キャンプ道具を選ぶとき、最初に悩むのがテントですよね。特に最近はおしゃれなテントが増えてきて、「見た目は好きだけど、機能性はどうなの?」「初心者でも設営できるの?」と迷ってしまう人も多いはず。
そんな中で、ここ数年キャンパーの間でじわじわと人気を集めているのが「スモアテント」です。焚き火との相性が良く、あたたかみのあるデザインで、しかも価格も手が届きやすい。まさに「ちょっといいキャンプ」を叶えてくれるブランドなんです。
この記事では、スモアテントの魅力から各モデルの特徴、そして選び方のコツまで、実際に使っている人の声も交えながらたっぷりとご紹介します。これからテントの購入を考えているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
スモアテントとは?今キャンパーから注目される理由
スモアは2020年に誕生した日本のアウトドアブランドです。ブランド名の由来は、キャンプの定番おやつ「スモアクッキー」からきています。「もっと(some more)」アウトドアを楽しんでほしい、そんな思いが込められているんだとか。
このブランドが多くのキャンパーから支持されている理由、それは大きく分けて三つあります。
一つ目は、圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。スモアテントは、後述するポリコットン素材を採用しながらも、大手ブランドと比べてかなり手頃な価格帯で展開されています。初めてのテントとしてはもちろん、サブテントとしても手を出しやすいのが嬉しいポイントです。
二つ目は、機能性とデザイン性の両立です。無骨でかっこいい見た目だけでなく、日本の気候やキャンプスタイルに合わせた細かい工夫が随所に施されています。「見た目重視で買ったけど使いにくかった…」という失敗が少ないんですよね。
そして三つ目は、親しみやすいブランドイメージです。公式SNSではユーザーの投稿を積極的に紹介していて、実際の使用シーンがイメージしやすい。キャンプ初心者からベテランまで、垣根なく楽しめる雰囲気があります。
ポリコットン素材が生み出す快適な居住空間
スモアテントの多くに採用されているのが「ポリコットン」と呼ばれる素材です。これはポリエステルとコットン(綿)を混ぜ合わせた生地で、簡単に言うと「いいとこ取り」の優れものなんです。
火の粉に強いから焚き火を思い切り楽しめる
ポリエステル100%のテントは、焚き火の火の粉が飛んでくると一発で穴が開いてしまうことがあります。せっかくの焚き火タイムなのに「テントが心配で落ち着かない…」なんて経験、ありませんか?
その点、ポリコットン素材は火の粉に対する耐性が高いんです。万が一火の粉が当たっても、小さな焦げ跡ができる程度で済むことがほとんど。焚き火を思い切り楽しめるというのは、キャンプの醍醐味を味わう上でかなり大きなメリットですよね。
夏は涼しく冬は暖かい、オールシーズン対応
ポリコットンは通気性と保温性のバランスに優れています。夏場は熱がこもりにくく、風が通るので意外と涼しく過ごせます。一方で冬場は生地が適度に体温を閉じ込めてくれるので、一般的なポリエステルテントより暖かく感じるんです。
さらに遮光性も高いので、朝日でまぶしくて目が覚める…ということも少なめ。キャンプの朝はゆっくり寝ていたい派の人には特におすすめです。
結露しにくく、朝のストレスが激減
キャンプあるあるの一つが「朝起きたらテントの内側がびしょびしょ」という結露問題です。寝袋や荷物が濡れてしまうと、撤収作業が一気に憂鬱になりますよね。
ポリコットン素材は、繊維自体が湿気を吸って外に逃がしてくれる性質があります。そのため結露が発生しにくく、仮に結露しても水滴になりにくいのが特徴です。朝のテント内が快適だと、撤収作業もはかどりますよ。
知っておきたい注意点も
良いことばかりお伝えしましたが、もちろん注意点もあります。
まず重量があること。例えば人気モデルの「Bello400」は約25kgあります。ポリエステル製テントが5〜10kg程度なのと比べると、かなり重たいですよね。車での移動が前提になりますし、設営時も女性一人だと少し苦労するかもしれません。
もう一つはメンテナンスの手間です。コットンを含むため、濡れた状態で収納してしまうとカビが生える可能性があります。撤収時はしっかり乾燥させてからしまう習慣をつけましょう。天気が悪くて濡れたまま撤収せざるを得ない場合は、帰宅後に必ず広げて乾かすことを忘れずに。
スモアテント主要6モデルを徹底解説
ここからは、スモアが展開するテントを一つずつ詳しく見ていきましょう。それぞれ特徴がかなり違うので、自分のキャンプスタイルに合ったモデルを探してみてください。
Belloシリーズ|薪ストーブも使えるベル型テントの決定版
Belloはスモアを代表するベル型テントシリーズです。その名の通り、美しいベルのようなシルエットが特徴的で、キャンプ場でもひときわ目を引く存在感があります。
サイズは直径約300cmの「Bello300」(3〜4人用)から、直径約400cmの「Bello400」(4〜6人用)、そして直径約500cmの「Bello500」(6〜8人用)までラインナップされています。
最大の特徴は、薪ストーブ用の煙突穴が標準装備されていることです。冬キャンプでテント内を暖かく保てるのはもちろん、上から吊るすタイプのランタンフックや、メッシュ窓など細かな装備も充実しています。
