キャンプ場の定番アイテムといえば、キャプテンスタッグ アルミ背付ベンチですよね。「鹿ベンチ」の愛称で親しまれているこのベンチ、コスパ最強で座り心地も抜群ですが、長く使っていると「汚れが落ちない」「焚き火の火の粉で穴が開いた」「他の人とデザインが被る」なんて悩みが出てきませんか?
そんな時に挑戦したいのが、ベンチの張り替えです。一見ハードルが高そうに見えますが、コツさえ掴めば初心者でも自分だけの一脚にカスタムできます。今回は、失敗しない張り替えの手順から、雰囲気をガラリと変えるおすすめ生地まで、たっぷりとお伝えします。
なぜキャプテンスタッグのベンチは張り替えが人気なのか
そもそも、なぜこれほどまでにキャプテンスタッグのベンチを張り替える人が多いのでしょうか。そこには、この製品ならではの構造と、キャンプスタイルへのこだわりが関係しています。
1. 驚くほどシンプルなアルミフレームの構造
このベンチの最大の魅力は、軽量なアルミフレームです。構造がシンプルだからこそ、生地を外して付け替えるというカスタムに向いています。一度分解してしまえば、自分好みの生地で何度でもリメイクできるため、「育てるベンチ」として愛されているのです。
2. 自分だけのサイトコーディネートを楽しめる
キャンプサイトの雰囲気は、大物家具であるベンチの柄で決まると言っても過言ではありません。純正のグリーンやベージュも素敵ですが、ヴィンテージ風の帆布やネイティブ柄に変えるだけで、一一気にこなれ感が出ます。
3. 座り心地のメンテナンスができる
純正のポリエステル生地は、長く使うとどうしても「伸び」が生じます。座った時にお尻が沈み込みすぎると感じたら、強度の高い生地に張り替えることで、新品以上のシャキッとした座り心地を復活させることができます。
張り替え前に知っておきたい!3つのカスタムパターン
「いきなり分解するのは怖い」という方のために、難易度別のカスタム方法を整理しました。自分のスキルに合わせて選んでみてくださいね。
手軽にイメチェン!カバーを被せる(初級)
一番簡単なのが、既存の生地の上から専用カバーを被せる方法です。キャプテンスタッグ ベンチカバーなどの純正品や、お気に入りのブランケットを掛けるだけで、見た目の印象は大きく変わります。分解の手間がないので、まずはここから始めるのもアリです。
張り替えキットを利用する(中級)
現在、多くのガレージブランドからベンチ 張り替えジャケットが販売されています。すでに形が整っているので、自分で裁断や縫製をする必要がありません。後述する「リベット外し」さえクリアすれば、誰でもプロ級の仕上がりを手に入れられます。
生地から自作するフルカスタム(上級)
こだわり派なら、生地選びから縫製まで自分で行うフルカスタムに挑戦しましょう。厚手の帆布をミシンで縫い合わせる作業は根気がいりますが、世界に一つだけのベンチが完成した時の感動はひとしおです。
初心者でも安心!ベンチ張り替えの具体的な手順
それでは、実際にキャプテンスタッグ ベンチを張り替える際の手順を解説します。最大の難所は「リベット」の処理です。
ステップ1:必要な道具を揃える
作業をスムーズに進めるために、以下の道具を用意しましょう。
- 電動ドリル(リベットを外すために必須)
- 3.5mm〜4.0mmの金属用ドリルビット
- 交換用のボルトとナット(M5サイズ、長さ40mm〜45mm程度)
- ペンチまたはプライヤー
- 新しい張り替え用生地
ステップ2:リベットを外して分解する
アルミ背付ベンチの接合部は、ネジではなく「リベット」という金具で固定されています。これを電動ドリルで揉むようにして破壊します。
リベットの真ん中のくぼみにドリルを当て、慎重に穴を開けていくと、ポロッと頭が取れます。これを全ての接合部(通常4箇所)で行えば、フレームがバラバラになり、古い生地を抜き取ることができます。
ステップ3:新しい生地をフレームに通す
古い生地が外れたら、新しい生地をフレームに通していきます。この時、フレームの向きを間違えないように注意してください。自作の場合は、古い生地を型紙にして、少しキツめに縫っておくと、仕上がりがシワにならず綺麗です。
