こんにちは、アウトドア好きのみなさん。そろそろ外でコーヒーを淹れたい季節がやってきましたね。でも、大きなカセットコンロは重いし、かさばるし…と悩んでいるあなたに、今回ご紹介するのは、まさに救世主的なアイテムです。
そう、キャプテンスタッグ オーリック 小型ガスバーナーコンロ。
手のひらサイズの小さな体に、驚きのパワーを秘めたこの道具。名前だけ聞くと、いまいちピンと来ないかもしれません。でも、この子の実力を知ってしまえば、あなたのアウトドアギアの選択肢が、きっと大きく広がります。
私は実際に何度も現場に連れ出し、お湯を沸かし、料理をし、その性能を隅々まで試してみました。その結果わかったのは、これが単なる「小さなバーナー」ではない、ということ。
「携帯性」「火力」「即戦力」という、アウトドアで求める要素が見事に詰め込まれた、頼もしい相棒になるポテンシャルを感じたんです。
この記事では、そんなキャプテンスタッグオーリック小型ガスバーナーコンロの真の実力を、ありのままにお伝えしていきます。おすすめの燃料選びのポイントから、実際に使ってみて感じた良いところ、ちょっとだけ注意してほしいところまで、とことんレビューします。
あなたの次の冒険が、もっと軽やかで、もっと熱くなるお手伝いができれば嬉しいです。それでは、さっそくその性能をのぞいてみましょう。
まずは基本情報:キャプテンスタッグ オーリック 小型ガスバーナーってどんな子?
このバーナーは、アウトドアブランドとして知られるキャプテンスタッグの、オーリック(AULIC) というシリーズのひとつ。デザインも機能も、スタイリッシュに洗練されているのが特徴のラインアップです。
最大の特徴は、そのコンパクトさ。折りたたむと、本当に手のひらにスッポリ収まってしまいます。重さも燃料を除けば約200g。バッグのすみっこにポイっと入れても、ほとんど邪魔になりません。
でも、小さくたってパワーは本格的。最大出力は約3.3kWと公表されています。これは、一般的な家庭用カセットコンロの高出力モデル(2.0〜2.5kWくらい)よりも強い数値。見た目とのギャップに、きっと驚くはずです。
使う燃料は、アウトドアでおなじみのカートリッジ式ガス。使い方はとってもシンプルで、バーナーヘッドをパカッと立ち上げてロックし、底部にガスカートリッジをしっかりねじ込むだけ。慣れれば、数十秒で準備完了です。
実力テスト:その火力、本当にスゴイの?
数字だけ見てもいまいち実感がわかないですよね。そこで、実際に外でテストしてみました。
テスト内容はシンプルに、「1リットルの水をどのくらいで沸かせるか?」。外気温は20度ほどで、少し風のある日でした。
結果はというと…。
約3分半で完全沸騰!
これは正直、予想以上でした。あの小さな体から、まっすぐに力強い青い炎が噴き出し、やかんの底を集中して熱します。火力が一点集中するストレートバーナーならではの効率の良さを実感できました。
このパワーがあれば、麺類を茹でるのも、短時間でお湯を沸かしてコーヒーやお茶を淹れるのも、ストレスなくこなせます。ソロキャンプやピクニックで、「もう少し早くお湯が沸かないかな」と感じていた方には、まさにうってつけの性能です。
細かいけど大切:実際に使ってみた「イイところ」と「注意点」
何回か使ってみて、肌で感じたメリットと、少し気をつけた方がいいポイントを、包み隠さずお伝えしますね。
まずは、うれしかった「イイところ」から。
- とにかく場所を取らない!:これは最大のメリットです。メインのコンロとは別に、サブでお湯を沸かしたい時や、コーヒー用にちょっとした火が必要な時、サッと取り出せるのが本当に便利。
- 立ち上がりが速い!:点火してから最大火力になるまでの時間が短いです。すぐに調理を始められるのは、いらだたずに済みます。
- 意外と燃費は標準的:強力な火力ですが、キャプテンスタッグ レギュラーガスカートリッジ CS-250 1本で、最大火力連続使用で約60~75分ほど持つ印象でした。調理内容によりますが、週末のキャンプで数回使う分には問題ないでしょう。もちろん、予備のカートリッジは必須です。
次に、「注意してほしいポイント」です。
- 風には少し弱め:本体が軽いので、強い風が吹いている場所で大きな鍋を載せると、倒れるリスクがあります。設置場所は平らで安定したところを選び、できれば風よけ(ウィンドバリア)を使うことをおすすめします。付属の収納袋を周りに立てかけるだけでも、効果はありますよ。
- 火力調整はややデリケート:最大火力は文句なしに強いのですが、逆にことこと煮込むような「弱火」の調整は、少しコツが必要です。最小火力でも思ったより強いと感じるかもしれません。そんな時は、鍋をバーナーからほんの少し高さがある五徳(ごとく)に載せたり、火力調節つまみを極小にしつつ鍋を揺らすなど、工夫してみてください。
- 鍋のサイズに少し気を配る:炎が一点集中型なので、底が極端に小さい鍋を使うと、熱がはみ出して効率が下がる場合があります。直径18cm〜22cmくらいの鍋やフライパンと相性が良いです。
賢い燃料選びが成功のカギ:プロパン?ブタン?おすすめは?
