「キャンプギアの中でも、特にチェアにはこだわりたい。でも、ヘリノックスってモデルが多すぎて、どれを選べばいいのかわからない…」
そんな声をよく聞きます。さらに、東京に住んでいる方なら「実際に座ってみたいんだけど、どこに行けば買えるの?」という疑問もあるはず。
実はつい最近まで、渋谷の神宮前に国内唯一の旗艦店「Helinox Creative Center Tokyo」がありました。しかし、そちらは2025年8月25日をもって閉店。今、東京でヘリノックスを買うなら、別の方法を押さえておく必要があるんです。
そこで今回は、キャンプ歴10年を超える筆者が、大人気のヘリノックスチェアから厳選したおすすめ12モデルと、閉店後の最新購入先情報をまとめました。この記事を読めば、あなたにぴったりの一脚がきっと見つかりますよ。
結局ヘリノックスって何がすごいの?
「軽いだけのチェアなら他にもあるよね?」と思うかもしれません。ヘリノックスの本質は、超軽量でありながら、驚くほど快適な座り心地を両立していることに尽きます。
その秘密は、フレームに使われている独自開発のアルミニウム合金ポール「TH72M」。これは、テントポールで世界トップシェアを誇る韓国のDAC社が、ヘリノックスのためだけに開発したものです。このポールのおかげで、体重をしっかり預けても不安定になることなく、包み込まれるような安心感が生まれます。
さらに、フレームとシートが独立した構造なので、座ったときの姿勢が自然と決まり、長時間座っていても疲れにくい。機能美と所有する喜びを感じさせるデザインも、多くのキャンパーを惹きつける理由です。
まずは基本!ヘリノックスを代表する3モデル
数あるモデルの中で、最初に知っておくべき看板アイテムがこの3つ。迷ったらこの中から選べば間違いありません。
チェアワン:すべてはここから始まった
ヘリノックスと言えば、まずこの「チェアワン」をイメージする人も多いのでは。収納時のサイズは350×100×120ミリ、重量はバッグ込みで960グラムと、1リットルの水とほぼ同じ重さです。
肝心の座り心地は、しっかりとしたホールド感がありつつも、圧迫感はありません。骨盤が立つので、猫背になりにくく、ご飯を食べるのにも焚き火を眺めるのにも最適。最初の一脚に、これ以上ないスタンダードです。
チェアツー:首までゆったり預けたいなら
「チェアツー」は、チェアワンの座り心地をそのままに、背もたれをハイバック化したモデル。ここまで背もたれが高いと、頭から首まで完全に支えられている感じがします。
焚き火をボーッと見上げながら、気づいたら眠ってしまっていた…なんていう極上の時間を味わいたい方に。重量は1185グラムと少し増えますが、それを補って余りあるリラックス感があります。
グラウンドチェア:ロースタイルで焚き火を楽しむ
もしあなたが「焚き火は地面スレスレで楽しみたい」派なら、「グラウンドチェア」一択です。座面の高さはわずか22センチ。足を前に投げ出して、火をじっくり見つめるのに最高の姿勢をとれます。
重心が低いので安定感は抜群。615グラムという軽さも魅力です。ただし、立ち上がるのに少し力がいるので、脚力に自信がない方は要注意。
軽さを極めたいなら、この2つ
「とにかく軽く!荷物は1グラムでも減らしたい」。バイクキャンプや徒歩キャンプ、あるいは電車でキャンプに行く人は、こちらの2モデルが候補です。
チェアワンミニ:最軽量の450グラム
「チェアワンミニ」の重さは、なんと500mlのペットボトルとほぼ同じ450グラム。収納サイズも同程度なので、デイパックのサイドポケットにスッと入ります。
「こんなに小さくて大人が座って大丈夫?」と思いますよね。耐荷重は90kgなので、一般的な大人男性でもまったく問題ありません。さすがに長時間座るには窮屈ですが、軽いハイキングの休憩や、フェスで使うのに理想的です。
チェアゼロ:ミニよりちょっとゆったり
「軽さも大事だけど、もう少し座面に余裕が欲しい」。そう感じる方には「チェアゼロ」がおすすめ。重量は490グラムと、チェアワンミニよりわずか40グラム重いだけ。その代わり、座面が一回り広く、より自然な姿勢で座れます。
