚れの落としやすさが劇的に変わりますよ。
網やアクセサリーの互換性について
長く使っていると、網が焦げ付いてボロボロになってきますよね。ここで嬉しいのが、両機種とも替え網の入手性が高いことです。
実はイワタニとキャプテンスタッグの網のサイズは非常に似ています。メーカー純正品はもちろん、ホームセンターや100円ショップで売られているサイズでも代用できる場合があります。
ただし、ぴったりフィットしてズレない安心感を求めるなら、やはり純正品や、各機種専用に設計された鉄板市場 極厚鉄板などのサードパーティ製パーツを揃えるのが一番です。
特に厚さ6mmを超えるような極厚鉄板を載せると、蓄熱量が格段にアップします。もはやお店レベルの焼き上がりになるので、本体に慣れてきたらぜひ導入を検討してみてください。
シーン別・あなたにぴったりの一台はこれ!
結局、自分はどちらを買えばいいのか。ライフスタイルに合わせて整理してみましょう。
週末の夜、自宅のダイニングテーブルでゆっくりとお酒を飲みながら、最高の一串を焼きたい。そんな「家飲み重視」の方は、焼きのクオリティが高いイワタニ 炙りやIIを選んで間違いありません。マットブラックのシックなデザインも、大人の時間に華を添えてくれます。
一方で、キャンプにも持っていきたいし、庭でBBQもしたい。時にはお鍋も作りたいという「アクティブ&汎用性重視」の方は、キャプテンスタッグ 焼き名人がベストパートナーになります。タフに使い込める安心感と、お財布に優しい価格設定は大きな正義です。
どちらを選んでも、スーパーで買った普通のお肉が数段上のご馳走に変わる魔法の道具であることは間違いありません。
まとめ:キャプテンスタッグとイワタニを徹底比較!炉端焼きコンロの選び方とおすすめは?
ここまで、キャプテンスタッグとイワタニの炉端焼きコンロについて、それぞれの強みと弱みを深掘りしてきました。
「専用機としての焼き上がり」を追求したイワタニと、「一台二役の利便性」を追求したキャプテンスタッグ。あなたの優先順位がどこにあるかで、選ぶべきモデルは自然と決まってくるはずです。
最後にもう一度ポイントを整理します。
- 網焼き・串焼きのクオリティを最優先するならイワタニ。
- コンロとしても使いたい、コスパを抑えたいならキャプテンスタッグ。
- どちらも煙は出るので、使用場所には注意が必要。
- メンテナンス性を考えるなら、シンプルなキャプテンスタッグがやや有利。
カセットガス一本で広がる、贅沢な「炙り」の世界。お気に入りの一台を手に入れて、ぜひ最高のアウトドア飯・おうち飯を楽しんでくださいね。

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