ワンポール構造なので設営は想像より簡単ですが、先ほども触れたように重量があるため、ソロキャンプよりもファミリーやグループでの利用がおすすめです。
Tippoシリーズ|女性にも人気のティピーテント
Tippoは三角形の可愛らしいフォルムが特徴のティピー型テントです。「Tippo300」(1〜3人用)と「Tippo400」(4〜6人用)の2サイズが展開されています。
こちらもポリコットン素材を採用していて、天井が高く開放感があるのが魅力です。ワンポールで設営できるので「テント設営って難しそう…」と不安な初心者の方や、女性ソロキャンパーから特に支持されています。
Belloと比べると若干コンパクトで、価格も抑えめなのが嬉しいポイント。まずはスモアのポリコットンテントを試してみたいという方には、このTippoシリーズがぴったりかもしれません。
Rooflet|ソロ・デュオに最適なコンパクトモデル
Roofletはインナーテントと前室を備えた本格的なつくりのモデルです。1〜3人での使用を想定していて、ソロキャンプやデュオキャンプにちょうどいいサイズ感。
テントとタープの機能を兼ね備えたような設計で、限られたスペースを効率的に使えます。前室があることで、雨の日でも靴を脱いだり荷物を置いたりするスペースが確保できるのは地味にありがたいポイントです。
設営には少しコツがいるという声もありますが、慣れてしまえば問題ないレベル。コンパクトだけどしっかりとした居住空間が欲しいという方におすすめです。
Deeper|軽量で設営簡単な2ルームテント
Deeperは約8kgと軽量なポリエステル素材を採用した2ルームテントです。大人4名程度での使用が想定されています。
特徴的なのは、テント内を左右に分割できる間仕切り機能。プライバシーを確保しつつ、用途に合わせてレイアウトを変更できるのが便利です。例えば片方を寝室、もう片方を荷物置き場にするといった使い方ができます。
軽量なので持ち運びが楽で、設営も簡単。「やっぱり重いテントはちょっと…」という方や、ファミリーキャンプの入門用としても最適なモデルです。
A-base tent|ソロキャンパー御用達の軽量ティピー
A-base tentは約5kgと非常に軽量なポリエステル製のティピーテントです。1〜2人用のコンパクトサイズで、ソロキャンプやツーリングキャンプにぴったり。
軽さと設営の手軽さを最優先に考えたモデルで、バイクに積んでふらっとキャンプに行くようなスタイルに合います。もちろんポリコットンほどの機能性はありませんが、その分気軽に使えるのが魅力です。
限定カラーや新モデルにも注目
スモアは季節やイベントに合わせて限定カラーのテントを発売することもあります。例えば通常ラインナップにはないカーキやサンドベージュなど、他のキャンパーと被りたくない方には限定カラーがおすすめです。
また、新モデルの開発も積極的に行っているブランドなので、公式サイトやSNSをチェックしておくと良い情報に出会えるかもしれません。
失敗しないためのスモアテント選び3つのチェックポイント
さて、ここまで各モデルを見てきましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷っている方も多いはず。最後に、スモアテント選びで失敗しないためのポイントを三つお伝えします。
チェック1:設営場所の広さを確認する
これ、意外と見落としがちなんですが、とても大事なポイントです。特にBelloシリーズは直径が大きいので、キャンプ場によっては区画に収まらないことがあります。
予約する前に、利用予定のキャンプ場の区画サイズを必ず確認しましょう。また、ロープを張るためのスペースも必要なので、テント本体のサイズだけでなく、設営に必要な総面積をイメージしておくことが大切です。
チェック2:車への積載をイメージする
ポリコットンモデルは収納時のサイズも大きめです。特にBello400やBello500は、普通車のトランクだと結構場所を取ります。
車種や同乗者の数、他のキャンプ道具の量も考慮して「本当に積めるのか」を事前にイメージしておきましょう。場合によってはルーフキャリアの導入も検討するといいかもしれません。
チェック3:実際の使用人数+1人分の余裕を持つ
メーカーが公表している「〇人用」という数字は、寝袋をぎゅうぎゅうに並べて寝ることを想定していることが多いです。荷物を置くスペースや着替えのための空間を考えると、余裕を持ったサイズ選びが快適さにつながります。
例えば大人2人で使うなら3〜4人用、ファミリー4人で使うなら6人用を選ぶといった具合です。特に小さなお子さんがいるご家庭は、成長を見越して大きめを選んでおくのも賢い選択です。
まとめ:あなたにぴったりのスモアテントを見つけよう
スモアテントは、おしゃれな見た目だけでなく、ポリコットン素材による高い機能性と手の届きやすい価格帯が魅力のテントです。焚き火を思い切り楽しみたい人、結露のストレスから解放されたい人、そして何より「自分らしいキャンプスタイル」を追求したい人にぴったりのブランドと言えるでしょう。
Belloで冬キャンプを満喫するのもよし、Tippoで気軽にソロキャンを楽しむのもよし、Roofletで相棒とのデュオキャンプを極めるのもよし。あなたのスタイルに合わせて、ぜひお気に入りの一台を見つけてみてください。
スモアテントと一緒なら、きっといつものキャンプが「もっと」特別な時間になるはずです。

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