山頂やキャンプ場の朝、澄んだ空気の中で温かい飲み物を楽しむ時間は格別ですよね。多くの方はコーヒーを思い浮かべるかもしれませんが、今、密かに注目を集めているのが「アウトドアで抹茶を楽しむ」という選択肢です。
日本が世界に誇るアウトドアブランド、モンベル(mont-bell)から発売されているモンベル 野点セットは、そんな「野外でお茶を点てる」という粋な体験を、驚くほど手軽に実現してくれる魔法の道具です。
「茶道なんて難しそう」「道具が重くてかさばりそう」と敬遠していませんか?実は、モンベルのセットは過酷な山行にも耐えうる機能性と、初心者でも迷わず使えるシンプルさを兼ね備えています。今回は、そんなモンベル 野点セットの魅力と、外でお抹茶を楽しむ極意をたっぷりとお伝えします。
なぜ今、登山やキャンプで「野点」なのか?
野点(のだて)とは、文字通り屋外でお茶を点てること。かつての戦国武将たちも、遠征先や狩りの合間に美しい景色を眺めながらお茶を楽しんだと言われています。現代の私たちが登山やキャンプでこれを行うのには、コーヒーとはまた違った良さがあります。
まず、精神的なリフレッシュ効果です。抹茶に含まれるテアニンという成分には、リラックス効果があると言われています。急いで登る登山も達成感がありますが、山頂で静かにお茶を点てる所作に集中する時間は、日常の喧騒を完全に忘れさせてくれます。
次に、後片付けの圧倒的な楽さです。ドリップコーヒーの場合、使用済みのフィルターやコーヒーカスの処理に困ることがありますが、抹茶は粉をすべて飲み干すため、ゴミが出ません。茶碗を少量の水でゆすぎ、茶巾で拭き取るだけで済むのは、環境への配慮が求められるアウトドアにおいて大きなメリットです。
モンベルの野点セットが選ばれる3つの理由
市場には本格的な木箱入りの茶道具セットもありますが、登山愛好家やキャンパーがこぞってモンベル 野点セットを選ぶのには明確な理由があります。
1. 「割れない・軽い」素材の追求
通常、茶道具の主役である「茶碗」は陶磁器です。しかし、バックパックに詰め込んで岩場を歩く登山では、いつ割れてもおかしくありません。モンベルのセットに含まれる茶碗は「メラミン樹脂」で作られています。
手に持つと驚くほど軽く、それでいて陶器のようなマットで上品な質感。万が一落としても割れる心配がほとんどなく、断熱性にも優れているため、熱いお湯を注いでも手でしっかり持てるのが特徴です。
2. 徹底したコンパクト収納
茶道具を外に持ち出す際の最大のネックは「茶筅(ちゃせん)」です。竹で作られた繊細な穂先は、圧力がかかるとすぐに折れてしまいます。
モンベル 野点セットの茶筅には、専用のハードケースが付属しています。さらに、棗(なつめ)(抹茶を入れる容器)や折りたたみ式の茶杓など、すべての道具が茶碗の中にマトリョーシカのように収まる設計になっています。最終的には手のひらに乗るサイズの巾着袋にまとまり、重量もわずか300g程度です。
3. 屋外ならではの「工夫」が詰まった盆
セットに含まれる2枚の盆(黒と赤)には、モンベルらしい工夫が施されています。特に赤い盆には小さな突起があり、そこに茶筅を立てて固定できるようになっています。風が強い屋外では、軽い道具はすぐに転がってしまいますが、このギミックがあるおかげで、不整地でも安定してお茶を点てることができるのです。
セット内容を徹底解剖!これ一つで準備完了
モンベル 野点セットを手に入れれば、あとは抹茶の粉とお湯を用意するだけです。中身を詳しく見ていきましょう。
- 茶碗(メラミン樹脂製)軽量で丈夫。口当たりも滑らかで、アウトドア用とは思えない高級感があります。
- 茶筅(ミニサイズ)通常よりも一回り小さいですが、しっかりと泡が立ちます。
