「ヘリノックスのテーブルで、フラットバーナーを使えたら最高なのに」
そう思ったことはありませんか?
あの軽さとコンパクトさは手放せない。でも、IGTシステムみたいにバーナーをビシッと埋め込んで、スタイリッシュに調理したい。
実はこれ、純正パーツだけでは難しいんですよね。ヘリノックスにIGT規格のユニットフレームはありませんから。
でも、あきらめる必要はまったくありません。サードパーティのカスタムパーツを使えば、夢の組み合わせが手に入ります。
今回は、ヘリノックステーブルにフラットバーナーをドロップインさせる具体的な方法と、失敗しないための注意点をまとめました。
なぜ「ヘリノックス × フラットバーナー」が人気なのか
キャンプのテーブル選びで悩むポイントは、だいたいこの3つです。
- 軽くてコンパクトに持ち運びたい
- サイトのレイアウトを美しく決めたい
- 調理のしやすさも妥協したくない
ヘリノックスのテーブルは、この1番目と2番目を完璧に満たしてくれます。ヘリノックス テーブルワンは重量約670g、収納時は驚くほど小さくなり、耐荷重は50kg。軽量テーブルの代名詞です。
一方、フラットバーナーは3番目の「調理のしやすさ」を叶えてくれるアイテム。テーブル面とツラ一になるので、大きな鍋を置いても安定感バツグン。風の影響も受けにくく、見た目もスマートです。
この二者を融合できたら、理想のキャンプスタイルが手に入る。だからこそ、多くのキャンパーがカスタムに挑戦しているんですね。
カスタムのカギを握る「i-Frame」とは
結論から言います。ヘリノックステーブルにフラットバーナーを埋め込むなら、「i-Frame(アイフレーム)」一択です。
これは、ヘリノックステーブルMサイズの脚フレームをそのまま流用し、天板部分をIGT規格のユニットが入るフレームに置き換えてしまう製品。RYUCAMP productsというメーカーが販売しています。
i-Frameの最大の特徴はこれ。
- ヘリノックスのテーブルフレームにポン付けできる
- IGT規格2ユニット分のスペースを確保
- フラットバーナーを中央にも端にもセット可能
- 素材は鉄、アルミ、ステンレスから選べる(重量や耐久性で選択)
- 耐荷重は約10kgと実用的
つまり、いつものヘリノックステーブルが、数分でIGTテーブルに早変わりするわけです。
i-Frameに対応するテーブルとバーナー
対応テーブル
i-Frameが使えるのは、ヘリノックスのMサイズテーブルです。具体的には以下のモデル。
- ヘリノックス テーブルワン(Mサイズ)
- ヘリノックス タクティカルテーブル(Mサイズ)
- ソリッドトップなど、ハードトップ系のMサイズ
Lサイズや、テーブルワンコンパクトには対応していないので注意してください。購入前に手持ちのテーブルサイズを必ず確認しましょう。
対応バーナー
IGT規格に対応する1ユニットサイズのフラットバーナーなら、基本的にセット可能です。
よく合わせられているのは、スノーピークの「スノーピーク フラットバーナー」や「スノーピーク 雪峰苑」あたり。ただし雪峰苑はバーナー本体の形状が特殊なので、フレームとの干渉がないか事前にチェックが必要です。
他にも、ユニフレームやソトレックなど、IGT規格で展開しているメーカーのバーナーなら流用できます。
実用性を格段に上げる「器具栓ベルト」のススメ
i-Frameでフラットバーナーを使うときに、ひとつ困ることがあります。
それは「ガス缶の置き場所」問題です。
バーナーをテーブル中央にセットすると、ガス缶を繋ぐホースがテーブルの下でゴチャつきます。足元も狭くなり、火力調整のつまみにも手が届きにくい。
これを解決するのが「器具栓ベルト」です。
器具栓ベルトは、ガス缶をテーブルの脚などに吊り下げられるアクセサリー。バーナーの位置に関係なく、ガス缶を手前側にセットできるので、操作性が劇的に向上します。
i-Frameと器具栓ベルトの組み合わせは、もはや定番と言っていいでしょう。カスタムするならぜひ一緒に導入したいアイテムです。
ヘリノックステーブルカスタムの注意点と安全な運用
気持ちが高まっているところで恐縮ですが、安全に使うための注意点もお伝えします。
熱対策は必須
ヘリノックステーブルのフレームはアルミ合金。直接火が当たると変形や強度低下のリスクがあります。フラットバーナーとフレームの間には必ず適切なクリアランスを確保し、メーカーが推奨する遮熱対策を行ってください。
特に、風防を併用する場合はバーナー周辺に熱がこもりやすくなるので要注意です。
耐荷重を守る
i-Frameの耐荷重は約10kg。フラットバーナー自体はそれほど重くありませんが、大きなダッチオーブンを載せるとあっという間に重量オーバーします。重い調理器具を使うときは、別のテーブルを用意するか、地面で調理しましょう。
連結時のバランス
ヘリノックス テーブルブリッジを使えば、i-Frameを組み込んだテーブルともう一台のテーブルを連結できます。ただし、バーナーを使う側に偏って連結すると、テーブル全体が不安定になることも。重量バランスを考えたレイアウトを心がけてください。
i-Frameをさらに快適にする周辺アイテム
カスタムのついでに揃えておくと便利なアイテムを紹介します。
- テーブルサイドストレージ:テーブルの横に引っ掛ける収納ボックス。調味料やトング類がサッと取り出せて、調理効率が上がります。
- i-Frame専用ケース:i-Frame本体を収納するケース。フレームの角が他のギアを傷つけるのを防ぎ、持ち運びもスマートに。
- 小型のサイドテーブル:調理スペースとは別に、配膳やドリンク用のスペースを確保できると動線がスムーズになります。
まとめ:理想のサイトを形にする第一歩
ヘリノックステーブルにフラットバーナーを埋め込むカスタムは、軽さと機能性を両立できる魅力的な選択肢です。
ポイントをおさらいします。
- ベースはヘリノックスMサイズのテーブル
- キモはi-Frame(IGT規格2ユニット対応)
- 器具栓ベルトで操作性が激変
- 熱対策と耐荷重に注意して安全に運用
純正の枠にとらわれず、自分好みにギアを進化させる。それがキャンプの醍醐味でもあります。
ヘリノックスとフラットバーナー、この二大ギアを組み合わせて、あなただけの快適なキャンプサイトを作り上げてください。

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