耐荷重は120kg。この軽さと強度のバランスは、まさに技術の結晶です。
ピンポイントで狙いたい、シーン特化型モデル
「普通のチェアじゃ満足できない!」というあなたにこそ知ってほしい、個性派モデルを集めました。
タクティカル スウィベルチェア:キャンプ調理の革命児
キャンプで料理をしているとき、「あ、醤油忘れた!」と立ち上がって取りに行くのって、地味に面倒ですよね。「タクティカル スウィベルチェア」は、座面が360度クルクル回るので、そんな小さなストレスから解放されます。
座ったまま後ろのクーラーボックスを開けたり、隣の人に話しかけたり。一度使うと、回らないチェアには戻れなくなると言われるほどの便利さです。重量は1050グラム。
サンセットチェア/サバンナチェア:自宅でも使えるリラクシング仕様
「サンセットチェア」や「サバンナチェア」は、座面が広く、より深く座れる設計。キャンプ場で使うのはもちろん、リビングやベランダでの普段使いを想定してつくられています。
特にクッションを併用すると、もう動けなくなるレベルの快適さ。在宅勤務の合間のコーヒータイムにも最高です。
絶対に揃えたい、定番アクセサリー
チェアを買ったら、ぜひ一緒に揃えてほしいのが「ボールフィート」。チェアの脚先に取り付ける、球体のアタッチメントです。
芝生や砂地だと、チェアの脚が埋まってしまう経験はありませんか。これを付けているだけで、沈み込みをグッと軽減してくれます。フローリングの室内で使うときも、床の傷つけ防止になるので、自宅でもキャンプチェアを使う派には必須のアイテムです。
東京でヘリノックスを買う、2025年最新の方法
さて、ここからが今回の核心です。2025年8月に渋谷神宮前の旗艦店が閉店しました。
「え、じゃあ実物を見ずに買うしかないの?」と思ったでしょう?大丈夫です。選択肢はまだあります。
1. 大型アウトドアショップを狙え
都内には石井スポーツや好日山荘といった大型店が複数あります。これらの店舗に足を運べば、人気モデルを中心に実物が展示されている可能性が高いです。事前に電話で在庫と展示の有無を確認してから出かけると確実ですね。
2. モンベルは正規販売店
2025年5月に発売された新シリーズ「PLAY」のリリースで、販売店としてモンベルの名前が挙がっています。モンベルは全国に店舗があり、都内にも複数ありますから、こちらも有力な買い方のひとつです。
3. 公式オンラインストア
「もうネットで買っちゃおう!」という方は、公式ストアが一番安心。最新情報や限定品も逃さずチェックできます。アフターサービスについても、購入後の問い合わせ窓口として機能しています。
修理が必要になった場合、以前は旗艦店にカウンターがありましたが、閉店後はこの公式オンライン窓口か、購入した販売店に相談するのが主なルートになりそうです。
「格安品」に潜む罠には要注意
フリマアプリや海外通販で「ヘリノックス風」の格安チェアを見かけます。見た目は確かによく似ています。しかし、ポールがスムーズに組み上がらなかったり、座っているときに突然外れたりと、決定的な品質の差があるケースが多いのも事実です。
何より、キャンプ中のトラブルは安全に直結します。信頼できる日本の正規品を、安心して使い倒すことを強くおすすめします。
まとめ:あなたの最高の一脚は東京で買える
ヘリノックスは、単なる「軽いキャンプ道具」ではなく、あなたのアウトドア体験の質を底上げしてくれる相棒です。
今回紹介したように、超軽量モデルからリラックス特化型まで、選択肢は多様。東京の旗艦店は惜しくも閉店してしまいましたが、都内のショップや公式オンラインで、実物を確かめながら選ぶことは今でも十分可能です。
最高の一脚を手に入れて、次の休日、もっと深く、もっと自由なアウトドアを楽しみましょう。

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