「長年愛用してきたキャプテンスタッグの椅子、生地がボロボロになってきたけれど、フレームはまだしっかりしているから捨てるのは忍びない……」
そんな悩みをお持ちではありませんか?特に「鹿ベンチ」の愛称で親しまれるアルミ背付きベンチは、その頑丈さと使い勝手の良さから、生地が傷んでもなお「使い続けたい」と思わせる魅力があります。
実は、キャプテンスタッグの椅子は構造がシンプルなものが多いため、自分で張り替えたり、カバーを掛けたりすることで驚くほど簡単にリニューアルできるんです。
今回は、愛着のあるキャプテンスタッグ チェアを自分好みに修復し、キャンプサイトで一際目を引く一台に生まれ変わらせる方法を詳しく解説します。
なぜキャプテンスタッグの椅子は張り替えに向いているのか
キャンプ道具の中でも、椅子は最も摩耗が激しいアイテムの一つです。焚き火の火の粉で穴が開いたり、雨や泥汚れが沈着したり。それでもキャプテンスタッグ アルミ背付きベンチが多くのキャンパーに張り替えのベースとして選ばれるのには、明確な理由があります。
まず、アルミフレームの耐久性が非常に高いことです。生地が破れても、骨組み自体は数年、十数年と現役で使えるほどタフ。それなのに、構造はネジとボルトで固定されているだけのシンプルな設計。これが、DIY初心者でも「これなら分解できるかも」と思わせてくれるポイントです。
また、ユーザー数が多いからこそ、専用の張り替えキットやサードパーティ製のカバーが豊富に出回っています。自作する派にとっても、先人たちの知恵や型紙の情報がネット上に溢れているため、失敗するリスクが低いのも大きなメリットと言えるでしょう。
難易度別!椅子を修復する3つのアプローチ
椅子の状態や、あなたのDIYスキルに合わせて、修復方法は大きく3つに分けられます。自分に合ったスタイルを選んでみましょう。
1. 被せるだけで完了!クッションカバーを活用する
「裁縫は苦手だし、分解するのも少し不安」という方に最もおすすめなのが、既存の生地の上からカバーを掛ける方法です。
キャプテンスタッグ リラックスクッションカバーのような純正アイテムを使えば、見た目をリフレッシュできるだけでなく、座り心地まで劇的に向上します。冬場は保温性が高まり、夏場は汗によるベタつきを抑えられるため、実用面でのメリットも大きいのが特徴です。
汚れたらカバーだけ外して丸洗いできるので、メンテナンス性も抜群。まずは手軽に雰囲気を変えたいなら、この選択肢が一番の近道です。
2. 専用の張り替えキットで本格的にリフォームする
「せっかくなら純正品にはない色や素材を楽しみたい」という方は、ガレージブランドなどが販売している専用の張り替え生地(キット)を選んでみましょう。
これらはあらかじめキャプテンスタッグ 鹿ベンチのサイズに合わせて裁断・縫製されているため、私たちは古い生地を外して、新しい生地をフレームに通し、ネジを締め直すだけでOKです。
特にコットン100%の帆布素材を使用したキットは、焚き火の火の粉に強く、使い込むほどに風合いが増すエイジングを楽しめます。少しコストはかかりますが、まるで高級ブランドの椅子のような佇まいに仕上がります。
3. 生地から自作する完全DIYスタイル
世界に一つだけの椅子を作りたいなら、好みの布を買ってきて自作する道があります。ミシンが使える環境なら、これほど楽しい作業はありません。
用意するのは、8号から6号程度の厚手の帆布。家庭用ミシンで縫う場合は、あまり厚すぎると針が折れてしまうため、11号から8号あたりが扱いやすいでしょう。
古い生地を丁寧に解体して、それを「型紙」として使えば、サイズを測る手間も省けます。背面にはポケットを付けたり、サイドにDカンを取り付けて小物を吊るせるようにしたりと、自分だけのカスタムを詰め込めるのが自作の醍醐味です。
鹿ベンチの張り替え手順と失敗しないコツ
ここでは、最も人気のある「アルミ背付きベンチ(鹿ベンチ)」を例に、実際に張り替える際の具体的なステップを解説します。
フレームの分解とネジの管理
まずはプラスドライバーとレンチ(またはスパナ)を用意しましょう。キャプテンスタッグ 椅子の多くは、可動部や生地の固定部にネジが使われています。
分解する際の最大の注意点は、ネジやワッシャーなどの小さな部品を失くさないことです。長年外していなかったネジは固着していることがあるため、無理に回してネジ山を潰さないよう、事前に呉工業 5-56などの潤滑剤を吹き付けておくとスムーズです。
