「もうイヤだ!」って思ったこと、ありませんか?
楽しかったキャンプの最後。撤収作業で立ちはだかるのが、ラウンドテントのたたみ方です。特にポップアップテント。あの大きな円形のテントを、どうやったら小さくたためるのか。周りの目も気になるし、無理に折ろうとして骨組みを壊しちゃったらどうしよう…という不安、よくわかります。
でも大丈夫。ちょっとしたコツさえ掴めば、あの格闘がウソみたいにスムーズに片付けられるようになります。
この記事では、テントの種類別に、誰でも失敗しないたたみ方を会話するようにお伝えしていきますね。
そもそも「ラウンドテント」ってどんなテント?
実は「ラウンドテント」と一口に言っても、その構造はさまざま。たたみ方が難しいのには、ちゃんと理由があるんです。
- ポップアップ式(ワンタッチ式):収納ケースから出すと、パッと自動で広がるタイプ。COLEMAN クイックアップIGシェード+やCHUMS ポップアップテントが代表的です。設営はラクチンですが、たたむ時に独特の「ねじる」動作が必要なため、多くの人がここで苦戦します。
- 組み立て式:ポールをスリーブに通して設営する、本格的なラウンドシェイプのテント。キャンプ場で見かけることも多いですよね。こちらは手順自体はシンプルですが、きれいに空気を抜いてコンパクトに収納するのにちょっとした技術がいります。
というわけで、今回はあなたのテントに合わせて解決策を見ていきましょう!
最大の難敵!ポップアップラウンドテントのたたみ方
まずは、多くの人が頭を抱えるポップアップ式のラウンドテント。安心してください、誰でも必ずマスターできる手順があります。
失敗しないための3ステップ
- 頭上のフレームを手前に倒す
テントを立てた状態で、てっぺんのフレームを片手で掴み、自分のお腹のあたりに引き寄せます。 - 床と平行にして、輪っかを3つ作るイメージで
これが最大のポイント。倒したテントを床と平行に保ち、円を折りたたむようにして、小さなフラフープが3つ重なるイメージで形を整えます。
「左の輪っかを真ん中に重ねて、右の輪っかもその上に…」と、とにかく3つの輪をまとめることに集中してください。 - 全体を押さえながら、輪っかをねじって8の字に
3つ重なった輪っかを、地面にはわせるようにして上からしっかりと押さえます。この状態で、手前の輪っかを奥に向かってひねり、「8の字」の形にします。
ここで力任せにグイグイやると、フレームが折れる原因に。あくまで「形を誘導する」感じで、ゆっくりやってみてください。最後はパタンと二つ折りになれば成功です。
【機種別】もっと簡単に!メーカーごとの特別なコツ
最近のテントには、もっと簡単にたためる工夫がされているものも多いんです。
- ケシュアのポップアップテント:「フレッシュ」や「2セカンズ」シリーズがこれにあたります。QUECHUA ポップアップテント 2 SECONDSのたたみ方は超簡単。テント内部の天井にある赤いバンドを思いっきり引っ張り、最後に本体を8の字に折りたたむだけ。これなら女性やお子さんでもラクラクです。
- コールマンのクイックアップシリーズ:COLEMAN クイックアップドームなどは、インナーテントをたたむ際に手の向きを内側に返すのがコツ。説明書に「手を返す」って書いてあって混乱しがちですが、動画で「こういうことか!」と理解する人が多いポイントです。
意外と大事!組み立て式ラウンドテントの美しい畳み方
スノーピークのSnow Peak ランドロックに代表される、大型の組み立て式ラウンドテント。ポップアップ式のような“力技”は不要ですが、翌回以降も気持ちよく使うためのコツがあります。
カビと劣化を防ぐ「乾燥」と「掃除」が最優先
どんなテントにも共通ですが、たたむ前に必ずやってほしいのが「乾燥」です。特に結露しやすいラウンドテントは、底面や縫い目に水分が残りがち。
撤収時は、フライシートとインナーテントを日陰の風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。自宅に帰ってからベランダで広げるのも効果的です。
空気を抜いてコンパクトに!タイプ別収納術
- ポール・フレーム:砂や泥を拭き取りながら、継ぎ目の部分から順にたたんでいきます。これだけで収納袋への出し入れが格段にスムーズになりますよ。
- テント本体(フライ・インナー):ラウンド形状のテントをたたむ時は、必ず天井部分からスタート。中心に向かって扇状に折りたたみ、空気をしっかり抜きながらロール状に丸めていくと、ペチャンコにできます。収納袋のサイズに合わせて、幅を調整しながら巻くのがポイントです。
もう迷わないラウンドテントのたたみ方応用編
基本をマスターしたら、あとは実践で起こる「あるあるトラブル」に備えておきましょう。
あるある!「収納袋に入らない!」を解決
きれいにたためたはずなのに、なぜか袋のチャックが閉まらない…。これはテント内部に空気がまだ残っている証拠。
諦めてもう一度広げましょう。ロールする時に、体重をかけてしっかり空気を抜くのが解決の近道です。「あ、今、空気抜けてるな」という感覚を覚えると、次から失敗しなくなりますよ。
長く使うために。収納時の思わぬ落とし穴
「よし、しまえた!」と安心した後も、ちょっとだけ気をつけてほしいことがあります。
それは保管場所。湿気の多い場所や、夏場の車内のような高温になる場所での保管は、テントの大敵である加水分解を引き起こします。せっかく乾燥させたのに、これでは意味がありません。
帰宅したら、風通しの良いクローゼットなどに保管してあげてくださいね。
どうでしたか? ラウンドテントのたたみ方のコツ、意外とシンプルだったと思いませんか?
設営のラクさを取ってポップアップ式にするか、居住性を取って組み立て式にするか。どちらにしても、正しい「ラウンドテントのたたみ方」さえ知っていれば、撤収の時間が怖くなくなります。
次のキャンプの帰り際には、ぜひ周りの憧れの視線を集めながら、颯爽と片付けてみてくださいね。

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