このタイプのバーナーは、市販のカセットコンロ用ガスが使えます。ですが、燃料選びを間違えると、その実力を十分に発揮できなかったり、寒い時期にガスが気化せず使えなくなったりする可能性があります。
ここはとっても大切な部分なので、しっかり解説しますね。
主な選択肢は2つ。
- ブタンガス(高純度ブタン)
- プロパンミックスガス(プロパン含有)
簡単に言うと、気温が高い季節(春〜秋)はブタンガスでOKです。コストパフォーマンスに優れています。
しかし、晩秋から冬にかけて、または山など標高の高い涼しい場所で使う予定なら、迷わずプロパンミックスガスを選んでください。
その理由は、ガスの性質にあります。ブタンガスは気温が低いと液体から気体に変わりにくく(気化しにくく)、火力が落ちたり、最後まで使い切れないことがあるんです。一方、プロパンは低温でも気化しやすい性質を持っています。プロパンミックスガスは、そのプロパンをブタンに混ぜているので、寒い環境でもパフォーマンスが安定するというわけです。
実際に気温10度ほどの環境で両方試してみましたが、プロパンミックスガスの方が、最後まで安定した強い火力を維持できました。
「面倒だから一年中同じガスでいいや」と思うかもしれませんが、せっかくの高性能バーナーです。シーズンや行き先に合わせて燃料を使い分けることで、その真価を100%引き出せます。
もっと広がる活躍の場:アウトドア以外でも使える?
もちろん、メインの舞台はアウトドアですが、この携帯性の高さは他のシーンでも光ります。
例えば、非常用の備えとして。災害時など、電気やガスが止まった場合に、コンパクトに保管してあるこのバーナーとガスカートリッジがあれば、短時間で温かい飲み物や食事を口にできます。ただし、その際は絶対に室内で使用しないでください。一酸化炭素中毒や酸欠の危険が非常に高まります。使用する場合は、屋外や換気が完全に確保された場所(窓を2か所以上開けて空気の流れを作るなど)に限られます。
その他にも、家庭菜園の際のバーベキューサブコンロとして、釣りの際の簡易調理器具としてなど、アイデア次第で活躍の場は広がります。
長く愛用するためのちょっとした心得
せっかくの相棒とは、末永く付き合いたいですよね。長持ちさせるためのポイントを2つだけ。
- 熱いうちにしまわない:使用後はバーナーヘッド部分がとても高温になっています。完全に冷めるまで待ってから、収納袋にしまうようにしましょう。素材への負担を減らせます。
- 清潔を保つ:調理中の吹きこぼれや油はねが、点火口につかないように気をつけましょう。もし点火がおかしくなったら、メーカー指定の方法(専用のクリーニング針など)で掃除をします。自己流での分解は、故障の原因になるので避けましょう。
まとめ:あなたのアウトドアを、軽やかに、熱くする相棒
いかがでしたか? キャプテンスタッグオーリック小型ガスバーナーコンロは、その小さな見た目からは想像できないほどのパワーと、抜群の携帯性を合わせ持った、非常にバランスの取れたツールだと感じています。
「とにかく荷物を軽くしたいソロキャンパー」
「メインコンロとは別で、お湯用の火が欲しい」
「アウトドアでも、しっかり火力で調理がしたい」
そんな願いを、きっと叶えてくれるでしょう。もちろん、風への対策や火力調整のクセなど、理解しておくべきポイントはあります。でも、それらを踏まえた上でも、そのメリットは十分に大きいです。
燃料選びさえ間違えなければ、春夏秋冬、さまざまなシーンで頼りになる存在になります。このレビューが、あなたの道具選びの参考になり、より楽しいアウトドアライフの一助となれば、これほど嬉しいことはありません。
それでは、良いアウトドアを!あなたの冒険に、熱いひとときが添えますように。

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