「登山中、ちょっと腰を下ろしたいけど地面が濡れている…」「キャンプで作業するのにちょうどいい高さの椅子がない」「フェスの待ち時間、立ちっぱなしはもう限界!」
アウトドアやイベントを楽しんでいると、そんな「あと少しの快適さ」が欲しくなる瞬間ってありますよね。そんな時に、バックパックのサイドポケットからサッと取り出せて、一瞬で特等席を作れるアイテムがあったら最高だと思いませんか?
今回ご紹介するのは、日本が誇るアウトドアブランド、モンベル(mont-bell)の隠れた名品モンベル トレールチェア 33です。
軽量コンパクトながら、絶妙な座面高で「立ち座りの楽さ」を実現したこのチェア。実際にどんなシーンで役立つのか、他のサイズと何が違うのか、その実力を徹底的に掘り下げていきます。
なぜ「33」なのか?サイズ選びで失敗しないためのポイント
モンベルのトレールチェアシリーズには、主に「26」「33」「40」という3つのサイズ展開があります。この数字は「座面の高さ(cm)」を表しているのですが、実はこの「33」という数字こそが、アクティブに動きたいユーザーにとっての黄金比なんです。
- 26サイズとの違い超軽量でコンパクトな26サイズですが、実際に座ってみるとかなり膝が深く曲がります。体力がある時はいいのですが、疲れている時の「立ち上がる動作」は意外と筋肉を使います。モンベル トレールチェア 26に比べて、33サイズは腰の位置が高くなるため、スッと立ち上がれるのが大きなメリットです。
- 40サイズとの違い座り心地だけで言えばモンベル トレールチェア 40が最も家の椅子に近く快適です。しかし、収納時の長さがネックになります。33サイズは多くの登山用バックパック(30Lクラス以上)のサイドポケットに収まるサイズ感に設計されており、「持ち運びのストレス」と「座り心地」のバランスが最も優れているんです。
「軽さも大事だけど、座った時の楽さも捨てがたい」というワガママな願いを叶えてくれるのが、この33サイズというわけですね。
わずか400g!驚きの軽さとタフな構造
モンベル トレールチェア 33を手に取ってまず驚くのが、その軽さです。スタッフバッグを含めても約416g。これは500mlのペットボトル飲料よりも軽い計算になります。
これだけ軽いと「強度は大丈夫なの?」と不安になるかもしれませんが、そこは信頼のモンベルクオリティ。フレームには航空機などにも使われる高強度なアルミ合金を採用しています。
- 3本脚(トライアングル構造)の秘密このチェアは脚が3本という特徴的な形をしています。4本脚の椅子は平らな場所以外ではガタつきやすいのですが、3本脚はカメラの三脚と同じ原理で、凸凹した地面でも安定しやすいという特性があります。
- 耐荷重80kgの信頼性コンパクトながら静耐荷重は80kgをクリアしています。ドカッと勢いよく座るのは厳禁ですが、普通に腰掛ける分には大柄な男性でもしっかりと支えてくれる安心感があります。
5秒で設営!あらゆるシーンで「即座に」座れる機動力
このチェアの最大の武器は、何と言っても設営の速さです。
一般的なアウトドアチェアは、フレームを組み立ててから座面シートを被せる…といった手間がかかりますが、トレールチェアは「パッと開くだけ」で完了します。
- 登山の休憩に本格的な登山では、休憩時間は限られています。ザックを降ろさず、サイドポケットからモンベル トレールチェア 33を抜き出し、開いて座る。この一連の動作が数秒で終わるため、短い休憩でもしっかり脚を休めることができます。
- 写真撮影や釣りにシャッターチャンスを待つ時間や、アタリを待つ釣り。じっと待機するシーンでは、この「座面高33cm」が効いてきます。低すぎないので前傾姿勢が取りやすく、作業性が非常に高いんです。
- 行列やイベント待ちにテーマパークや人気ショップの行列、野外フェスの入場待ち。地面に直接座るのが憚られる場所でも、このチェアなら場所を取らずにスマートに座れます。収納状態がスリムなので、混雑した場所でも周囲の邪魔になりにくいのが嬉しいポイントです。
長時間座っても疲れない?ちょっとしたコツで快適性アップ
背もたれがないスツールタイプの椅子なので、「ずっと座っているとお尻が痛くなるのでは?」という懸念もありますよね。もちろん、ソファのような座り心地ではありませんが、工夫次第で快適性は格段に上がります。
- 「サドル座り」がおすすめ三角形の座面の頂点の一つを、股の間に持ってくるように座ってみてください。まるで自転車のサドルのように跨る形で座ると、骨盤が立ちやすく、太ももの裏への圧迫が軽減されます。
- 座面の素材感モンベル トレールチェア 33の座面には、厚手の600デニール・ポリエステルが使われています。伸びにくくしっかりとした張りがあるため、お尻が沈み込みすぎず、安定した姿勢をキープできます。
デメリットはある?購入前に知っておきたい注意点
非常に優秀なモンベル トレールチェア 33ですが、すべての人に完璧というわけではありません。
- リラックス用途には向かない「焚き火を見ながらお酒を飲んで寝落ちしたい」といった用途には、やはり背もたれのあるヘリノックス チェアワンなどのタイプに軍配が上がります。あくまで「アクティブな休憩」のための椅子だと割り切るのが正解です。
- 収納時の長さ収納時の長さは約43cmあります。20L以下の小型ザックだと、中に収納しようとすると少し頭が飛び出すかもしれません。外側のストラップで固定するか、サイドポケットを活用する前提で考えましょう。
メンテナンスと長く使うためのコツ
せっかく手に入れたモンベル トレールチェア 33、長く愛用したいですよね。アルミフレームは錆に強いですが、雨天時や泥の上で使用した後は、乾いた布でサッと拭いてから保管するのが鉄則です。
特に脚の接合部分に砂や泥が入り込むと、スムーズな開閉の妨げになることがあります。時々チェックして、汚れを落としてあげるだけで、驚くほど長持ちしますよ。
まとめ:モンベルのトレールチェア33を徹底レビュー!登山や行列で重宝する軽量椅子の実力は?
ここまでモンベル トレールチェア 33の実力を詳しく見てきました。
この椅子の本当の価値は、単に「座れること」ではなく、「どこへでも連れて行ける軽さ」と「一瞬で自分の場所を作れる機動力」にあります。
- 26サイズより楽に座れる
- 40サイズよりスマートに持ち運べる
- 500mlペットボトルより軽い
この絶妙なバランスこそが、多くのハイカーやアウトドア愛好家に支持される理由です。一度この便利さを知ってしまうと、もうトレールチェアなしでの外出は考えられなくなるかもしれません。
登山道のベンチがいっぱいだった時、長い行列に絶望しそうになった時、あなたの背中にあるモンベル トレールチェア 33が、最高の休息を提供してくれるはずです。
次のお出かけのお供に、この小さな相棒を選んでみてはいかがでしょうか?あなたのフットワークが、もっと軽く、もっと自由になることを約束します。

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