また、どこにどのパーツが付いていたか、スマホで写真を撮りながら進めると、組み立てる時に迷わずに済みます。
生地の取り外しと清掃
ネジを外すと、フレームから古い生地を引き抜くことができます。この時、フレームがむき出しになるので、普段は掃除できない隙間の汚れを拭き取ってあげましょう。
アルミフレームがくすんでいる場合は、金属磨きなどで磨くと新品のような輝きを取り戻します。生地を新しくするだけでなく、骨組みまでケアすることで、完成時の満足度が格好良さに直結します。
新しい生地の取り付けと調整
自作した生地やキットを取り付ける際は、生地の向きに注意してフレームを通していきます。
ここで一つ重要なポイントがあります。天然素材の帆布を使用する場合、使い始めると必ず「伸び」が生じます。そのため、取り付けた直後は「少しきつすぎるかな?」と感じるくらいがベストな張り具合です。
最後にネジをしっかり締め直せば完成です。全てのネジが確実に締まっているか、座った時にガタつきがないかを必ず確認してください。
修復に役立つ素材選びとメンテナンスの知恵
張り替えに使う素材によって、椅子の性格はガラリと変わります。どのようなキャンプスタイルを目指すかで、素材を吟味してみましょう。
帆布(コットンキャンバス)の魅力
張り替えの定番といえば、やはり帆布です。
- 耐火性: 焚き火の近くでも安心。
- 耐久性: 非常に丈夫で、破れにくい。
- 経年変化: 使うほどに柔らかくなり、自分のお尻の形に馴染んでいく。
カラーもカーキやサンドベージュ、マスタードなど、アウトドアに映える色が豊富に揃っています。ただし、水に濡れると乾きにくく、放置するとカビの原因になるため、濡れたらしっかり乾燥させるメンテナンスが欠かせません。
ポリエステルやナイロン系素材
純正の質感に近いものを好むなら、ポリエステル素材が適しています。
- 速乾性: 雨に濡れてもすぐに乾く。
- 軽さ: 持ち運びの際の重量を抑えられる。
- 防汚性: 泥汚れなどが付きにくく、落としやすい。
最近ではコーデュラナイロンのような超高耐久素材を使って、ミリタリーテイストに仕上げるカスタムも人気です。
補修という選択肢
「張り替えるほどではないけれど、小さな穴が気になる」という場合は、補修テープ アウトドア用を活用しましょう。
透明なタイプや生地の色に近いパッチを貼るだけで、破れの広がりを防ぐことができます。あえて目立つ色のワッペンを貼って、ダメージをデザインの一部として楽しむのも、アウトドア道具らしい素敵な修復方法です。
道具を長く愛するためにできること
せっかく新しくしたキャプテンスタッグ チェア。今度は少しでも長く、綺麗な状態で使い続けたいですよね。
一番の対策は、定期的な「防汚・防水」です。張り替えが完了した直後に、屋外で防水スプレー 衣類・布製品用を全体に吹き付けておきましょう。これだけで、飲み物をこぼした時のシミや、撤収時の土埃の付着を劇的に軽減できます。
また、キャンプから帰宅した後は、ブラシでサッと汚れを落とし、湿気の少ない場所で保管することを心がけてください。少しの手間で、次のキャンプでも気持ちよく座ることができます。
キャプテンスタッグの椅子を張り替え!鹿ベンチやチェアを自作・カバーで修復する方法のまとめ
お気に入りの道具を自分の手で直し、再びフィールドへ連れ出す。これは、単に新しいものを買うのとは全く別の、深い満足感を与えてくれます。
キャプテンスタッグの椅子は、そのタフな作りゆえに、私たちの「手を加えたい」という冒険心にしっかりと応えてくれる最高の素材です。
- 手軽に雰囲気を変えるなら「クッションカバー」
- 質感をアップさせるなら「専用キットでの張り替え」
- こだわりを形にするなら「厚手帆布での自作」
どの方法を選んでも、あなたの手で命を吹き込まれた椅子は、キャンプのひとときをより豊かで特別なものに変えてくれるはずです。
もし、今クローゼットの奥で眠っている傷んだ椅子があるなら、ぜひこの記事を参考に、自分だけの一台にリメイクしてみてください。次の週末、生まれ変わった相棒と一緒に焚き火を囲む時間は、きっと今まで以上に愛おしいものになりますよ。
あなたは、どんな色の生地で「鹿ベンチ」を彩りますか?

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