「登山を始めてみたいけれど、足腰への負担が心配……」
「キャプテンスタッグのトレッキングポールを買ったけど、実は使い方がよくわからない」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
アウトドアブランドの老舗、キャプテンスタッグのステッキ(杖)は、手頃な価格ながら非常にタフで、多くの初心者ハイカーの味方になってくれるアイテムです。しかし、ただ突いて歩けばいいというわけではありません。
正しい使い方を知っているかどうかで、翌日の筋肉痛の度合いや、膝へのダメージが劇的に変わります。この記事では、キャプテンスタッグの杖を120%活用するための調整方法や、疲れにくい歩き方のコツを詳しくお届けします。
そもそもキャプテンスタッグの杖(ステッキ)の魅力とは?
まず知っておきたいのが、なぜ多くの人がキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トレッキングポールを選ぶのかという理由です。
最大の魅力は、圧倒的なコストパフォーマンスにあります。登山用品店に並ぶ海外ブランドのポールは1ペアで2万円を超えることも珍しくありませんが、キャプテンスタッグなら数千円で手に入ります。
安いからといって壊れやすいわけではありません。ジュラルミンやアルミニウム合金を採用した頑丈な作りで、岩場や急斜面でもしっかりと体を支えてくれます。また、衝撃を吸収する「アンチショック」機能が搭載されているモデルが多く、手首への衝撃を和らげてくれるのも初心者には嬉しいポイントです。
ステップ1:キャプテンスタッグの杖の長さ調整と固定方法
手元に届いたら、まずは長さを調整してみましょう。キャプテンスタッグのポールの多くは、シャフトを回転させて固定する「スクリューロック式」を採用しています。
長さ調整の具体的な手順
- シャフトを緩めるポールを握り、細い方のシャフトを「反時計回り(左)」に回すとロックが緩みます。スルスルと動くようになったら準備完了です。
- 「STOP」マークに注意して引き出す自分の好みの長さまでシャフトを引き出しますが、ここで絶対に守ってほしいルールがあります。シャフトに印字されている「STOP」や「限界線」を超えて引き出さないことです。この線を超えて固定すると、使用中にポキッと折れたり、抜け落ちたりして大きな事故につながる恐れがあります。
- しっかりと締め込む長さが決まったら、今度は「時計回り(右)」にギュッと回して固定します。このとき、あまりに力を入れすぎると今度は緩まなくなることがあるので、突いたときに縮まない程度の「適度な力」で締めるのがコツです。
最後に必ず「耐荷重テスト」を
歩き出す前に、ポールを地面について真上からグッと体重をかけてみてください。ここで「ズリッ」と縮んでしまうようなら締め付け不足です。山の中で急に縮むと転倒の原因になるので、出発前のチェックは欠かせません。
ステップ2:斜面に合わせて長さを変えるのが「疲れ知らず」の秘訣
杖の長さは、一度決めたら終わりではありません。登り、下り、平坦な道でこまめに調整するのが、プロのハイカーも実践しているテクニックです。
平地での基本:肘が90度
平らな道を歩くときは、杖を垂直に立てた状態で「肘の角度が90度」になる長さに設定します。これがすべての基準になります。
登り:少し短めにセット
登り坂では、自分の体の前方(高い位置)に杖を突くことになります。そのため、基本の長さのままだと腕を高く上げすぎてしまい、肩や腕がすぐに疲れてしまいます。基本より5cm〜10cmほど短く調整すると、楽に体を押し上げることができます。
下り:少し長めにセット
膝への負担が最もかかるのが下り坂です。下りでは自分の体の前方(低い位置)に杖を突くため、基本よりも5cm〜10cmほど長く設定します。こうすることで、背筋を伸ばしたまま遠くに杖を突くことができ、膝への衝撃を腕に逃がすことが可能になります。
ステップ3:ストラップの正しい通し方と握り方
意外と間違えている人が多いのが、グリップについているストラップ(紐)の使い方です。ただ輪っかに手を通すだけでは、ポールの性能を半分も引き出せません。
正しいストラップの使い方
- 手を輪の下から入れるストラップの輪の中に、手首を下から上に通します。
- ストラップごとグリップを握るそのまま手を手前に倒し、ストラップを手のひらとグリップの間に挟み込むようにして、上から優しく握ります。
この通し方をすると、手のひらの付け根がストラップに支えられる形になります。すると、グリップをギュッと強く握り締めなくても、ストラップに体重を預けるだけで推進力が得られるようになります。長時間のトレッキングでも、手が疲れにくくなる魔法のようなテクニックです。
ステップ4:膝を労わりリズムを作る歩き方のコツ
杖を手に入れたら、次は実践です。キャプテンスタッグの杖には「I型」と「T型」がありますが、それぞれ歩き方のイメージが異なります。
I型(2本使い)の場合
2本のポールを使うときは、四足歩行の動物になったようなイメージで歩きましょう。「右足が出るときは左のポール」「左足が出るときは右のポール」というように、足と反対側のポールを交互に出すと、スムーズにリズムに乗ることができます。
T型(1本使い)の場合
膝の痛みがある場合などは、痛い足とは「反対側」の手で杖を持ちます。例えば右膝が痛いなら、左手でキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ステッキを持ち、右足(痛い足)を着地させるときに、同時に杖も地面に突きます。こうすることで、右膝にかかる荷重を左腕が肩代わりしてくれます。
ステップ5:使用後のメンテナンスが寿命を左右する
キャプテンスタッグの杖は丈夫ですが、金属製品である以上、湿気は大敵です。特に内部がサビてしまうと、スクリューが回らなくなり、長さ調整ができなくなってしまいます。
山行が終わって帰宅したら、まずはシャフトをバラバラに分解しましょう。乾いた布で土や水分を綺麗に拭き取り、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させます。
ここで一つ注意点があります。滑りを良くしようとして、シャフトに油や潤滑スプレーを刺すのは絶対にNGです。内部に油がつくと、ロックが滑って効かなくなり、使用中に急に縮むという非常に危険な状態になります。メンテナンスは「清掃と乾燥」だけで十分です。
キャプテンスタッグの杖を長く愛用するために
もし使っているうちに、先端のゴムキャップを失くしてしまっても安心してください。キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トレッキングポール用取り替えゴムなどのスペアパーツが安価に販売されています。
岩場ではキャップを外し、土の道ではキャップをつける。そんな使い分けをすることで、山の環境を守りつつ、自分自身の安全も確保できます。
また、ぬかるんだ場所で杖が深く沈み込むのを防ぐ「バスケット」も付属していることが多いので、季節や場所に合わせて着脱してみてください。冬の雪山に挑戦するなら、大きなスノーバスケットに付け替えることも可能です。
キャプテンスタッグの杖の使い方を徹底解説!長さ調整や歩き方のコツ、選び方まで
ここまで、キャプテンスタッグの杖を使いこなすためのポイントを見てきました。
たかが杖、されど杖。正しく調整された一本のステッキは、あなたの登山を「苦行」から「快適なレジャー」へと変えてくれる魔法の杖になります。
- 適切な長さ(平地は肘90度、登りは短く、下りは長く)
- 正しいストラップの通し方(下から手を入れる)
- 限界線(STOPマーク)を絶対に守る
- 使用後は分解してしっかり乾燥させる
この基本さえ守れば、キャプテンスタッグの頼もしい相棒は、何年もあなたの足取りを支え続けてくれるはずです。
さあ、準備は整いましたか?
新しいキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 登山ステッキを手に、今までより少し遠くの景色、少し高い頂を目指して一歩を踏み出してみましょう。その一歩が、きっと今まで以上に軽やかに感じられるはずです。

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