- 茶杓(竹製)抹茶をすくうスプーンのような道具。短めに設計されており、収納袋にぴったり収まります。
- 棗(抹茶入れ)密閉性が高く、内蓋が付いているため、移動中の粉漏れを徹底的に防ぎます。
- 茶巾茶碗を清めるための布。吸水性が良く、手入れも簡単です。
- お盆(ABS樹脂製)道具を置くスペースとしてだけでなく、野外での「茶室」のような境界線を作ってくれます。
これらがすべて専用の収納ポーチに収まります。モンベルらしいカラーリングの巾着は、ザックの中で見つけやすいのも嬉しいポイントです。
実践!山やキャンプでおいしいお茶を点てるコツ
道具が揃ったら、実際に外で点ててみましょう。少しの工夫で、おいしさが劇的に変わります。
事前の準備
抹茶は静電気などでダマになりやすい性質があります。現地で茶こしを使うのは大変なので、出発前に自宅で抹茶をふるいにかけておき、棗に詰めておきましょう。これだけで、ダマのない滑らかな抹茶が楽しめます。
お湯の温度にこだわる
抹茶に適した温度は80℃前後と言われています。沸騰したてのお湯を少し冷ますのが理想ですが、冬山や高地では注いでいる間にどんどん温度が下がります。そんな時は、サーモス 山専用ボトルなどの保温力が極めて高いボトルにお湯を入れて持参すると、バーナーを出さずにすぐにお茶を楽しめます。
茶筅の振り方
モンベルの茶筅はコンパクトなため、手首全体を振るというより、指先を使って「M」の字を素早く描くように振るのがコツです。最初はきめ細かい泡が立たなくても大丈夫。外で飲む開放感が、最高の調味料になってくれます。
合わせて持ちたいアウトドア・ティータイムの相棒
野点をさらに豊かにするために、一緒に持っていきたいアイテムを紹介します。
- アルコールストーブ静かに火を燃やすアルコールストーブは、野点の静かな雰囲気と相性抜群です。お湯が沸くのを待つ時間も、立派な儀式の一部になります。
- 折りたたみテーブル地面が不安定な場所では、小さなテーブルがあると安定感が違います。
- 和菓子羊羹や干菓子、あるいは行動食のドライフルーツなども抹茶によく合います。
楽しみ方は自由!作法に縛られない「自分流」野点
「茶道を知らないから恥ずかしい」と思う必要はありません。千利休の時代から、野点は「主客ともに楽しむこと」が本質です。
正座をする必要もありません。トレッキングパンツで岩に腰掛け、鳥のさえずりを聞きながらお茶を点てる。それだけで十分、立派な野点です。時には抹茶だけでなく、紅茶の粉末やラテの素を混ぜてアレンジしてみるのも、モンベル 野点セットという現代の道具を使いこなす楽しさかもしれません。
最近では、SNSで「#野点」というタグをつけて、絶景とともに一杯の抹茶を投稿する人も増えています。コーヒーセットに加えてこのセットを忍ばせておけば、仲間との休憩時間がより一層盛り上がるはずです。
まとめ:モンベルの野点セットで登山やキャンプが風流に!初心者でも本格お抹茶を楽しめる魅力
いかがでしたか?モンベル 野点セットは、日本の伝統文化と現代のアウトドアテクノロジーが見事に融合した傑作です。
軽量・コンパクト・頑丈という三拍子が揃ったこのセットがあれば、標高2,000メートルの稜線でも、川のせせらぎが聞こえるキャンプ場でも、そこがあなただけの茶室に変わります。
日常の忙しさを少しだけ脇に置いて、一服のお茶を点てる。その贅沢な時間を、ぜひ次の方のアウトドア計画に組み込んでみてください。モンベル 野点セットを開くたび、きっと新しい山の楽しみ方が広がっていくはずです。
次はどの山でお茶を点てますか?あなたの山歩きが、より風流で心豊かなものになりますように。

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