せっかくお気に入りのウェアを見つけたのに、いざ着てみたら「袖が短い」「丈が長すぎる」なんて経験はありませんか?日本が世界に誇るアウトドアブランド「モンベル」は、日本人の体型を熟知した設計が魅力です。しかし、実はアイテムによってサイズ感が大きく異なることをご存知でしょうか。
今回は、通販やギフトでも失敗しないための「モンベル独自のサイズルール」を徹底解説します。自分にぴったりの一着を見つけるための、魔法のチェックポイントを見ていきましょう。
日本ブランドだからこその「モンベルサイズ」の罠
モンベルは日本のメーカーなので、基本的にはJIS規格(日本産業規格)に基づいています。海外ブランドのように「Sサイズを買ったのに異様にデカい」という事態は起きにくいのがメリットです。
しかし、ここで注意したいのが「フィット感」の使い分けです。モンベルには、用途に合わせて大きく分けて3つのシルエットが存在します。
- トレールフィット:登山などで動きやすいよう、適度なゆとりを持たせた標準的な形。
- アスレチックフィット:体に沿うようなタイトな設計。インナーやトレイルランニング向け。
- リラックスフィット:キャンプや旅行など、ゆったり着たい時向けの広めの設計。
「いつもLサイズだから」と盲信して買うと、モデルによって「パツパツ」だったり「ブカブカ」だったりするのは、このフィット感の違いが原因なんです。
ウェア選びの肝!レイヤリングを計算に入れていますか?
アウトドアの基本は「重ね着(レイヤリング)」です。モンベルのウェアを選ぶ際は、その服を「何枚目に着るか」をまず考えましょう。
アウター(レインウェア・ダウン)
モンベル ストームクルーザーのようなレインウェアや、モンベル アルパインダウンなどは、中にフリースや厚手のシャツを着込むことが前提です。そのため、表記サイズよりも少しだけ大きく作られています。
もしあなたが街着としてTシャツの上に羽織るだけなら、ジャストサイズ、あるいはワンサイズ下げても綺麗に着こなせます。しかし、雪山や冬のキャンプで使うなら、いつものサイズを選ぶのが正解です。
中間着・ベースレイヤー
モンベル スペリオダウンやモンベル ジオラインは、肌に近いところで着るものです。これらは隙間があると体温が逃げてしまうため、体にピタッと密着するサイズを選びましょう。
手足が長い・がっしり体型…特殊サイズを使いこなそう
「標準サイズだと、お腹に合わせると袖が余るし、袖に合わせるとお腹がキツい」
そんな悩みを持つ方にこそ、モンベルは最強の味方になります。モンベルには、他社にはない「特殊サイズ」が豊富に揃っているからです。
1. 「ゆったりサイズ」の存在
タグに「-W(ワイド)」と書かれたモデルがあります。これは、身長(丈)はそのままで、身幅やウエストだけを広げたタイプです。例えば「M-W」は、Mサイズの丈感でありながら、横幅はLサイズ相当という、がっしり体型の方に嬉しい設計になっています。
2. パンツの「ショート・ロング」丈
モンベル ストレッチライニングパンツなどのパンツ類には、同じウエストでも股下だけが違うモデルが存在します。
- S(ショート):股下が標準より約6cm短い
- L(ロング):股下が標準より約6cm長い裾上げをするとシルエットが崩れてしまうテクニカルなパンツでも、これなら自分にぴったりの丈が見つかります。
3. 海外モデル(US/欧州サイズ)という選択肢
「モンベルは機能的だけど、シルエットが少し野暮ったい」と感じるスリムな方は、あえて海外向けの「USモデル」を探してみてください。
欧米人の体型に合わせているため、全体的に「細身で袖・丈が長い」のが特徴です。日本サイズのMを着ている人なら、USモデルのSがちょうど良い「シュッとした」シルエットになります。
登山靴のサイズ選びは「3つの動作」で決める
ウェア以上にシビアなのが靴のサイズです。モンベルの登山靴、例えばモンベル アルパインクルーザーなどを検討する場合、普段のスニーカーサイズで選ぶのは危険です。
登山靴選びの黄金ルール
- 厚手の靴下を履いて計測:登山専用の厚手ソックスを履いた状態で、かかとに指が1本入るくらいの余裕(1.0cm〜1.5cm程度)が必要です。
- つま先をトントンする:靴を履いてつま先を前に寄せた時、かかとに隙間があるか。これがないと、下山時に爪が死んでしまいます。
- 土踏まずのフィット感:紐を締めた時に、足の甲がしっかりホールドされているか確認してください。
モンベルの靴は基本的に「日本人の足に多い幅広(3E相当)」で作られています。海外ブランドの靴が痛くて履けないという人でも、モンベル マウンテンクルーザーなら快適に歩けるケースが非常に多いです。
オンラインでも安心!失敗を最小限にする裏技
どうしても試着できない場合、以下の2点を実行するだけで失敗率は激減します。
- 自分の「お気に入りウェア」を測る:自分の持っている一番フィットする服を平置きして、身幅と着丈を測りましょう。モンベル公式サイトの商品詳細ページにある「スタッフ着用レビュー」や「製品実寸」と比較するのが最も確実です。
- モンベル・クラブに入会する:会員になると、オンライン購入でもサイズが合わない場合の返品・交換がスムーズになります。送料の負担を考えても、一生モノの登山道具を間違えずに買うための保険としては安いものです。
まとめ:モンベルのサイズ選びで失敗しないコツ!表の見方と試着なしでも合う1足・1着は?
モンベルの製品は、ただの衣類ではなく「命を守る道具」としての側面を持っています。だからこそ、自分の体型に完璧にフィットするものを選ぶことが、快適なアウトドアライフへの第一歩です。
まずは自分のヌードサイズを正しく知り、アイテムごとの「フィット感」の種類を意識すること。そして、標準サイズで合わなければ「ワイドモデル」や「USモデル」という選択肢があることを忘れないでください。
モンベルのアイテムは、正しく選べば10年、20年と寄り添ってくれる相棒になります。この記事を参考に、あなたにとって「最高の一着」を見つけ出してくださいね。

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