キャンプツーリングに憧れて、いざ道具を揃えようと思ったとき、誰もが最初にぶつかる壁があります。それは「テント選び」です。
「有名メーカーのものは4〜5万円もするし、かといって安すぎるノーブランド品は雨漏りが心配……」
そんな悩めるライダーやソロキャンパーの間で、長年「最強の入門機」として君臨し続けているのがキャプテンスタッグ リベロツーリングテントです。
今回は、この「リベロツーリングテント」がなぜこれほどまでに愛されているのか、その理由を徹底解剖します。実際に使う上で気になる設営のコツや、購入前に知っておきたい注意点まで、後悔しないための情報を凝縮してお届けします。
1万円以下で手に入る「自由」と「信頼」
キャンプ道具の世界では「安かろう悪かろう」という言葉が飛び交うこともありますが、キャプテンスタッグ、通称「鹿番長」の製品に関しては、その常識が少し異なります。
特にこの「リベロツーリングテント」は、実売価格が1万円を切ることも珍しくない超ハイコスパモデル。それでありながら、数多くの日本一周ライダーやベテランキャンパーたちが「これで十分」と太鼓判を押してきました。
このテントが選ばれる最大の理由は、徹底的に無駄を省いた「シンプルさ」にあります。複雑な機能がないからこそ、壊れにくく、誰でも迷わずに扱える。これこそが、過酷な旅を共にする道具に求められる本質的な価値なのです。
バイク積載の救世主!驚異のパッキングサイズ
ツーリングテント選びで最も重要なのは、広げた時の大きさよりも、実は「畳んだ時のサイズ」です。
キャプテンスタッグ リベロツーリングテントの収納サイズは約40cm。これがどれほど画期的かというと、一般的な中型バイク(250ccクラスなど)のシートバッグに、横向きのままスッポリと収まってしまう長さなのです。
多くのソロテントは収納時の長さが50cmを超えてしまい、バッグから突き出したり、無理やり斜めに入れたりすることになります。しかし、リベロならパッキングに頭を悩ませる必要はありません。
重量も約3.1kgと軽量。リアキャリアへの負担を最小限に抑えつつ、走行時のバランスを崩しにくい設計は、まさにライダーのために作られたと言っても過言ではありません。
居住空間の真実:座って着替えができる「高さ」の恩恵
「安価なソロテントは寝るだけで精一杯」というイメージを持たれがちですが、キャプテンスタッグ リベロツーリングテントは天井の高さに特徴があります。
最高部は約125cm。これは同クラスの競合製品と比較しても高い部類に入ります。この数センチの差が、キャンプ場での快適性を劇的に変えます。
テント内で背中を丸めずに座れるため、翌日のルート確認をしたり、雨天時に中で着替えをしたりする際もストレスを感じません。インナーテントの幅も、大人1人が寝ても脇に荷物を置く余裕があるため、ヘルメットやライディングジャケットといった、外に出しておきたくない装備をしっかり守ることができます。
設営のコツ:一人でも5分で完成させる手順
キャンプ場に到着して、疲れた体でテントを立てるのは一苦労ですよね。しかし、キャプテンスタッグ リベロツーリングテントの設営は驚くほどシンプルです。
構造は、2本のポールをクロスさせてインナーテントを通すだけの「スリーブ式」。初心者でも一度練習すれば、5〜10分程度で設営が完了します。
ここで、さらにスムーズに設営するためのコツをいくつか紹介します。
- 風上を確認する: 設営前に風向きを確認し、テントの後ろ側から風を受けるように配置します。
- ペグダウンを先に行う: 風が強い日は、まずインナーテントの四隅を仮止め(ペグダウン)しましょう。ポールを通している最中にテントが凧のように飛ばされるのを防げます。
- ポールの扱いは優しく: キャプテンスタッグ リベロツーリングテントのポールはグラスファイバー製です。無理に力を入れると割れる原因になるため、節がしっかりハマっていることを確認しながら、ゆっくりとしならせてください。
結露と戦う「ダブルウォール」の強み
テントには「シングルウォール」と「ダブルウォール」の2種類がありますが、キャプテンスタッグ リベロツーリングテントは迷わずダブルウォールを採用しています。
