愛用しているヘリノックスのチェア、ポールが折れたりフレームが歪んだりしてませんか? 買い替えも頭をよぎるけど、お気に入りの一脚はできれば長く使い続けたいですよね。実は、ヘリノックスの故障の多くは、自分で修理パーツを取り寄せて交換するだけで驚くほど簡単に直るんです。しかも費用は想像以上にリーズナブル。この記事では、モンベルなど正規代理店でのパーツの買い方から、実際の交換手順までを包み隠さずお伝えします。
壊れたヘリノックスを修理したい!まず確認すべき正規代理店
「どこで買ったか分からない」「譲ってもらったものだから販売店が不明」そんな場合でも大丈夫。ヘリノックスの修理パーツは、国内の2つの正規代理店で取り扱っています。重要なのは、製品のライン(種類)によって窓口がはっきり分かれている点です。
まずはお手持ちのチェアがどちらに当てはまるか、確認してみましょう。
モンベル取り扱いモデル(アウトドアライン)
Helinox チェアワンやHelinox チェアゼロといった山岳系アウトドアモデルは、ほとんどがここ。一番よく見かけるタイプなので、迷ったらモンベルの公式サイトを覗いてみてください。モデル名で検索すれば、対応パーツがヒットします。
A&F COUNTRY取り扱いモデル(ホーム&タクティカルライン)
座面が広くて自宅や車中泊で使いたくなるHelinox コンフォートチェアや、ミリタリー色の強いタクティカルチェアはこちらが担当です。モンベルのオプションパーツ一覧に自分のモデルがない場合は、A&Fカントリーのサイトをチェックしてみましょう。
窓口を間違えると、せっかくの問い合わせが無駄になってしまうので、まずはこの切り分けが肝心です。
修理できるのはどこ?ポール・ショックコード・シートの故障判断
「これってそもそも修理できるの?」という疑問に先にお答えします。ヘリノックスは交換用のフレームや細かい修理パーツが単品で充実しているので、かなりの範囲をカバーできます。
アルミポールの破損・変形
最も多いトラブルです。無理な負荷をかけて曲がったり、アルミが折れてしまった場合。折れたポールだけを指定して新品に交換できます。1本単位で買えるのが嬉しいですね。
内部のショックコードが切れた・伸びた
ポール同士をつなぐゴムが切れると、フレームとして自立しなくなります。「ポールは無事なのに、なんだかバラバラになる」という症状ならこれが原因。コードの交換も自分でできます。
シートの破れや縫製ほつれ
注意したいのが、モンベルではシートの縫製修理は承っていません。その代わり、シート単体を部品として購入できます。座面全体を新品に交換するイメージです。破れた箇所によっては布用補修テープで応急処置している人も多いですよ。
実際にかかる修理パーツ代は?実例で見る費用感
新品を買うと1万円前後するチェアワンでも、パーツ代は驚くほど安く抑えられます。自己責任での交換になりますが、これなら気軽にチャレンジできますよね。
フレームポール
1本あたりの単価は660円~1,000円程度。どこのメーカーのアウトドアチェアかと思う破格です。複数本折れたとしても、送料を入れても2,000円前後で復活します。
ショックコード
専用のコードも数百円で販売されています。購入の際は長さをよく確認しましょう。少し長めに買って、通してから切って調整するのがコツです。
シート交換
シート一式の交換になると、Helinox チェアゼロの例で6,600円(税込)ほど。決して安くはありませんが、フレームが無傷なら買い替えよりはずっと経済的です。限定カラーのシートが廃盤になる前に確保するためにも、早めの注文がおすすめです。
送料の目安
モンベルの通信販売を利用すると、パーツ代とは別に送料が550円程度かかります。最寄りの店舗で受け取れる「店頭受取サービス」にすれば送料無料。急がないけど節約したい人は覚えておくといいでしょう。
自力で直せる!ポールとショックコード交換の簡単ステップ
「不器用だから不安…」なんて心配は無用です。構造がシンプルなので、女性でも10分とかからずに終わります。古いポールを抜いて新しいポールを通す、ただそれだけ。手順を頭に入れてから始めましょう。
- 破損パーツを完全に取り外す
まず、チェアを完全にバラしましょう。折れたポールが刺さっているフレームの先端キャップ(プラスチックの黒い部品)を外します。固い場合は、お湯で少し温めるか、軍手をして慎重に引っ張ると抜けやすいです。 - 壊れたポールを抜き、新しいポールを差し込む
内部のショックコードの先端を結んでいるのをほどき、折れたポールだけを引き抜きます。このとき、ショックコードが中に縮んで戻らないように、端を洗濯バサミなどで仮止めしておくと安心です。あとは新しいポールを順番通りに通していきます。 - ショックコードを通して完了
ポールの穴にコードを通したら、最後にコードを引っ張って結び直します。ここが唯一の力作業。先端に安全ピンや細い針金を結びつけて「糸通し」のようにして引っ張ると、驚くほどスルッと作業が進みますよ。最後にキャップをはめ込めば、フレームの修理は完了です。
まとめ:修理パーツを制する者がヘリノックスを制す
いかがでしたか? ヘリノックスは、パーツを細かく供給しているからこそ、買い替えずに長く付き合えるブランドです。壊れた箇所をピンポイントで直せるのは、モノを大切にする時代のニーズにもピッタリ。修理パーツの窓口さえ間違えなければ、手間もコストも最低限に抑えられます。愛着のある一脚がヘタったら、まずは正規代理店のパーツリストを覗いてみてください。きっと、思っていたよりずっと簡単に、次の週末のアウトドアに連れて行けますよ。

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