ヘリノックス×ビームスコラボ完全ガイド。限定チェアの魅力と選び方
「ヘリノックスのチェア、どれを買おうかな?」
そう思って調べていると、ふと目に飛び込んでくる「ビームス 別注」の文字。
「え、何これ、かっこいい。でも普通のと何が違うの?」
そんな疑問、めちゃくちゃわかります。今日は、アウトドア好きもファッション好きも一度は憧れる、ヘリノックスとビームスのスペシャルな関係を紐解いていきましょう。普通のカタログには載っていない、限定モデルだけが持つ物語と魅力を、まるっとお届けします。
なぜ「ヘリノックス×ビームス」は特別なのか
そもそも、なぜ僕たちは「ビームス」の名前を見ると心が躍るのでしょう。それは、ビームスがただのセレクトショップじゃないからです。彼らは、本当に良いものを見極める目と、遊び心を足すセンスを持っています。
ヘリノックスの持つ「軽さ」と「快適さ」という絶対的な性能に、ビームスが「今、外に持っていくならこんなデザインが気持ちいいよね」というスパイスを加える。その結果、生まれるのは単なるアウトドアギアじゃない。使うたびに「いいな」と思える、ちょっと特別な相棒なんです。
過去の伝説的コラボを振り返る
限定品の面白さは、そのバックグラウンドにあります。まずは、いまではなかなかお目にかかれない、伝説的なコラボモデルたちの話をさせてください。
トリプルコラボの衝撃「ブリーフィング×ヘリノックス×ビームス プラス」
「マジでかっこよすぎる…」と、発売当時に衝撃を受けたのを覚えています。ラゲッジブランドの雄、ブリーフィングとのトリプルコラボ。これがもう、とんでもない逸品でした。
最大の特徴は、ブリーフィングの代名詞である「バリスティックナイロン」を座面に採用したこと。この素材、もともとは軍用の防弾チョッキに使われていたほどの超高強度ナイロンです。つまり、ただでさえタフなヘリノックスが、さらに無敵の耐久性を手に入れたわけです。カラーはビームス プラスらしい、深みのある限定ネイビー。機能とスタイル、どちらも最高峰の、まさに「別注」の名にふさわしいモデルでした。
遊び心と機動力「ヘリノックス×have a good time 別注」
2022年に登場したこちらは、がらりと印象が変わります。ベースになったのは人気のタクティカルチェア。このモデルは、ビームスがセレクトするストリートブランド「have a good time」との協業です。
最大のトピックは、ショルダーストラップを追加して持ち運びしやすくしたこと。そして、座面にあしらわれた大胆なブランドロゴ。「え、派手すぎない?」と思うかもしれません。でもこれが不思議とフィールドで映えるんです。ギアは実用品でありながら、遊び心や自己表現のツールでもある。そんなメッセージが伝わってくる一台でした。
秘境探検の夢「ヘリノックス×TACOMA FUJI RECORDS×BEAMS T」
2020年に発表されたこのコラボは、世界観からすでにアガります。“BIGFOOT SURVEY PROJECT”という架空のプロジェクトをテーマに、未確認生物を追いかける探検隊の装備をイメージしているんです。
”Helinox”のチェア、テーブル、コットが、ブルー×コヨーテのビンテージカラーで統一されました。使い込まれた探検隊の装備のような、あせた色合いがたまらない。所有しているだけで、週末のキャンプが未知なる冒険に変わる。そんなロマンを詰め込んだシリーズでした。
いま狙える現行モデルはこれだ!
「過去のモデルの話ばかりじゃないか…」
そう思いましたか?大丈夫です。今、まさに手に入る、ビームスが惚れ込んだ逸品があります。
街でも映えるミリタリーライク「Tactical Chair」
現在、BEAMS MENがセレクトし、カタログに載せているのが、この「Tactical Chair」です。名前の通り、ミリタリー色の強い無骨なデザインが特徴。一見すると、「普通のヘリノックスチェアと何が違うの?」と思うかもしれません。
違いは、細部に宿っています。例えば、座面のサイドやフレーム部分に取り付けられた収納袋。これがちょっとした小物を入れておけるポケットになっていて、便利なんです。スマホや小銭、キャンプサイトではランタンの予備電池なんかをサッとしまえます。カラーもオリーブやコヨーテなど、ビームスが提案する今のコーディネートにしっくりくる色展開。アウトドアシーンはもちろん、家のベランダやリビングでの「推し活」やフェスにも自然に馴染む、タフでスマートな一脚です。
通常モデルと何が違う?ビームス別注の見るべきポイント
結局、ビームス別注って見た目だけの限定商法でしょ?そう思う人にこそ、知ってほしいことがあります。彼らが手を加えるのは、単なる色変更ではないんです。
- 素材の格上げ:先ほどのバリスティックナイロンのように、よりヘビーデューティーな素材を奢ることで、ギアとしての寿命を伸ばす。
- 機能のアップデート:ショルダーストラップや収納ポケットの追加は、実際の使用シーンを徹底的に想像している証拠。
- 物語性の付与:他のブランドやアーティスト、時には「架空の探検」といったコンセプトまで巻き込み、ギアに「語れる背景」を与えてくれる。
つまり、ビームスは「次にヘリノックスを持つなら、こんな体験が面白いんじゃない?」という提案を、形にしているんです。そこに共感できるかどうかが、このコラボ品を選ぶ一番の理由かもしれません。
賢い入手方法と価値の見極め方
限定品の宿命として、これらのコラボモデルは出会える時期が限られています。公式の販売はすでに終了しているものがほとんどです。
でも、まだ手はあります。狙い目は、メルカリやラクマ、Yahoo!オークションといった二次流通市場です。「ヘリノックス ビームス 別注」といったワードで定期的に検索してみてください。
ここでのポイントは、「未使用品」や「美品」はやはり価格が高騰しやすいということ。逆に、「ちょっとした使用感があるけど、破れや致命的なダメージはない」くらいの個体は、相場よりも手が出しやすくなる傾向があります。特にバリスティックナイロン採用モデルは生地が強靭なので、中古でも状態が良い物が見つかることが多い。ブランドタグや限定カラーを、自分の目でしっかり確認することが、お宝探しの醍醐味とも言えますね。
結局のところ、ヘリノックスとビームスのコラボは、「機能」だけでアウトドアギアを選ぶことへの、ささやかなアンチテーゼなのかもしれません。
「好き」だから持っていく。「かっこいい」から使いたくなる。そんな純粋な気持ちを一番大事にしているのが、このコラボレーションの最大の魅力だと僕は思います。サイトに並ぶ普通のモデルを見て「あともう一歩、何かが違うんだよな」と感じたあなたの感覚は、きっと正しいです。その一歩を埋めてくれる特別な一脚が、きっとあなたを待っています。

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