これは、寝室となるインナーテントの上に、防水のフライシートを被せる2層構造のこと。この2枚の生地の間に空気の層ができることで、外気温との差による「結露」を大幅に軽減してくれます。
朝起きたらシュラフ(寝袋)がびしょ濡れ……という悲劇を避けたいなら、やはりダブルウォールが安心。また、フライシートにはベンチレーション(換気窓)も備わっているため、夏場のキャンプでも熱気がこもりにくく、快適な睡眠をサポートしてくれます。
雨・風への対策とメンテナンス術
公式サイトでは耐水圧の具体的な数値が大きく強調されてはいませんが、実際に使用しているユーザーからは「大雨でも耐えられた」という声が多く聞かれます。
生地には70D(デニール)のポリエステルが採用されており、非常にタフ。地面に接するボトム部分は、いわゆるブルーシートのようなPEクロス素材になっており、湿った地面からの浸水を強力にシャットアウトします。
さらに長く愛用するためのメンテナンス術として、以下の2点を推奨します。
- 防水スプレーの活用: 購入直後や定期的なタイミングで、フライシート全体に市販の防水スプレーを塗布しておくと、水弾きが劇的に向上します。
- シーム処理のチェック: 万が一、縫い目から水が滲んでくるようなら、専用のシームレステープやシームコートで補強してあげましょう。手を入れるほど、自分だけの愛着ある道具へと育っていきます。
弱点を克服!「パッキング」と「前室」の攻略法
完璧に見えるキャプテンスタッグ リベロツーリングテントにも、いくつかの弱点があります。しかし、それらは工夫次第で簡単にカバーできるものです。
付属の袋がキツすぎる問題
多くのユーザーが口を揃えるのが「付属の収納バッグが小さすぎて、一度出すと元に戻せない」という点です。これを解決するには、最初からコンプレッションバッグを別途用意するのが正解。
あるいは、100円ショップのベルトなどでテントをぎゅっと縛ってから袋に入れるだけでも、驚くほど楽に収納できるようになります。
前室が狭い問題
リベロの前室は、靴と少しの小物を置くのが精一杯の広さです。前室で料理をするのは難しいため、もし雨の日でも外で調理を楽しみたいなら、同じくキャプテンスタッグの小型タープを併用することをおすすめします。テントの入り口を覆うようにタープを張れば、広大な「リビングスペース」が誕生します。
合わせて買いたい!快適性を高めるオプションアイテム
キャプテンスタッグ リベロツーリングテントをさらに使いやすくするために、以下のアイテムをセットで検討してみてください。
- アルミV字ペグ: 付属のペグは柔らかい地面では抜けやすく、硬い地面では曲がりやすいのが難点。キャプテンスタッグ アルミペグなどの軽量で丈夫なものに交換するだけで、設営の安定感が格段に変わります。
- グランドシート: テントの下に敷くシートです。専用品でなくても、厚手のブルーシートをインナーテントより一回り小さく切ったもので代用可能。テントの底を汚れや傷から守り、寿命を延ばしてくれます。
- ゴムハンマー: 付属のプラスチックハンマーは力不足な場面が多いです。100円ショップのゴムハンマーで十分なので、一つ持っておくと設営効率が上がります。
キャプテンスタッグ「リベロツーリングテント」を徹底解剖!後悔しない設営と活用術:まとめ
「リベロツーリングテント」は、豪華な機能こそありませんが、旅に必要な「軽さ」「コンパクトさ」「安心感」を高次元でバランスさせた名作です。
高級なテントを大切に使うのも一つの楽しみですが、キャプテンスタッグ リベロツーリングテントのように、安価で丈夫な道具を使い倒し、浮いた予算を現地の美味しい食事やガソリン代に回す。そんな実利を取るスタイルこそ、ツーリングの本質に近いのかもしれません。
これからキャンプを始める方、今のテントの積載に不満を感じている方。まずはこの一張りから、新しい自由への扉を開けてみてはいかがでしょうか。
キャプテンスタッグ リベロツーリングテントと共に過ごす夜が、あなたにとって最高の思い出になることを願っています。

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