ステップ4:ボルトとナットで再固定する
リベットを壊した穴に、用意したボルトを通します。ここで使うのは、振動で緩みにくい「ナイロンナット」や「緩み止めナット」がおすすめです。ボルトが長すぎると折りたたみ時に干渉するので、適切な長さを選びましょう。
雰囲気が激変!おすすめの張り替え生地・ブランド10選
張り替えに使う生地は、耐久性とデザイン性の両立が大切です。ここでは、特におすすめのブランドや素材を紹介します。
1. Hanpty Deco(ハンプティデコ)の帆布ジャケット
張り替えキットの代名詞的存在。8号帆布を使用したタフな作りで、カラーバリエーションも豊富です。使い込むほどに馴染む質感が最高です。
2. Ballistics(バリスティクス)のマルチカム
ミリタリー好きならバリスティクスは外せません。コーデュラナイロンを使用したカモフラ柄は、キャンプサイトを一気に武骨な雰囲気にしてくれます。
3. OUTPUT LIFE(アウトプットライフ)の交換シート
スタイリッシュなデザインが特徴。シンプルながらも洗練された色使いで、都会的なキャンプスタイルによく合います。
4. PENDLETON(ペンドルトン)のバスタオルリメイク
ペンドルトン タオルブランケットを贅沢に使い、裏地に補強布を当てて張り替える手法です。圧倒的な存在感とネイティブ柄の美しさが魅力です。
5. 10号以上の厚手帆布(DIY用)
自分で生地を買うなら、最低でも10号、できれば8号以上の厚手を選びましょう。カラー帆布を使えば、ツートンカラーなどの遊び心あるデザインも可能です。
6. コーデュラナイロン(生地切り売り)
耐久性重視ならこれ。摩擦に強く、汚れも落ちやすいため、ハードな使用環境に耐えうるベンチになります。
7. デニム生地(セルビッジなど)
使い込むことで「色落ち」を楽しめるのがデニム。キャンプの思い出とともにベンチがエージングされていく過程を楽しめます。
8. フェイクレザー(合成皮革)
意外とおすすめなのが、防水性の高いフェイクレザー。高級感が出るだけでなく、飲み物をこぼしてもサッと拭くだけでメンテナンスが完了します。
9. 難燃性素材(プロテックスなど)
焚き火の近くで使いたいなら、難燃生地を選びましょう。火の粉が飛んできても穴が開きにくく、安心して焚き火を囲めます。
10. キャプテンスタッグ公式 着せかえカバー
「張り替えはまだ不安」という方のための公式オプション。着脱が簡単で、気軽に気分転換ができるのが強みです。
張り替え作業で失敗しないための注意点
せっかくのキャプテンスタッグのベンチを台無しにしないために、以下のポイントを必ず守りましょう。
アルミフレームに傷をつけない
ドリルの刃が滑ると、アルミフレームに深い傷がついてしまいます。最初にセンターポンチなどで印をつけてから、ゆっくりと回転させるのがコツです。
ネジの緩みを定期的にチェックする
リベットからボルトに変更した後は、どうしてもネジが緩みやすくなります。キャンプに持っていく前に、ガタつきがないか必ず確認してください。
生地の「伸び」を計算に入れる
布製品は、人が座ることで必ず伸びます。自作する場合は、少し「小さいかな?」と思うくらいのサイズ感で作ると、数回座った後にちょうど良い張り具合になります。
まとめ:キャプテンスタッグのベンチを張り替え!自分流にカスタムしよう
キャプテンスタッグ ベンチの張り替えは、愛着を持って道具を使い続けるための最高のプロセスです。リベットを外すという少し勇気のいる作業はありますが、それを乗り越えれば、市販品にはない個性豊かなベンチが手に入ります。
お気に入りの生地で張り替えたベンチがあれば、いつものキャンプ場がさらに居心地の良い場所に変わるはずです。まずは電動ドリルを手に取るところから、あなたのカスタムライフを始めてみませんか?
キャプテンスタッグのベンチを張り替え、理想のキャンプスタイルを完成させてくださいね!

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