キャンプ場でよく見かける、あの「鹿のマーク」がついたおしゃれな2人掛けベンチ。キャンパーの間では「鹿ベンチ」という愛称で親しまれているキャプテンスタッグ フォールディングベンチですが、なぜこれほどまでに多くの人に選ばれているのでしょうか?
「安いからとりあえず買った」という声もあれば、「これがないとキャンプが始まらない」というベテランまで、その魅力は奥深いものがあります。今回は、これからキャンプを始める方や、買い替えを検討している方に向けて、鹿ベンチの選び方から使いこなし術まで、その魅力を余すことなくお届けします。
そもそも「鹿ベンチ」ことキャプテンスタッグのフォールディングベンチとは?
キャンプ道具を揃えようとすると、必ずと言っていいほど目にするのがキャプテンスタッグの製品です。中でもこのフォールディングベンチは、日本のキャンプシーンにおける「ロースタイル」の定番として君臨しています。
もともとはシンプルなアルミ製の背付きベンチでしたが、その使い勝手の良さと「カスタムのしやすさ」から火がつき、今ではカラーバリエーションや素材違いが豊富にラインナップされています。
最大の魅力は、なんといってもその「気軽さ」です。パッと開くだけですぐに座れる。このスピード感は、設営に時間をかけたくないファミリーキャンプや、ゆったり過ごしたいソロキャンプでも大きなメリットになります。
種類が多すぎて迷う?主要ラインナップを整理しよう
一言に「フォールディングベンチ」と言っても、実はいくつかのシリーズに分かれています。自分のキャンプスタイルに合うのはどれか、イメージしながらチェックしてみてください。
- アルミ背付きベンチ(定番モデル)もっともスタンダードなタイプです。フレームに軽量なアルミを採用しており、持ち運びが苦になりません。肘掛けに天然木があしらわれているのがデザインのアクセント。
- CSブラックラベルシリーズ「キャンプ道具は黒で統一したい」という方に圧倒的な人気を誇るのがこちら。マットなブラックフレームが高級感を演出し、どんなサイトにも馴染みます。
- キャンプアウトシリーズ(カモフラージュ柄)ワイルドな雰囲気が好きな方には、カモフラージュ柄の「キャンプアウト」がおすすめ。ミリタリーテイストのサイトにぴったりです。
- CSクラシックス(木製タイプ)「アルミよりも温もりが欲しい」という方は、天然木を使用したモデルを選びます。重量は増しますが、安定感とおしゃれ度は抜群です。
- 背もたれなしのフォールディングベンチ背もたれを省いた超軽量・コンパクトモデル。座るだけでなく、クーラーボックス置き場やジャグスタンドとしても優秀な働きをしてくれます。
実際に座ってみてわかった!使い心地と耐荷重のリアル
見た目がおしゃれなのは分かったけれど、肝心の「座り心地」はどうなのでしょうか。大人2人で座って壊れないか、不安に思う方もいるかもしれません。
基本モデルの耐荷重は「140kg(片側70kg)」に設定されています。これは、大人の男性2人がドカッと座るには少し注意が必要な数値です。「大人1人+子供1人」や「大人2人でゆったり」という使い方がメインになるでしょう。
座面の高さは約28.5cmと、かなりのロースタイル。地面に近いため、焚き火を眺めたり、子供と同じ目線で過ごしたりするのに最適です。
ただし、一点だけ注意したいのが「太ももの裏」です。座面の前方にフレームが入っている構造上、長時間座っていると足にフレームが当たる感覚があるかもしれません。これを解消する方法については、後ほど詳しくご紹介しますね。
持ち運びと車への積載問題を考える
フォールディングベンチを購入する前に、必ず確認しておきたいのが「収納サイズ」です。
このベンチは「二つ折り」になる構造です。折りたたんだ時の厚みは約8.5cmと非常にスリムですが、縦横のサイズは意外と大きくなります。軽自動車のトランクや、荷物がパンパンの車に載せる際は、パズルのように隙間を見つける工夫が必要です。
しかし、この「薄さ」こそがメリットでもあります。積み込みの最後に、荷物の一番上にポンと置くことができるからです。重量もアルミ製なら約3.7kg程度と、片手でひょいと持ち運べる軽さです。
鹿ベンチ最大の楽しみは「張り替え」と「カバー」にある
キャプテンスタッグのベンチがここまで愛される最大の理由は、自分好みに「育てる」ことができる点にあります。
- 専用クッションカバーで快適性アップ純正で販売されているベンチ用クッションカバーを装着すれば、先ほど挙げた「フレームが当たる」という悩みが一気に解決します。ふかふかの座り心地になり、冬場の冷え対策にもなります。
- 着せ替えカバーでデザインを楽しむ汚れを防ぐため、あるいはサイトの雰囲気を変えるために、上から被せるカバーも人気です。汚れたら洗濯機で洗えるので、焚き火の火の粉や子供の食べこぼしも怖くありません。
- 上級者は「張り替え」に挑戦実は、このベンチは構造がシンプルなため、ネジを外して生地を丸ごと交換する「張り替え」を楽しむユーザーが多いのです。帆布生地などを使って自作したり、ガレージブランドの交換用生地を使ったりすることで、世界に一つだけのベンチが完成します。
他社製品とどっちがいい?比較のポイント
よく比較されるのが、コールマンなどの大手ブランドのベンチです。
正直なところ、基本的なスペックに大きな差はありません。では、なぜキャプテンスタッグなのか。それは「圧倒的なコストパフォーマンス」と「圧倒的なカスタム情報の多さ」です。
最初の一台として手に入れやすい価格設定でありながら、長く使っていくうちに自分の色に染めていける。この「余白」があるからこそ、多くのキャンパーがキャプテンスタッグを選び続けているのです。
もし、あなたが「まずは失敗しない定番が欲しい」「自分なりにアレンジを楽しみたい」と考えているなら、迷わず鹿ベンチをおすすめします。
長く使うためのメンテナンスとちょっとしたコツ
お気に入りのベンチを長く愛用するために、知っておきたいポイントがいくつかあります。
まず、雨に濡れた場合はしっかり乾燥させてから収納してください。アルミフレームは錆びにくいですが、接合部のネジや生地に湿気が残ると劣化の原因になります。
また、砂利の上で使用すると脚のキャップが削れやすいという声もあります。そんな時は、100円ショップなどで売られている椅子脚カバーや、テニスボールをカットして装着する裏技も有効です。これだけで、脚の保護と滑り止めの一石二鳥になりますよ。
最後に:キャプテンスタッグのフォールディングベンチで最高のキャンプを
いかがでしたでしょうか。
キャプテンスタッグのフォールディングベンチは、単なる椅子という枠を超えて、キャンプサイトのアイコンとも言える存在です。1人で贅沢に座って荷物を横に置くのもよし、親子で並んで星空を眺めるのもよし。
そのシンプルな作りゆえに、使い手によって何通りもの表情を見せてくれます。最初はそのまま使ってみて、少し物足りなくなったらカバーを足したり、色を塗り替えたり。そんな風に「道具と共に成長するキャンプ」を楽しめるのが、このベンチの本当の価値なのかもしれません。
あなたも、この「鹿ベンチ」を相棒にして、次の休日はフィールドへ出かけてみませんか?
キャプテンスタッグのフォールディングベンチを徹底解説!鹿ベンチの魅力と選び方を参考に、ぜひ納得の一台を見つけてください。

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