お気に入りのレインウェアやダウンジャケット、最近「水を弾かなくなったな」と感じていませんか?登山やキャンプ、スキーで酷使した高機能ウェアは、汚れや摩擦でどうしても撥水力が落ちてしまいます。
これまでは自宅の風呂場で専用洗剤を使ってジャブジャブ洗い、撥水剤に漬け込み、ムラにならないよう祈りながら乾燥させる……という重労働が必要でした。正直、かなり面倒ですよね。
そんなアウトドア派の悩みを一気に解決してくれるのが、アウトドアブランドのモンベル(mont-bell)とコインランドリーの「Baluko Laundry Place」が共同開発した、世界初の「モンベル撥水コース」です。
今回は、この画期的なサービスの使い方から料金、設置店舗、そして失敗しないためのコツまで、実際に利用する前に知っておきたい情報をすべてまとめました。大切なギアの機能を新品のように蘇らせたい方は必見です!
そもそもモンベルのコインランドリー専用コースとは?
「モンベル撥水コース」は、コインランドリーの洗濯乾燥機で、洗濯・すすぎ・撥水加工・乾燥までをノンストップで行える専用プログラムです。
通常、ゴアテックスなどの防水透湿性素材のメンテナンスは、洗濯後に撥水剤を塗布し、熱を加えて定着させるという複雑な工程が必要です。しかし、このコースを使えば、全自動でプロ並みのメンテナンスが完了します。
使用されているのは、モンベルが開発したモンベル O.D.メンテナンス はっ水剤です。この撥水剤は、環境に有害なフッ素化合物(PFAS)を使用していない「非フッ素」タイプ。環境を大切にするアウトドアファンにとって、安心して使える選択肢となっています。
このコースの凄さは、単に洗うだけでなく「熱」の力で撥水基を整える工程まで計算されている点にあります。自宅の洗濯機では難しい「均一な塗布」と「最適な温度での乾燥」が、ボタン一つで完結するのです。
利用料金と所要時間の目安
気になるお財布事情と時間についても見ていきましょう。
- 料金の目安:1回 1,700円前後
- 所要時間:約65分
店舗の立地や設備によって多少の前後(1,500円〜1,800円程度)はありますが、概ねこの範囲に収まります。
「1,700円は少し高いかな?」と感じるかもしれません。しかし、自分で専用洗剤や撥水剤を揃えるコスト、そして数時間にわたる作業の手間を考えれば、タイパ(タイムパフォーマンス)は圧倒的に高いと言えます。
一度に洗える容量は最大5kgまで。これはレインウェアなら4〜5枚、厚手のダウンジャケットでも2〜3着は余裕で入る量です。家族分や友人分をまとめて持ち込めば、1着あたりのコストは数百円まで抑えられます。
洗えるものと洗えないものの見分け方
どんなに便利なサービスでも、素材によっては生地を傷めてしまう可能性があります。持ち込む前に、ウェアの洗濯表示を必ず確認しましょう。
洗えるもの
- レインウェア(ゴアテックス、ドライテックなど)
- ウィンドブレーカー
- ダウンジャケット・ベスト(中綿がダウンまたはポリエステル)
- スリーピングバッグ(寝袋)
- スキー・スノーボードウェア
洗えないもの
- 綿(コットン)やウールが中綿に入っているもの
- レザー(本革)や毛皮を使用しているもの
- ゴム引き素材の雨合羽
- 洗濯表示で「水洗い不可」や「タンブル乾燥不可」となっているもの
- シームテープ(裏地の防水テープ)がボロボロに剥がれているもの
特に古いウェアの場合、乾燥機の熱でシームテープがさらに剥がれてしまうリスクがあります。劣化が進んでいるものは、無理に機械へ入れず手洗いを検討してください。
失敗しないための「使い方のコツ」3選
ただ機械に入れてボタンを押すだけでも十分綺麗になりますが、より効果を実感するためのポイントが3つあります。
1. ポケットとジッパーの処理
メインのフロントジッパーやベルクロ(マジックテープ)は、生地の傷みを防ぐためにしっかり閉めてください。一方で、ポケットのジッパーは「開けておく」のが正解です。こうすることで、洗濯中の水抜けが良くなり、乾燥時の温風が隅々まで行き渡ります。
2. 裏返すべきか、そのままか
表面の撥水力を劇的に復活させたいなら「裏返さずに」洗濯機に入れましょう。撥水剤が直接外側の生地に触れるため、効果が出やすくなります。もし、内側の襟元や袖口の皮脂汚れがひどい場合は、あらかじめ部分洗い用洗剤で予洗いをしておくのがベストです。
3. 「追加乾燥」が魔法の仕上げ
標準の65分コースが終わったあと、ウェアを取り出して触ってみてください。薄手のレインウェアなら乾いていますが、厚手のダウンや寝袋は中綿がまだ湿っていることが多いです。
撥水剤は熱を加えることで定着し、最大の効果を発揮します。もし湿り気を感じたら、さらに10分〜20分ほど「追加乾燥」をかけるのが、フカフカ&撥水バキバキに仕上げる最大のコツです。
設置店舗はどこにある?探し方のポイント
「モンベル撥水コース」が導入されているのは、主に「Baluko Laundry Place(バルコ ランドリー プレイス)」の一部店舗です。
- 関東エリア:代々木上原、渋谷、杉並、東久留米、立川などの東京都内を中心に拡大中。
- 関西エリア:大阪市西区、堺市、奈良県天理市など。
- その他:北海道小清水町や北陸エリアなど、アウトドアアクティビティが盛んな地域の拠点を中心に設置されています。
全てのバルコ ランドリー プレイスに導入されているわけではないため、公式サイトの店舗検索で「モンベル撥水コースあり」のフィルターをかけて探すのが確実です。
最近ではカフェが併設されている店舗も多く、コーヒーを飲みながらアウトドア雑誌を読んで待つという、贅沢なメンテナンスタイムを過ごすこともできます。
実際に利用したユーザーの口コミ・評判
SNSやQ&Aサイトでの反応を調査すると、概ねポジティブな意見が目立ちます。
「スプレーでムラだらけになっていたジャケットが、見違えるように水を弾くようになった」「寝袋が新品みたいに膨らんで驚いた」という声が多い一方で、「店舗が近くにないのが唯一の不満」という切実な意見も見受けられました。
また、「家庭用の乾燥機とは温度管理が違うのか、撥水力の持続性が違う気がする」というプロ仕様ならではの性能を評価する声もあり、リピーターが増えているようです。
まとめ:モンベルのコインランドリーで撥水復活!使い方・料金・設置店舗を徹底解説
いかがでしたでしょうか。
高機能なアウトドアウェアは、決して安い買い物ではありません。だからこそ、正しいメンテナンスを継続して、一着を長く愛用したいものです。
モンベルのコインランドリーサービスは、以下の3つのメリットを同時に叶えてくれます。
- プロ仕様の撥水復活:非フッ素で環境に優しく、強力な撥水性を再現。
- 圧倒的な時短:洗濯から乾燥まで約1時間で完了。
- 手軽さ:専用剤を買い揃える必要がなく、持ち込むだけでOK。
次の週末、登山やキャンプに出かける前に、ぜひお近くの設置店舗をチェックしてみてください。雨の日が少し楽しみになるくらい、見事な撥水力が戻ってくるはずですよ。
大切なギアを最高のコンディションに整えて、素晴らしいアウトドアライフを楽しみましょう!

コメント